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【選挙ウォッチャー】 立花孝志の新型コロナウイルスのデタラメ解説。

日頃からデタラメなことばかり言っている立花孝志代表ですが、最近、新型コロナウイルスの解説なる動画をアップし、これがまた11万再生以上されています。かねてから言っていますが、バカはバカ同士、同じ周波数で共鳴してしまうので、バカの主張にコロッと騙され、「新型コロナウイルスは大したことがない!」なんて言い出し、最終的に「うつしてやる!」と言いながら飲食店をハシゴするバカが生まれることになりかねません。バカはどんな主張もバカだということを、皆さんに知っていただきたいと思います。


■ 立花孝志代表のデタラメ解説

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まず、立花孝志代表は自分の言葉に説得力を持たせるため、半年前まで国会議員をやっていたし、「NHK時代には記者もやっていた」とホザき出しました。国会議員をやっていたと言っても、国会議事堂の椅子に座ったのは数回ですし、何よりも「NHK時代には記者をやっていた」は、話を盛るにも程があります。また名誉棄損で訴えてくるかもしれませんが、受けて立ちますので、書かせていただきましょう。オマエ、記者じゃねぇだろ、バーカ!

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立花孝志代表は、「記者」「経理」「会長の秘書」ということになっていますが、少なくとも「記者」の線は消えています。その理由は、記者なら著名入りのニュースレポートが存在するはずですが、NHKに立花孝志という名の記者が書いたニュースレポートは存在しません。だいたい偏差値38の漢字が書けない高卒のオジサンができる仕事ではないので、あくまで「記者みたいな仕事をしたことがある」です。この動画の漢字も見てください。

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立花孝志代表の脳内では「記者」に変換されているのかもしれませんが、世間一般ではそれを「記者」とは呼びません。そこに大きな大きなギャップがあることは伝えておかなければなりません。しかし、世の中のバカは立花孝志代表の自称の肩書きに騙され、「立花さんが言うなら間違いない!」とホザいてしまうのです。話を盛らないと説得力を生み出せないオッサンの話なんて、一番の眉唾モノでしょうが! そして、デタラメおじさんの立花孝志代表、動画の冒頭でこんなことを言っています。

「元NHK職員で、NHKの中で記者もしておりました。経理がメインでしたけども、えー、その私、立花孝志がもうコロナウイルスに対して、もう、もうあまりにもバカげた情報をですね、あの、信じてこう、信じ込んでるっていうか、もうね、本当、ちょっといい加減にしろよというふうに思っていて、数字で見るコロナウイルスということで、数字で見ていけば、もっと皆さん、冷静になれるんじゃないかなということ」

ぶっちゃけた話、「経理をしていた」という肩書きも非常に怪しいものがあるんですけど、最初にツッコんでおきましょう。「いい加減にしろよ」はオマエなんだよ! バカなんだから無理して数字で解説するなよ! 無駄に長げぇ棒を持ちやがって! コイツがバカなだけで、現職の国会議員である浜田聡さんはちゃんと仕事をしてくれることを願うばかりです。

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立花孝志というデタラメおじさんは「日本では1日に3770人も死んでいて、新型コロナウイルスで死んだ人は約2ヶ月もあって、しかも全世界で4012人しかいない。ほら、怖くな~い!」と主張しています。この説明でなるほどガッテンしちゃっている人は、立花孝志代表と同じレベルのアホなので、ちゃんと反省してください。人は誰でも必ず死ぬので、寿命で死ぬことには文句がありません。しかし、新型コロナウイルスに限らず、こんなことでもなければ死ななかったはずの人が死ぬというのは避けなければなりません。これは誰もが共有している当たり前の価値観です。交通事故だって減らさなければならないし、自殺だって減らさなければならないし、殺人だって減らさなければなりません。若くして命が絶たれることがある「がん」のような病気だって、昔に比べてだいぶ治るようになってきたのは、死なないようにどうしたらいいのかを医師や研究者たちが考え、新しい治療法を生み出し、患者とともに闘ってきたからです。全員がちゃんと寿命を迎えられるような社会を目指す。これが「人間の知性」というヤツです。しかし、立花孝志代表は「反知性派カルト集団」の尊師なので、寿命で亡くなる人と新型コロナウイルスで亡くなる人を同列に考えています。「新型コロナウイルスで死ぬ人より交通事故で死ぬ人の方が多いのに、車をやめろとは言わないじゃないか!」と主張していましたが、飲酒運転は厳罰化されているし、車にはエアバッグが標準装備されるようになってきたし、高速道路で無駄にスピードを出すバカを捕まえて指導したりもしています。国会議員も、自動車メーカーも、警察も、交通事故死を少しでも減らすための努力はしているわけです。新型コロナウイルスで亡くなる人を少しでも減らそうとするのは、社会においては当たり前のこと。大規模なライブを自粛してもらったり、小中学校を閉鎖したりするのは、少しでも新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためです。新型コロナウイルスに罹ることがなければ天寿を全うできたであろう人が志半ばで亡くなるわけですから、これは絶対に防がなければならないのです。なのに、たった8つしかない公党の代表がこれだけ頭が悪いのです。世も末です。

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立花孝志代表は、新型コロナウイルスで亡くなっているのは高齢者で、高齢者はどうせ死ぬ。若くて健康な人は死なないんだから問題がないと主張しています。しかし、実際には20代でも生死を彷徨った人はいるし、高齢者の致死率は高いものの、若いから必ず死なないという保証はありません。すべては確率なので、確かに若い人の方が死ぬ確率は低いですが、それでも感染者が増えてくれば、若い人でも一定の死者が出ます。ましてや、医療崩壊を起こすようなことがあると、ますます救える命が救えなくなり、若い人でも死亡する確率が高まります。そうならないためにはどうしたらいいのかということで、今、世界中でいろんな人が知恵を出し合っているわけですが、アホが「インフルエンザと同様の対応でよし」などとデタラメを語り、そいつが11万再生もされてしまうもので、信じたバカが新型コロナウイルスを拡大させ、余計に人が死ぬという現象が起ころうとしています。ここまでのバカになると、存在そのものが害悪以外のナニモノでもありません。

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なぜ、メディアが新型コロナウイルスについて報道するのか。立花孝志代表は「儲かるから」だと言っていますが、日頃から桜を見る会や公文書偽造問題など、新型コロナウイルスがなくても報じるものがたくさんあり、企業の売上が減れば広告収入も減るという構造の中にあるメディアが、「儲かるから」という理由で新型コロナウイルスばっかりやっていると考えるのは、バカの発想です。景気が悪くなり、倒産する会社がたくさんある方がメディアは儲かりません。儲からなくなるけれど、報じなければならないから報じているのです。景気に左右されないのは、それこそNHKぐらいなものでしょう。さらに、感染者のインタビューをしたらいいじゃないかと言っていますが、今はプライバシーに配慮しているだけで、新型コロナウイルスに罹る人がもっと増えれば、メディアの取材に応じる人もたくさん出てくると思われるため、これからどんどん感染者のインタビューが報じられるようになるでしょう。バカというのは何をやってもマイナスに作用する人間たちなので、何もしなかったより悪い結果をもたらします。だから、バカにピストルを持たせてはならないのです。

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立花孝志代表はバカで無能なので、「感染しても治る」と主張しています。しかし、誰でも治るのであれば、こんなに問題になることはありません。治療法もない、治療薬もない、ワクチンもない、重症化する人がいる、インフルエンザよりも致死率が高い、80歳以上は21.9%が死ぬ、感染力が高いなど、無視できない要素がたくさんあるから世界中で問題視されているわけです。新型コロナウイルスを問題視しているのは日本だけではないし、アメリカをはじめ、世界の国々が国境を封鎖してまでどうにかしようと頑張っているのは、「感染して治らないことがたくさん起こっている」からです。世界のどこにも立花孝志代表のように放置しようという国はないことを見れば、どちらがおかしいのかは一目瞭然です。世界がおかしくて立花孝志代表の意見が正論だと思う奴は、洗脳されているか、猛烈なバカかです。

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最終的に、立花孝志代表は「新型コロナウイルスは神様が作ったもの。神様が作ったものに抗うと、本来の人間の活動ができなくなる」と言い出しました。こんなアホの主張に4500以上の「いいね」ボタンが押されているんですから、確実に新たなアホを生み出していると言えます。言うまでもありませんが、だらだらと長期化させてしまうのが経済においては一番のダメージなので、とっとと終息させて、とっとと元の経済に戻すことを最優先に考えるべきです。ここで抗わないと、死者や感染者がどんどん増え、長期的なダメージとなり、元の経済を取り戻すことさえ難しくなります。倒産して自殺する人が出る方が問題だと言っていますが、それを出さないためにも新型コロナウイルスを一刻も早く終息させなければならないのです。通常の活動をしながら終息させるのは不可能なので、放置すれば被害が拡大して倒産する会社を増やすことになってしまいます。立花孝志代表の理論が、この世で最も「バカ」なのです。

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さらに、立花孝志代表は「ブラックアウト(停電)しても困らない」などと言い出し、自分が子供の頃は団地が停電することなんてよくあったと言いました。テメエが暮らしていた貧乏な団地の話と、地域全体が停電になるブラックアウトを同列で語るデタラメおじさん。「停電しても自家発電が回るから大丈夫だ」と言いますが、それは電車の運転士が居眠りしても非常停止装置が作動するから大丈夫だと言っているのと同じです。事故というものがさまざまな偶然の重なりによって起こることを理解していないのでしょう。だから、バカに議席を与えてはいけないのです。もう一度言いますが、こんな奴が国政政党の代表で、年間1億円以上の政党交付金がジャブジャブと支払われているのです。最後に、デタラメおじさんの立花孝志代表が、とんでもなくアホなことを言っているので、この部分だけは書き起こしておきましょう。

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「これで異常にコロナを怖がってね、外出を控えたり、経済活動止めたりする人って、僕はもう『頭悪いんじゃね?』としか思わないんですよ。うちの党でね、来月、桜を見る会を新宿御苑で行いますけども、これをやることに対して批判をしてくる人とかね、もうそんなこと言うんだったら抵抗力つけとけと。インフルエンザのまずワクチンを接種して、日頃、適度な運動や十分な睡眠を取って、栄養をしっかり摂ればね、こんなのコロナウイルス来ても弾き飛ばすんですよ。健康な人は感染しないし、感染してもちょっと寝たらすぐ治る

「頭悪いんじゃね?」は、オマエなんだよ、立花孝志! そもそもインフルエンザと新型コロナウイルスは、まったくの別物なので、インフルエンザの予防接種をしても、新型コロナウイルスに罹るかどうかは、まーったく関係ありません。インフルエンザの予防接種をして罹りにくくなるのは、インフルエンザです。すぐ隣にいる現役国会議員が医者なんだから、それぐらい確認してこい、バカタレが! どんなに抵抗力をつけておいても、ウイルスが目、鼻、口などから侵入すれば健康な人でも感染するので、必要なのは睡眠や運動ではなく、手洗いやアルコール消毒です。新宿御苑にバカばっかり集まって、仮にテメエらバカ同士で感染するのは勝手にしたらいいですが、「その後に出歩いて感染を拡大するようなことだけはするな!」とは言っておかなければなりません。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

悲しいことに、この動画を見て「よく言ってくれた!」というアホが大量発生してしまっています。ありとあらゆることがデタラメのオジサンを見て、そこに説得力を感じていること自体が、既に間違ったバイアスがかかっています。経済活動を一刻も早く正常に戻すためにはどうしたらいいのかと言ったら、それは「恐れない」ことではありません。物理的に封じ込めることです。恐れないというのは、無策のまま感染拡大をさらに広げることになりますので、最も経済的なダメージの起こす方法です。バカが平場で物を語っている分にはどうでもいいですが、仮にも国政政党の代表がこれだけバカであり、それを同じ周波数の国民が選んでしまっている現状は、なるべく多くの人に気づいていただきたいと思っています。

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