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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#134)。

今日は立花孝志代表の恋人で美人司法書士の加陽麻里布さんが足立区に立候補した時に、そもそも足立区に住んでいなかった問題について、「足立区に住んでいなければ立候補できないのは憲法で保障されている居住の自由に反する」として訴えたそうなのですが、加陽麻里布さんの敗訴が決定したそうです。選挙に続き、裁判でも連敗記録を更新中の立花孝志代表。それでも立花孝志代表のことを信じてしまうのは、リアルに洗脳されてしまっているのかもしれません。


■ 堀江貴文さん、立花孝志代表に苦言

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先日、意気揚々と堀江貴文さんが主宰するミュージカルに出演していた立花孝志代表。美女たちに囲まれながら歌も披露したそうですが、そのミュージカルの舞台裏で、堀江貴文さんから立花孝志代表に苦言を呈されていたことが明らかになりました。おそらく、やまもといちろうさんの記事のことだと思いますが、堀江貴文さんが疑惑のあるお金の集め方をしているNHKから国民を守る党の広告塔になっていると書かれたことで、堀江貴文さんのスポンサーにも迷惑がかかっているといい、どうにかしてほしいと言ったのでした。このダメ出しに対し、立花孝志代表のリアクションは「でも、30分で集まったからさぁ」で、小学生の屁理屈みたいなことをヌカしていたのですが、いよいよ堀江貴文さんが距離を置き始めようとしているのが透けて見えました。新庄剛志選手には「無いっす!」とキッパリ出馬を拒否され、メンタリストDaiGoパイセンからは「面白くない」とバッサリ切られたかと思ったら「借金をして認知能力と判断能力が低下している」とまで言われ、最後はホリエモン様から「スポンサーに迷惑がかかっている」と言われる。ホリエモン様から捨てられたら生きていけない立花孝志代表は、とりあえず通帳には3億4600万円あるので、すぐさま美人司法書士の彼女と一緒にホリエモン様の舞台を観に行き、「面白い!」と大絶賛していたのでした。

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実際、堀江貴文さんに広告塔になる気があったかなかったかは別にして、とりあえず起こっていることだけを見れば、堀江貴文さんは十分に広告塔として機能していたと言えます。なにしろ、立花孝志代表はあの東大出身にしてライブドアの社長だった堀江貴文さんに「頭が良すぎてヤバい」とお墨付きをもらった男として振る舞い、ビジネスのセンスにおいても堀江貴文さんと互角の戦いを繰り広げられる男を演出してきたからです。堀江貴文さんには粉飾決算だったものの、一応はライブドアを大きく成長させた実績があり、著書やメルマガ、オンラインサロンなどが成功していることを考えれば、やはり成功の実績のある人だと言っていいと思います。だから、堀江貴文さんが何かをしようと言った時に投資する人がいることは何も不思議ではありません。しかし、立花孝志代表に何か一つでも実績があるかと言えば、何一つ実績らしい実績はありません。何かビジネス的なセンスがあるのかと言えば完全なる未知数であり、新馬戦も走っていない馬がいきなりG1レースに出走すると言っているようなものです。普通は新馬戦も走っていない馬がいきなり出走すると言い出しても、「まず無理だ」と考えるのが一般的ですが、過去に堀江貴文さんが発言した「頭が良すぎてヤバい」をいろんな所で言って回り、レコードで言えば音が出なくなるまでこすりにこすりまくり、まるで堀江貴文さんに投資するかのごとく宣伝をして、3億4600万円もの大金を集めたのです。もはや堀江貴文さんの意志とは関係なく、ガムで言えば味がしなくなるまで噛み倒し、広告塔として最大限に利用してきたのが立花孝志代表なのですから、今さらホリエモン様がダメ出しをしたところで、完全に手遅れとしか言いようがありません。なにしろ、口を開けば「俺はホリエモンにお墨付きを得ているんだ」という話をしていたのですから、これから巨額のマネーが泡にしようとしている人たちの中には、堀江貴文さんを信頼してお金を貸したという人もいることでしょう。堀江貴文さんは明らかに広告塔として利用され、ヤバいお金の集め方に加担してしまっていると言えます。堀江貴文さんがダメ出しするのも当然かなと思います。


■ 今年最後のN国党総会ウォッチ(#1)

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昨日は今年最後のN国党の総会があり、またいろいろとお金の話をしていましたので、お金の流れも含めてゴリゴリにウォッチングしている我々としては、約2時間ある総会の動画を最初から最後まで見なければならないと思っています。冒頭は4月18日・19日に行われる「ニコニコ超会議」に政党として出展してほしいというオファーが来ているという話を喜んでしていました。1コマ30万円で、最低でも3コマは必要なので90万円。ステージまで組もうとすれば1000万円くらいはお金がかかるが、これに出展しようというのです。冒頭からアホのオイニーがプンプンしちゃっているわけですが、立花孝志代表、久しぶりに来たオファーに嬉しくなっちゃっていました。「お金を出して出展してほしい」というのはオファーではなく、通常、人はこれを「営業」と呼ぶわけですが、党員の前で「出してほしいと言われたらなぁ」と言ってしまうのが立花孝志代表です。僕が党員だったら「我々は今、そんなものに出展している場合じゃありません。一刻も早く借金を返してキレイな体になりましょう!」と提言しているところですが、NHKから国民を守る党は、うだつの上がらないアホの集団なので「さすがは立花代表、人望がある!」にしかならない上に、立花孝志代表の独裁政治をマンセーしている政党なので、「もう90万円を払うことは約束した」と言われてもノーリアクションです。今のところ、「立花孝志と写真を撮るだけでも相当な需要がある」と言い、「3コマでは足りないんではないか」とまで言っていました。4月だと主役がシャバの空気を吸っているかどうかがわからないのですが・・・。

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さて、立花孝志代表はこの会合でまたとんでもない発言をしていました。来年からは「過激路線を控える」と言ったはずでしたが、新しい脱税のスキームを考え出しました。政党に寄付をすると税金が控除されるので、「500万円を政党に寄付してくれたら500万円をそのまま返す」と言い出しました。「法律の専門家」のくせに、こういう胡散臭い話を堂々と語ってしまうのは、やまもといちろうさんにもチェックされるし、僕にもしっかり記録され、今後、マスコミの皆さんやマルサの皆さんがログを辿ろうとした時の参考になります。YouTubeではなく、文字で残しておくというのは面倒臭いけど、とても重要なことなのです。あとで検索できるようにもなりますし。誰かが面倒臭いことをやらなければならないので、僕がボランティアのつもりで粛々とウンコ掃除をしているんですよ、皆さん。

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さて、立花孝志代表のロジックをまとめると、普通の人は脳味噌がアハッ!ってなっちゃいます。立花孝志代表に言わせれば、これを理解できないのはオマエの頭が悪いんだということなんですが、頭が悪いのはどっちなのでしょうか。

「要は、個人、国民個人が政党に寄付をすれば、寄付をした個人の税金はグッと安くなるっていう制度なんですよ。まあ、いわゆる節税ですね。で、議員の方は今、党に寄付をしていただくことはもちろん義務付けていないんですけども、実質、今年は130万円の寄付をいただいていますけども、で、来年以降はですね、ぜひちょっと寄付をしていただきたいというお願いなんです

やっぱりNHKから国民を守る党の党員は、立花孝志代表のATMです。今年は既に130万円を上納していますが、来年も上納してほしいと言い出しているのです。N国信者から3億4600万円以上のお金を集めておきながら、まだ党員からお金を寄付させる。これはどういうことなのか。

「寄付をするって聞いたら何か金をよこせみたいになるから、またYouTube炎上するかもしれないんですが、あの、仮に500万円寄付していただいたら500万円支部に返します。これ公に言ってますから、ちゃんと。要は合法的な節税です

オマエが「合法的」と言って、本当に合法的だったことがないんですけど、それと利息のつかない借金と何が違うんでしょうか。しかも、500万円貸して、自由にならない形で500万円返されても困るという話で、利息がつかなくてもいいから、そのまま返してくれよって話です。「商品券で返す」と言っているのと不便さでは変わりません。

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「ただ支部に500万円返すということは、支部の領収書は必要ということになります。意味わかります? 個人でもらった給料は、いわゆる議員報酬って、今は皆さん800万円から1100万円ぐらいもらってると思うんですけど、それは領収書いらないでしょ? 何に使ったかって報告しなくていいじゃないですか。その代わり、支部でのお金って報告義務があるので、その差ぐらいです

いや、その差はめちゃくちゃデカいだろ、バカタレ! 「そうか、大した差じゃないなぁ」じゃないんですよ。個人のお金ならパチンコ行こうが、ソープに行こうが自由かもしれませんけど、領収書付きで政治に関することに使わなければいけないんだから、その時点でめちゃくちゃ制限されたお金になって返ってくるってことです。「意味わかります?」じゃねぇんだよ。オマエが意味わかってるのかって話です。

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「で、どういうメリットがあるか。党に、まず党のメリットは、皆さんから寄付を500万円、べつに100万円でも50万円でもいいんですけど、皆さんから、議員さんから寄付を受ける。うちは議員さん以外にもらわない。これはこれから当選してる可能性のある人でも全然かまわないですし、28人以外の人でもかまわないです。あの寄付をしていただいた、もらうと、うちはそのもらったお金をそのまま支部に渡すから、金銭的なプラマイは全然ないんですよ、党本部は。ありません。ただ、お金の性質が変わります。で、なぜこれを変えなきゃいけないのかって言うと、えー、もらった寄付は利息に充てられるんですよ、借入金の。そのお金は利息に充てれます。で、支部に払ったお金はそのまま政党交付金をいわゆる領収書として出せるんですよ。だから、党としてはプラマイはありませんけども、いわゆる今、4億5000万円貸してくれてる人に対しての利息として返せるっていう資金の名目が返還されるっていうメリットが党本部にあります。で、皆さんの方は思いっきり税金が安くなります」

立花孝志代表はゴチャゴチャ言っているんですが、これ、一言で簡単に説明すると、党員の皆さんに「寄付という名目の無利子の借金をさせてくれ」とお願いしているに過ぎません。党員からの寄付で借金した分の利息を返し、そいつには政治目的にしか使えない政党交付金でお金を返したことにして、どうにかやりくりしたいっていう話です。結局、立花孝志代表が無駄に借りた借金の利息が大変なので、党員からの無利子借金でどうにかする話になりました。N国党員、マジ、鴨リンチョ! 今、この世で一番「神ってる」ではなく「鴨ってる」です。鴨が葱を背負って右手に鍋、左手に昆布です。

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いくら税金が安くなると言ったって、寄付したお金が返ってくるとは限りません。そもそも借金の利息の支払いに使っちゃったら、そのお金はなくなってしまうわけで、その巨額の利息は本来、払わなくてよかったはずのお金です。そもそも借金をしなければ利息も発生しないわけですから、払わなくていいお金を払うために党員からお金が徴収されているのです。最終的にリスクを背負うのは立花孝志代表を信じてついてきた「N国党員」だということを知っていただきたいものです。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

今日、えらいてんちょうさんが僕と同じようなパンフレットの送り付け被害に遭っているというので、ちょっと話をしてきました。もしかすると同一犯人の可能性がありますので、今後、パンフレットの問題については連携して解決に導きたいと思っているところです。


※お詫びと訂正

個人で寄付できる上限の金額について、NHKから国民を守る党は国政政党になっていますので、2000万円であることがわかりました。なので、記事の誤りを修正しております。

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