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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#371)。
先日、NHK党の副党首だった大橋昌信がYouTubeに動画をアップし、NHK党を思いっきり批判していました。主たる内容は「NHKの被害者を守るために立ち上げたはずの政党なのに、肝心のコールセンターなどのサービスが縮小されているじゃないか!」という話なのですが、おそらくこうなっている原因は「お金がないから」で、尊師・立花孝志を直接問いただすのが一番ですが、ぼちぼち首が回らなくなってきているのではないかと思っています。
そんなNHK党の懐事情を探る上でも、今回のように政治資金収支報告書を検証することは大切です。さっそく皆さんと一緒に見てまいりたいと思います。
■ ガーシーこと東谷義和、除名に一直線
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とうとう参議院から「ガーシー」こと東谷義和に対し、正式に文書で質問が届きました。「どうして一度も国会に登院しないのか。その理由を説明せよ!」というものですが、アホの尊師・立花孝志が東谷義和に代わって回答をしているのですが、その回答がダチョウ並みの頭の悪さに仕上がっておりました。
「欠席の理由について。参院選において、アラブ首長国連邦ドバイから一度も日本に帰国せず、SNSを利用して、当選しても日本へ帰らず、海外で政治活動をしていくと公約の一つに掲げ、28万7714票をいただいて当選をした。現在も公約通り、海外でSNSを利用して、政界・経済・芸能、あらゆる問題の不正を暴露し、裁いていくことで、この国の不満を一つ一つ解消していきたい。これが私に投票していただいた皆様との約束であり、理解をいただいている。誠に心強い限りであり、NHK党と私にご支援いただいている皆様に感謝している。これからも海外から国会議員の仕事が可能であることを徹頭徹尾実践していく」
まず、大前提として、大きな嘘があります。
ガーシーこと東谷義和は、参院選で「議員には不逮捕特権があるので、特権を使えば逮捕されずに国会に出席できる」と言っていました。当選しても登院しないとは言っておらず、むしろ、当選したら「このままの調子で岸田首相にも質問したる」と息巻いていたほどです。なので、我々が「不逮捕特権が使えるのは国会会期中だけであり、帰国するのは不可能だ」と批判をしていたほどです。
また、国会議員は「国会に出席すること」が仕事であり、さまざまな審議にタイムラグなしで、決められた持ち時間の中での議論が許されているものです。国会議員とは、海外から仕事をすることは不可能な業種であり、これはある意味、サッカー選手が「家からウイニングイレブンで参加する」と言っているようなものです。また、暴露は国会議員にならなくてもできることなので、国会に出席しながら空き時間に好きなだけ暴露をしたらよろしいのです。税金泥棒でしかないアホは、とっととやめちまえ!
「また、来年帰国して通常国会に出席することを考えているが、時期については未定である。理由は、不正の暴露について、情報の精査を慎重に調べ上げ、発言しているが、私の暴露に批判的な者、また、名誉毀損ではないかと騒ぎ立てる者がいることから、不当逮捕、不当勾留があるのではないかと危惧している」
ここまで来ると、脳味噌が沸いているとしか思えません。
もし名誉毀損で逮捕されるとするならば、それは「名誉毀損をしているから」という理由であって、「名誉毀損をしているのではないかと騒いでいる人がいるから」ではありません。はっきり言って、外野がどれだけ騒ごうと逮捕されるかどうかには一切関係がありません。
そもそも警察や検察は、議員を逮捕することには非常に慎重で、非常に消極的なので、少なくとも「不当逮捕」ということはないでしょう。もし逮捕される時には、ガッチガチに容疑が固まっている以外のナニモノでもありません。そして、ガッチガチに容疑が固まっている人間が逮捕されるのは、不当でも何でもないというシンプルな話です。
「さらに、SNS上に殺人をほのめかす脅迫、攻撃的な書き込みを受けている。現に、安倍晋三元内閣総理大臣襲撃事件、特に、宮台真司教授襲撃事件は、宮台教授の表現に対するアンチから、殺害予告が届いたと報道されていた。断固許すことのできない卑怯な、卑劣な行為だ。私も日々、警戒心を強く持ち続けている。もし帰国しても、果たして大丈夫なのか。不安が解消されれば国会へ出席したいと考えている。そのためにも私の身に危険が発生した場合は、石井準一議会運営委員長が先頭に立って、参議院から検察庁、警視庁へ安全確保の協力要請をしていただくことをお約束願いたい」
攻撃的な書き込みも何も、自分は攻撃的に暴露をして、性のアウティングまでしているわけですから、「他人を攻撃しても、自分は攻撃されたくありましぇん」という話は通用しません。
もちろん、東谷義和のようなクズでも、暴力で何かを解決しようという話が認められるはずはありませんが、実は、身の危険が発生しているというのは暴露によるものではなく、テメエが「リアル闇金ウシジマくん」だからではないでしょうか。もはや政治思想や暴露と関係ないところで、テメエの身が危ないだけだと思います。都合良く守ってもらおうとしてんじゃねぇ、東谷!
「帰国した際は、まず議運委員会へ出席して、皆様の質問に直接お答えしていきたい。また、いつでも要請があれば、ドバイからリモートで同委員会へ出席したい。認められなければ、電話での対応もお願いしたい。ぜひ文章ではなく、デジタルを利用して直接話すべきだと切に願う。最後に、衆議院議員にはない良識の府、参議院議員で最初にリモート国会を実現しようではないか。合わせて議員運営委員会の皆様のご協力をお願い申し上げます」
尊師・立花孝志は、アホなので「なぜ文書なのか」を理解していません。尊師が三度のメシより大好きな裁判で、証拠の資料を文書で提出せず、口頭オンリーで対応しないことを考えれば、いくらアホの尊師でも理解できると思いますが、文書にするのは「デジタル化できていないから」ではありません。「リモート国会を実現しよう」などと言っていますが、そもそも「リモート国会」というのがアホの発想なので、良識の府であるほどに「リモート国会ではない」という結論になります。
結論から言うと、「良識の府にアホが入って来るな!」ということにしかなりませんので、NHKに土下座交渉をするようなケツ舐めアナル政党のNHK党は、とっとと潰れるべきだと思います。
■ 令和3年度・政治資金収支報告書の検証⑥
これまでずっと政治資金収支報告書を追いかけてまいりましたが、今日が一応の最終回となります。前回は「徴難」がたくさんあって、さらには謎の高級フレンチなどがあって、それなりに面白かったのですが、今回は必要な経費すら計上していないので、ほとんど無駄がなく、あんまり面白い話にはならなかったという印象です。
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84ページは、総務省から返金を命じられた24万9990円です。
これは、特にペナルティー的なものではないので、あまり楽しくありません。NHK党全体で言えば、さほど大きな額でもないため、ダメージにもなっていません。全額返金になるぐらいのインパクトが欲しいです。
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立花孝志に1680万円、マツコ・デラックス被害者の会に7万3000円を貸したことになっています。額は少ないですが、「マツコ・デラックス被害者の会株式会社」なるものに見込まれる収入はないと思うので、これが返済される日が来るのだろうかという話になります。
日頃からポケットマネーでいろいろなものを支出している尊師・立花孝志ですが、なぜこれだけ党の支出にしたのかがわかりません。機会がありましたら、ぜひ聞いてみることにしましょう。
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相変わらずアホなので、大きなバッテンのページが続きます。こうなってしまうのが「NHK党」の特徴です。まともに政治資金収支報告書を作ることもできやしません。
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ここまでのところは、各支部に支払った政党交付金の分け前です。
1回の分け前で2195万円を払っていたということになりますので、年間にすると1億円くらいは党員への分け前で消えていることになってしまいます。NHK党のランニングコストを削減することはできません。
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さて、党から尊師・立花孝志には1億2955万5000円の借金があります。かねてから指摘していますが、尊師・立花孝志には収入らしい収入がありませんので、一体、どのように返済するのかという問題があります。立花孝志ひとり放送局株式会社も同様です。
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そして、これが「カモリスト」です。
いくつか消されている人がいたり、立花孝志や浜田聡も党にお金を貸している人ということになっているので、ざっくり200人くらいの債権者がいるということになります。
ポイントは、この中に1000万円を上回る個人が複数いるので、この人たちは「寄付」という扱いにはできなくなっています。特に4000万円を貸し付けている人は、寄付の限度額を大きく超えています。これは貸付以外のナニモノでもありません。尊師・立花孝志は、やがて「出資法違反」にも問われる可能性があることは、僕の著書でも指摘しています。
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ということで、監査を粟飯原美佳がしているという無能ぶり。おそらく何もわかっていないので、監査らしい監査は何もできていないと考えていいのではないかと思います。
先日、尊師・立花孝志を凸しまして、党のお金のことを聞いたところ、ポンジ・スキームに陥っていることを認めました。そのため、党のお金の検証については、今後もしっかりやっていきたいと考えております。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
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尊師・立花孝志は、党の口座にある残金が1億円程度であることを認めました。マガジンの冒頭を振り返っていただければわかりますが、昨年の繰越金が7億7379万円で、入ってくる政党交付金が2億円であることを考えると、合計で9億7000万円ほどとなり、残金が1億円であるということは、ざっくり8億7000万円ほどを支出してしまっている計算です。
今年はこれ以外に、ガーシーこと東谷義和への成功報酬などの出費、顧問司法書士への増額されたお手当など、まだまだ支出が膨らむと見られることから、NHK党の破産が現実味を帯びてきております。
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