見出し画像

【選挙ウォッチャー】 白子町議補選2021・分析レポート。

6月1日告示、6月6日投開票で、千葉県の白子町議補選が行われました。大激戦の白子町長選と同時に行われた選挙ですが、欠員1に対して立候補したのは2人。町長選と同様、こちらも町を二分する選挙となり、なんと、一騎打ちの選挙なのに「1票差」で決まるという大激戦中の大激戦となったのでした。任期は約2年半で、これは町長選に立候補する石井和芳さんの穴を埋めるための選挙だったのですが、こちらもなかなか面白い選挙でした。

画像1

梅沢 哲夫 69 元 林和雄さんと連携
大塚 貴充 48 新 石井和芳さんと連携

現職町長を支える立場として立候補したのが梅沢哲夫さん、新人の石井和芳さんを支える立場として立候補したのが大塚貴充さん。梅沢哲夫さんはベテラン町議であり、2019年の町議選で惜しくも5票差で敗れ、唯一の落選者となっていました。一方の大塚貴充さんは、今回が初めての挑戦となっていますが、バックについているのは地元の老舗ホテル。地盤は意外としっかりしていると見ました。さっそく両候補を検証していきましょう。


■ 東京の高級ホテルが激安になっている

新型コロナウイルスの影響で、東京に観光に行く人はほとんどいなくなってしまったため、1泊7~8万円が普通だった東京の高級ホテルが、今、半額以下のプライスで宿泊できることが話題になっています。とうとう「GoToトラベル」よりも安くなってしまったと言われていて、ペニンシュラホテルが36時間ステイで3万円、リッツカールトンが朝食と1万円券がついて4万6000円、シャングリラ東京が2万7000円、ハイアットリージェンシー東京が9200円など、めちゃくちゃな金額です。驚くべきは、これらはすべて2人分の価格。もはや、このチャンスに泊まりに行くしかないと思えるぐらいの価格崩壊が起こっています。東京でコレなので、地方のホテルはもっと酷いことになっていると思いますが、これを解決するためには中国や台湾レベルの鬼検査と、一時的な治療薬の承認と推奨しかありません。立花孝志が感染した際も、カロナールと漢方薬しか出されておらず、イベルメクチンやカモスタットが処方されることはありませんでした。それで、どんどん悪化して病院のベッドを占拠するまでに至っていますので、打つ手のない日本の初期治療をどうにかしなければならないことは間違いありません。ただし、それは黒川敦彦のような「鼻にワサビを塗る」ではないことが確かです。早くみんなで旅行に出かけられるようにしたいです。


ここから先は

4,049字 / 9画像

¥ 150

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。