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【選挙ウォッチャー】 政治家女子48党・動向チェック(#1)。

 とうとう「ガーシー」こと東谷義和が、3月8日の参議院本会議での「陳謝」の懲罰にも欠席し、来週にも「除名」が決まってしまうのではないかと見られていますが、このタイミングで尊師・立花孝志が、とんでもないカードを切ってきました。
 なんと、尊師・立花孝志が党首の座を退き、新代表に女性N国信者の大津綾香を指名。政党名も「NHK党」から「政治家女子48党」に変更することになりました。
 なぜ、このタイミングで尊師・立花孝志が代表を退くのか。
 おそらく尊師・立花孝志はその理由を正直に話すことはできないのではないかと思いますので、真相がきちんと明らかになるのは、まだまだ先になりそうですが、ずっと「NHK党」改め「政治家女子48党」を観察し続けている僕たちには、なんとなく「こういうことなんじゃねぇの?」という見当がつくという感じです。
 そして、この尊師・立花孝志の代表の辞任は、まさに「NHKから国民を守る党」から脈々と続いてきた反社会的カルト集団の「終わりの始まり」になっていると思います。本当は皆さんと盛大にパーティーをやりたいぐらいの気持ちですが、はやる気持ちを抑え、まずは記事を書くことにしました。


■ 政治家女子48党・最新解説動画


■ なぜ尊師・立花孝志は代表を退いたのか

今度は「NHK党」の党首の座を放り出した尊師・立花孝志(引用元リンク

 尊師・立花孝志は、なぜ代表を退いたのか。
 その答えはけっこうシンプルで、「代表の仕事が面倒臭くなったから」だと考えています。これまで面倒臭い東谷義和とのやり取りなどがあり、取材に応じたり、毎日10件近くの苦情の電話を受けたり、統一地方選をどう戦っていくべきかを考えたり、こういうことに疲れたのだと思います。
 もともと尊師・立花孝志は、仕事ができない男です。船橋市議も、葛飾区議も、はたまた参議院議員も、どれも任期を最後まで務めることなく辞めていることからしても、立花孝志には「仕事を途中で放り投げる癖」があります。おそらくNHKの職員時代も似たようなものだったのでしょう。
 そんな矢先、YouTubeで愚痴る大津綾香を発見して、励ますつもりで電話をかける中で、「それなら代表をやってみるか」と提案したところ、事情を何も知らないアホの大津綾香があっさりと引き受けてくれることになり、ついに後継者が見つかったというところだと思います。
 尊師・立花孝志は、いろいろな人に代表の座を譲ろうとしてきたと思いますし、実際、記者会見の中でも「夏目亜季に打診したけど断られた」と明かしています。この時点で党の代表を誰かに譲りたいという気持ちになっていたことは明らかで、夏目亜季はズル賢いので「こんな借金ダルマの政党の代表になるのは御免だ」と断ったのでしょう。
 尊師・立花孝志としては、あまり「代表」である必要はなく、党の財布を握ることさえできれば、党の運営について考える必要はなくなり、いろいろな調整からも解放されます。それより党の資金を使って、いろいろなビジネスに挑戦し、そこで成功して巨額のマネーを手に入れて、ワンチャン、それで借金が返済できたらいいと考えているのでしょう。しかし、尊師・立花孝志は「無能」なので、ビジネスがうまく行くことはありません。ビジネスをするには、あまりに世間を知らなすぎるからです。


■ これから大津綾香が背負わされるもの

 尊師・立花孝志は、「すべての権利を大津綾香に譲渡した」という形を取っています。大津綾香を代表としながらも、事実上の代表者は立花孝志であるという形を取ることだってできたのに、完全に身を引き、自分は事務局長になって、金庫番だけをすると言い出しているのです。
 以前、尊師・立花孝志は「11億円の借金は、あくまで代表者である立花孝志が背負っていて、書類上、この政党には立花孝志しかいないことになっているので、党員が借金を背負うことはない」と豪語していました。それでアホのN国党員たちも安心していたわけですが、このたび、すべての権限を譲渡した上で代表者が大津綾香になったということは、すなわち、すべての債務は形式上、大津綾香が背負ったことになるはずです。
 政治資金収支報告書にあるように、借金は立花孝志個人ではなく、党にあるため、代表者が変更されれば、その代表者が背負うことになり、大津綾香が背負うことになります。
 ただ、党が借金を返済できず、破産することになった場合、大津綾香が個人として責任を取らされるかと言うと、それはわかりません。「代表者なので代表に責任がある」と言っても、大津綾香が個人で返済できるとは、とても思えないからです。また、形式上は大津綾香が背負うとしても、債券を持っている人たちが「大津綾香が悪い」と考えるかという話もあります。おそらくお金を貸した人たちは、立花孝志に貸したつもりだと思うので、何の財産もなさそうな大津綾香に請求しても、ほとんど返って来る見込みはないと思います。仮に大津綾香が背負うことになっても、自己破産されてしまえば終わりだと思いますので、この問題、最終的に誰が泣きを見るのかと言ったら、「お金を貸した人が見る」ということになります。いよいよNHK党の終わりが見えてきて、すべての責任を大津綾香になすりつけて、立花孝志は逃げ出したというのが、この「形式」から見えてくるものです。

目黒区議選も絶望的な数字を記録しそうな大津綾香は人生で最大の困難を迎える

 もう一つ重要な指摘をしなければなりません。
 これから「NHK党」には、さまざまな裁判が起こされるのではないかと考えられます。俳優の綾野剛さんや「楽天」の三木谷浩史社長が、もし訴えるとなったら、尊師・立花孝志を個人で訴えるとともに、東谷義和や黒川敦彦など「政党」という単位で名誉毀損や威力業務妨害をかましたこともあるので、党を訴えるということが十分に考えられます。もし党を訴えることになると、その代表者は大津綾香ということになり、やはり形式上の責任を負わされることになります。
 おそらく大津綾香は「裁判」のことが分からないので、尊師・立花孝志にそのまんま投げることになると思いますが、実は、大津綾香の与り知らないところで巨額の弁護士費用が流れたあげく、賠償金まで支払わなければならなくなるだけで、大津綾香はよくわからないままハンコを押す、または、知らないうちにハンコを押されていることになるのではないかと思います。
 ちなみに、これまで僕がNHK党にされてきた威力業務妨害は、もちろん賠償されるべきだと考えますが、もしNHK党に対して裁判を起こそうと思った時には、立花孝志ではなく、その代表者たる大津綾香に向けて訴状を送らなければならないという話です。つまり、立花孝志はすべてを大津綾香に押し付けて、その責任から逃げ出したと考えられるのです。


■ 「政治家女子48党」は、政党支持率0%

 なぜ「NHK党」は、アホのN国信者たちにウケたのか。
 その理由は紛れもなく、尊師・立花孝志が「バカだから」です。もっと言うと、尊師・立花孝志が「面白いバカだから」です。まさに迷惑系YouTuberがもてはやされるのと同じ理屈でウケていたので、党首が大津綾香になってしまうと、「NHK党」の面白さはゼロになり、政党支持率もゼロになるという現象が起こります。
 実は、尊師・立花孝志は気づいていないかもしれませんが、ここ最近、海外逃亡中の詐欺師である東谷義和が「帰ってくる帰ってこない」をやっていたことで、あろうことか、NHK党の政党支持率は上昇トレンドにありました。多くの人が「はよ帰ってこい、そんで、逮捕されろ!」と思う中、N国信者になるレベルの極限のアホが「リモートワークの時代に国会に行くなんて時代遅れなんや! 老害ジジィの方がとっとと辞めろ!」と言い出し、帰国もせず、ろくすっぽ仕事もしない東谷義和の姿を見て、「ガーシーこそ時代遅れの日本を救ってくれる神!」となっていたのです。
 そのため、真面目に仕事をしている社民党の支持率が0.1%なのに対して、NHK党の支持率は0.4%もありました。しかし、その上昇トレンドも「政治家女子48党」なんてものに変わってしまったことで、すべてが台無し。どこの政党を支持しているのかを聞かれて、「NHK党です」は言いやすいかもしれませんが、「政治家女子48党です」は、めちゃくちゃ言いにくいです。N国信者になるような極限のアホは、「NHKの受信料問題を皮切りに、世の中のありとあらゆる古い価値観をぶっ壊してくれる政党なんだぜ!」ということで支持しているわけですが、「政治家女子48党」を支持しているなんていうことになったら、「ドゥフ、ドゥフ、ぼ、僕はカワイイ女のコたちが一生懸命頑張る姿に、元気と勇気をもらっているんです」と言っているようもので、まず「恥ずかしい」が先行してしまいます。
 多くの風俗に通っている男性に「あなたは風俗に行きますか?」と質問しても、涼しい顔で「僕は行きませんねぇ」と答えてしまうように、「政治家女子48党」を応援しているなんて、「キモいドルヲタですが、何か?」と言っているようなものなので、先程の質問に「はい、最低でも週に1回ぐらいは風俗に行きますね。あそこの店のローションプレイは最高です!」と答えられる変態紳士しか正直に答えられず、「支持政党を述べるだけで全力でキモい」というのは前代未聞です。

「NHK党」支持者が応援しにくい「政治家女子48党」は、終わりの始まり

 今のところ、統一地方選では現職勢を中心に「NHK党」のまま活動してくるのではないかと考えられますが、少なくとも、4月22日の衆参補選に立候補する人たちは「政治家女子48党公認」という形になります。
 しかも、千葉5区の織田三江は「女子」と呼べるかもしれませんが、山口4区の黒川敦彦、和歌山1区の山本貴平も「政治家女子48党」で立候補することになるため、西東京市議選で14票という悲惨な数字を叩き出したことでお馴染みの「14票ニキ」こと丸吉孝文のようなことになるのではないかと予想されます。もともと供託金が没収されるレベルで票が取れないと予想されているとはいえ、記録的な票の取れなさになる可能性があり、いよいよ滅亡に向かって突き進んでいます。


■ 「女性が票を取れる」は、間違いである

 昨今、いろいろな人が「女性は票が取りやすい」と言っていますが、実際は「女性が極端に少ないから票が取れるだけで、女性がたくさん立候補してくるようになったら、女性より男性の方が強い」というのが現実です。
 これは日本の社会に潜在的に残る「政治は男性がやるもの」というイメージが定着していることにありますが、それでも「女性が票を取りやすい」とされるのは、あまりに立候補する女性が少ないので、「目立つ」「ママさんの代弁者が1人しかいない」などの事情で当選しやすいだけです。
 そして、有権者が好むのは「女性であることをウリにしていない人」であり、この「女性であること」というのは、性別的な意味ではなく、いわゆる男性に媚びるかのような態度をしていないかどうかになります。男性に媚びようとするフェロモンを出している女性候補は、特に女性から嫌われてしまい、まったく票が伸びないのです。つまり、「政治家女子48党」というのは、選挙において、なかなか最悪なコンセプトであり、N国信者さえ「全滅するのではないか」と考えてしまうようなレベルにあります。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 これまで尊師・立花孝志は「国政政党の代表」だったため、NHKのような組織はともかく、僕のようなショボいジャーナリストが威力業務妨害をされたぐらいでは、いちいち刑事事件として取り上げてもらえないという問題がありました。
 しかし、3月8日からは、単なる一兵卒の金庫番に過ぎず、国政政党の代表ではなくなったため、刑事事件として問うかどうかを、いちいち上司にお伺いを立てる必要もなくなり、いつでも逮捕できるし、いつでも起訴できる身分になりました。なので、これから立花孝志の発言は、いちいち名誉毀損や威力業務妨害に問われ、せっかく持たせてもらったお弁当がなくなってしまうかもしれません。いずれにしても、尊師・立花孝志が「代表ではなくなる」ということは、我々にはメリットしかありません。

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