見出し画像

【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#211)。

国政政党の代表である立花孝志が、とうとう普通の日常を過ごしている一般人に対しても裁判を起こすと宣言していますので、急遽、緊急声明を発表することにしました。最近は選挙でも勝てなくなってきているので、話題にすることもないかと思っていたのですが、とんでもありませんでした。この反社会的カルト集団は、やはり「民主主義の敵」です。ごくごく一般的な教養のある人なら分かることが、立花孝志やN国党員、N国信者たちにはわからないということなのでしょう。例えば、安倍政権や菅政権に対し、一般市民が「死ね」と言ったとして、これがいちいち名誉毀損だとして罪になるのかという話です。確かに、人に向かって「死ね」なんていうのは良くありません。しかし、政治家というのは、その政策次第で人を殺すことになりかねない職業なのです。例えば、立花孝志のように「コロナはただの風邪」という政策を取ってしまった時には、日本でも多くの死者が出ます。あるいは、お客さんが来なくなって困っている企業に何の補償もしなければ倒産してしまい、借金で首が回らなくなって首を吊ってしまうような人が出てもおかしくありません。そんな政権に対して、市民が「死ね」という言葉を口にしたところで、そんなことがいちいち罪に問われてしまったら、それこそ北朝鮮や中国のような国になってしまいます。日本を中国共産党のような国家にしたいのでしょうか。立花孝志がやっていることは「NHKをぶっ壊す」ではなく、「日本の民主主義をぶっ壊す」です。こんな民主主義の敵とは断固として戦わなければなりません。


■ 【緊急声明】立花孝志と和解するべきではない

画像20

立花孝志が福永活也弁護士を代理人に立て、立花孝志に対する誹謗中傷をしてきた人間に対し、片っ端から名誉毀損の裁判を起こすとしています。政治家に対する批判を「誹謗中傷」と言っている時点で頭がおかしいですが、現時点ではIPアドレスがわかったに過ぎず、これからプロバイダーに情報開示を求めて裁判を起こし、そこですったもんだあった末に、ここで勝訴になって初めて本訴に移行します。ここからどれだけ本訴に移行できるのかが大変興味深いですが、こうやって一般人を合法的に脅すことで、どれだけ和解金を取れるのかをビジネスにしているようにも思えます。裁判を起こすと脅されている皆さんにとっては大変な恐怖だと思いますし、家族や会社に迷惑がかかったらどうしようと不安になっているのではないかと思います。しかし、冒頭に申し上げた通り、一般人が政治家に何を言ったところで、そんなものが名誉毀損として認められる可能性は極めて低く、困っている様子もなく嬉々としてYouTubeに動画をアップしている立花孝志は、本当に頭がおかしいと思います。それをサポートしている弁護士に対しても、僕は心底軽蔑しています。裁判を起こす相手は16人だと言いますが、この16人の皆さんに対し、僕は金銭面も含め、可能な限りのありとあらゆる協力をいたします。お気軽にご相談ください。もしかすると、立花孝志のイメージ戦略によって、僕のことを信用できないという人もいるかもしれません。その場合には、お近くの弁護士さんに相談してみると良いと思います。政治家が一般市民のSNSにいちいち文句を言って黙らせようとするのは「言論弾圧」でしかありません。そもそも僕を黙らせようとしていることが「言論弾圧」になりますが、それを一般人にまで拡大するやり方は、民主主義の根底を覆すものです。もし、こんなやり方を政権与党がやって来るようなことがあったとすると、これほど恐ろしい話はありません。もちろん、端っこに2議席を持つカルト政党にだって許されるはずがありません。立花孝志と和解することは、立花孝志と福永活也弁護士が仕掛ける「新たなビジネス」に加担することになると、僕は考えています。ここでビビった人が和解を求めて10万円でも20万円でも払うようなことがあると、それは反社会的カルト政党にお金を寄付するも同然です。暴力団にショバ代を払うのと同じです。そもそも和解する根拠がないのに、情弱を脅かしてお金を払わせようとしているに等しいと思っていますので、NHK集金人よりもよっぽど悪質です。


■ 日本第一党に喧嘩を売る立花孝志の狙い

先日、NHKから国民を守る党の代表である立花孝志が、日本第一党の桜井誠さんに対し、「果たし状」なるものを渡すため、閑静な住宅街の一角にある「日本第一党」の事務所に行き、近所迷惑も考えずに大騒ぎをして、警察が出動する騒ぎになりました。立花孝志は日頃からNHK集金人による悪質な訪問について訴えているはずですが、NHK集金人どころではないレベルの悪質な訪問をしている立花孝志は、NHK集金人をはるかに下回るクソ野郎です。改めて、この日本第一党に対する迷惑行為を解説します。

画像2

N国広報紙「東スポ」によると、立花孝志は10月7日午後2時過ぎ、日本第一党の事務所前を訪れ、「果たし状」なるものを渡そうとしました。しかし、日本第一党の事務所は「コロナはただの風邪」と訴える頭の悪いNHKから国民を守る党とは異なり、テレワーク化が進められているため、毎週火曜・木曜・土曜の週3日だけの開所となっています。立花孝志が訪れた7日は水曜日なので、事務所は定休日。こんなものは日本第一党のホームページを見ればトップページに書いてあることなのですが、休みの日を事前に調べるという基本中の基本ができない無能の立花孝志は、わざわざお休みの事務所に行って、近所迷惑も考えずに「桜井誠、出てこい!卑怯者!」とやっているわけです。立花孝志やN国信者たちの脳味噌の中では、桜井誠さんが事務所の奥でブルブル震えながら居留守を使っていることになっているんでしょうけど、実際は、そもそも桜井誠さんが事務所にいないという話です。こんなマヌケな話があったでしょうか。しかし、立花孝志は事務所の前で大騒ぎをかまし、とうとう警察が出動する始末。警察に事情を聞かれた立花孝志は「果たし状を渡しに行こうとした」と白状してしまったのですが、ガチでそんなものを渡そうとしたら決闘罪で逮捕される可能性があるので、「演出です」とヤラセを告白。さっきから勇ましいことを言っていたのは、あくまで演出で、本当は戦おうなんてことは微塵も思っちゃいないことを白状したのです。一番の卑怯者はどこのどいつでしょうか。そして、この騒動の一番の被害者は、日本第一党の事務所の近くに住んでいる一般市民の皆様ではないでしょうか。立花孝志の「演出」のために騒音を撒き散らされ、ずいぶんと迷惑な時間を過ごしてしまいました。日本第一党は極右的な一面があるので、反対側の思想の人が抗議をするようなことはあるかもしれませんが、今回、事務所の前でガタガタ言っていたのは「アホ」です。そこにイデオロギーみたいなものは何もありません。ただアホが騒いでいただけです。

画像2

どうして立花孝志は、わざわざ日本第一党の桜井誠さんにカラミに行っているのか。一つには、桜井誠さんがそれなりに数字を持っている人だからなのですが、イチャモンをつけて殴り合いに応じてくれそうな人だったら誰でも良かったのではないかと見ています。というのも、これがN国広報紙の「東スポ」に乗れば、一丁上がりだからです。立花孝志がやりたいことは、桜井誠さんとの決闘ではなく、「hatashiai」という堀江貴文氏の門下生みたいな人たちがやっているイベントの宣伝です。立花孝志は、このC級イベントの広告塔としてケンカを売りに行き、わざわざ事務所の前で果たし状を広げることで画を作っているだけ。よりによって国政政党の代表が、地方議席ゼロの政治団体に仕掛けているのです。こんなに頭の悪い話が現実に起こっているのが「日本」という国です。めちゃくちゃ基本的なことを言いますが、なぜプロレスや総合格闘技のようなイベントが成立しているのかと言えば、それは訓練に訓練を重ねたムキムキマッチョの超人たちが、リングの上で凡人には到底できない技を見せてくれるからです。サーカスを見て感動するのと同じように、鍛え上げた肉体、驚異の身体能力を存分に見せつけてくれるからお金を払う価値があるわけで、腹の出たメタボのオッサンがリングの上で何をしようと、そんなものは退屈でしかありません。仮に1人6000円の入場料を取って、100人キャパで60万円ほど。会場のレンタルやリングの設営、ラウンドガールのギャラなど、諸々の支払いを考えたら、たいした利益ではありません。安全に配慮してメディカルなんかを入れたら赤字になってしまうことでしょう。つまり、この「hatashiai」というイベントは、構造的に儲かりにくい仕組みになっていて、こんな退屈なイベントに格闘技好きのリピーター客が見込めるとは思えないので、常に関係者で埋めるようなイベントになってしまい、将来性はゼロ。こんなイベントをするぐらいだったら、過疎っているプロレス団体の再生をしてあげた方が、よっぽど世の中に役立つのではないかと思います。


■ これまでに届いているパンフレット

先日は、堀江貴文氏が犬笛を吹いたことで、餃子屋さんが営業停止に追い込まれてしまった話をお届けしましたが、こちらもパンフレットの送り付け被害は止まっていませんので、しっかりとお届けしてまいりたいと思います。

画像3

田園調布学園大学
マリノ名義。住所は「デマ石渡ハウス」となっている。9月22日に学校のホームページから直接請求したことになっていて、登録されている電話番号の下4ケタは「8444」となっている。

画像4

国士舘大学
義偉名義。住所に「石渡チダイ被疑者宅」となっている。9月20日に公式ホームページから資料請求されている。電話番号と学年、性別、生年月日の登録がある。

画像5

生活クラブ・スピリッツ株式会社
麻里布名義。2019年9月2日にホームページから資料請求している。過去1年の購入歴

画像6

日本外国語専門学校
えみり名義。3月24日に「ベスト進学ネット」から登録されている。

画像7

郵船トラベルクルーズセンター
2019年8月26日に登録されている。電話番号とメールアドレスの登録はありません。ログはすべて残っている。

画像8

東放学園
みか子名義。2月26日に「エービー進学ナビ」から申し込み。

画像9

越生自動車大学校
信一名義。5月5日に登録されている。

画像10

ポレスター東舞鶴駅北
貴文名義。分譲マンションの公式ホームページより6月7日に「イシワタリタカフミ」で資料請求されている。

画像11

日中学院
データ不明。

画像12

サンクレイドル三郷中央
貴文名義。6月2日に「アットホーム」のサイトから登録。

画像13

東京スクール・オブ・ビジネス
公美名義。6月14日頃に「これから進路」というサイトからの資料請求。姉妹校の東京デザイナー学院にも登録されている。

画像14

白百合女子大学
和泉名義。9月7日に「大学通信」という受験サイトからの申し込み。

画像15

プルームヌーベル武蔵野
「ホームズ」というサイトから「イシワタリ」という名前で3月21日に資料請求されている。

画像16

ザ・グランアルト札幌苗穂ステーションタワー
2019年10月10日に公式ホームページに資料請求をしている。登録されている番号は「080-3386-5896」。

画像17

ルネ南柏駅前
貴文名義。6月2日に「アットホーム」から資料請求されている。

画像18

ダイアパレス上所サウス
2019年10月10日に公式ホームページから登録されている。

画像19

ONEST TIME(後藤建設)
智夏名義。これまでにも送られていて、先日、郵送停止をお願いしていたはずだが、なぜか届いている。タイミング的な問題かもしれないので、今度も届いた時には再び郵送取り消しをお願いしてみることにする。

パンフレット問題について、いろいろと心配している人はいるかもしれませんが、着々と進めてまいります。こちらはこちらで粛々とやっていくだけです。冬になる前にどうにかしないと、寒くなっちゃうと面倒臭くなっちゃうので、早めに処理しましょう。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

NHKから国民を守る党というカルト政党は、確実に葬り去らなければならないと思っており、裁判費用も含め、いろいろとお金がかかりそうです。なるべく自分で賄えるように努力をしますが、もしお金が足らなくなってしまった場合には、皆様にご支援を呼びかけることがあるかもしれません。いずれにしても、日頃から皆様に「N国マガジン」や選挙レポートを買い支えていただいているのは、大変助かっております。ぜひ今後もご支援の程、よろしくお願いいたします。

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。