【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#340)。
思えば、2019年の参院選は、7月21日に行われました。
それから河井案里さんが、ウグイス嬢に法廷上限を超える報酬が支払われている疑いがあると「週刊文春」が報じたのは、同年10月30日。あれだけ日本中を揺るがした歴史的な公選法違反事件も、世間に認知されるまでには3ヶ月ぐらいかかったことになります。広島地検が捜査に着手したことが報じられたのが12月28日なので、司直の手が伸びるまでには、なんだかんだで半年ぐらいかかったことになります。
以上の歴史を踏まえると、「NHK党」は年内いっぱいまで生き延びてしまう可能性があるのですが、いずれにしても「NHK党」の議席が消滅する可能性もゼロではありません。
こうなる可能性があることについては、かなり早くに指摘しているのですが、あまりに僕がマイナーすぎるため、このことが伝わっていません。最初に言っておかなければなりませんが、「NHK党」の議席が失われることになっても、それは何か大きな陰謀でそうなっているのではなく、ただ単純に尊師・立花孝志が「やらかしている」だけだということです。
■ 女性市議への暴露を宣言する立花孝志
この話はあまりに酷いので、無料でお届けしたいと思います。
参院選で東谷義和が議席を獲得したのに、「NHK党」の未来が明るくない。そう判断した上尾市議の佐藤恵理子が、尊師・立花孝志に離党を申し出たそうです。
佐藤恵理子は「地下アイドル」をしていましたが、地下1階や地下2階といった深さではないため、「マントル系地下アイドル」の愛称で親しまれてまいりました。それでも一応は芸能っぽい仕事をしてきた人なので、「芸能人の暴露話で票を取る」というNHK党のスタンスには、そもそも馴染まなかったと思います。ちなみに、荒川区議でマントル系地下アイドルの夏目亜季も、佐藤恵理子の行動にはある程度の理解を示すのではないかとも思いますが、こっちは常に隣にいたマネージャーを名乗る男性がゴリゴリのN国信者なので、どっぷりとカルトにハマっていて、離党はしないのかもしれません。同じ「マントル系地下アイドル」でも、佐藤恵理子の方が若干まともな感性を持っていたということになります。
さて、尊師・立花孝志は「来る者拒まず、去る者追わず」を公言しています。しかし、実際は「有能な自分を無能扱いして出ていく人が許せない」というクソメンタルなので、東谷義和に感化され、「これまでの佐藤市議のことをYouTubeで全部暴露する」と言い出しました。これを見ていただければわかりますが、NHK党は「カルト政党」です。普通は「女性に対して暴露をする」と言われたら、「やめといてやれよ!」と思うところですが、この政党を支持しているのは、40代・50代の負け組のオジサンばかり。当然ですが、このツイートに対するリプライは、酷いことになっています。
支持者たちからは「期待しています。正義の使者のようです」「女が脅迫だと言い始めたから念の為、他の議員に対応させた方がいい。党首には他にやらなきゃならに事が沢山あるし、正直、殆ど使い物にならないと思ってました」「今まで散々お世話になって置きながら、不義理を働く方には徹底的にやりましょう」「立花さんは国民目線ですね。 素晴らしいことです」といったコメントが寄せられ、批判するコメントはほとんどなし。これがNHK党を支持する者たちの標準的な知性だということです。まさにネットリンチを日常的にやっている政党だと言えましょう。
■ NHK党には堂々と公選法違反の疑いがある
NHK党は、参院選の政見放送で、明確に「1票を入れると、政党交付金が入るので、そのお金であなたの裁判費用や受信料を負担する」という趣旨の発言をしています。例えば、福島県選挙区から立候補した皆川真紀子の政見放送では、以下のように述べています。
NHK党は、政見放送で「あなたの裁判費用やNHKに支払う受信料に充てられる」と呼び掛けており、票を投じてくれれば、党が有権者にお金を出すと明言しています。そして、明確にNHK党に1票入れるように呼びかけています。
尊師・立花孝志は、裁判で連戦連敗の弁護士たちにアドバイスをもらいながら、これでもギリギリでセーフだと言えるロジックを組み立て、今回の参院選に挑んでいると思われます。しかし、かつて立花孝志が「スラップ裁判をしている」とドヤってしまったことで、それが証拠となって、世にも珍しい「スラップ裁判」と認定される判決に至っているように、今回も立花孝志の軽い口が原因で、このロジックは崩壊するかもしれないのです。
現時点では、その手の内を明かすことはできないのですが、いずれ皆様と共有することにはなると思います。とにかく、こんなことが許されたら、新たに生まれる第2や第3の「参政党」のような政党がマネをする可能性がありますので、ここで止めておく必要があると思います。
■ NHKに殺されるためのアホアホ作戦
尊師・立花孝志は、参院選の公約通りに「あなたのNHK受信料を肩代わりする」というサービスを始めました。この動画は約10万回以上再生されていますので、かなりたくさんのNHK受信料を支払いたくない人たちが請求書をNHK党に回すことでしょう。NHK党に投票したかどうかを証明することはできないため、別の政党に投票した人も、はたまた投票に行かなかった人たちも、NHK党に請求書を回せば、NHKから請求された受信料をNHK党が代わりに払ってくれるということになります。
このサービスは、請求書をNHK党の顧問司法書士である加陽麻里布に回し、加陽麻里布が不払いを続け、もしNHKから訴えられたら、その裁判の費用をNHK党が負担するというものです。うまくいけば、有権者がNHKに1円も払わずにテレビを楽しめることになりますが、最終的にどうなるのかは全然読めません。
NHKの立場からすれば、NHKの受信料を払わない人たちをまとめてくれているので、ある程度溜まったところで加陽麻里布に一括して請求すれば良いだけ。めっちゃありがたいはずです。各個人に一つずつ裁判を起こす手間が省け、貯まりに貯まった受信料を「払ってください」と言うだけで良いのです。6年間に受け取れる政党交付金よりも多いぐらいの金額を一括して請求すれば、NHK党は破産します。
おそらく、不払いの窓口を加陽麻里布にしたものの、加陽麻里布やNHK党では賄いきれないので、最終的に各個人に「払え」という話が来るだけなのではないかと思います。そうすると、これまで不払いであり続けたお金をまとめて請求されるので、ガッツリと数年分の受信料をまとめて払わされることになるのではないかと思われ、そんなことならコツコツと払い続けていた方が生活が楽だったのではないかということになりかねません。いずれにしても、受信料を支払わない人たちをまとめて肩代わりしてくれるサービスは、NHKにとってメリットでしかなく、尊師・立花孝志は「NHKにお金を払いたいのではないか」とさえ思っています。どこまでもNHKのことが大好きで大好きでたまらない「NHK党」という名前の政党の男です。
■ 東谷義和を訴えるための住所が爆誕
かねてから指摘をしていましたが、ガーシー大先生が爆誕したことで、参議院会館に素敵なお部屋が用意され、お部屋が用意されたことに伴い、自動的に住所が爆誕することになりました。あ、おめでとうございまーす!
ガーシー大先生に対しては、さっそく当選祝いの挨拶状を特別送達で送らないといけないと思っている方もたくさんいらっしゃると思いますので、ぜひとも東京地裁を経由して、ガーシー大先生に切手をいっぱい貼ったお手紙をお届けしていただければと思います。ちなみに、先日の総会では、ヘリウムより口が軽いでお馴染みの尊師・立花孝志が、ガーシー大先生の素敵なお部屋の番号をゲロっていましたので、住所が確定しました。
これまで浜田聡は403号室だったので、304号室が東谷義和の部屋だということになろうかと思いますが、これで「公示送達」という手段にはならず、東谷義和に対して、しっかりと裁判を起こすことできます。あえて餌をくれてやる必要はないので、どのタイミングでカードを切るのかは、それぞれのご判断によるところだと思いますが、東谷義和が議員を辞職しないうちに送るのが効果的であると思います。
ちなみに、どうでもいい話ですが、これまで304号室を使っていたのは森裕子さんということになりますので、森裕子さんが追い出されて、東谷義和が参議院議員をやっているというのが、現在の日本です。与党を厳しく追及する女性議員から、詐欺をして逃亡中の海外から名誉毀損をしているだけのクソに大幅格下げとなりましたので、日本が滅亡に向けて一直線です。
何はともあれ、東谷義和が議員であり続ける限り、トライストーンも楽天も、訴え放題に訴えられる環境が整い、さらには議員の歳費をきっちり押さえることができるようになりましたので、取りっぱぐれの心配は少なくなったのではないかと思います。クソに税金を流すよりは、被害者に1円でも多く回収してもらった方がいいのではないかと思います。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
今、尊師・立花孝志は、参院選で議席を取ったことを褒めてほしくて褒めてほしくて、いろんな人に電話をかけては対談を申し込んでいます。あまりに承認欲求の塊すぎて、あれから1週間以上経っても、まだ勃起が止まらないようです。
ただ、こうしている間にも、東谷義和のオワコン化が猛烈に進み、おそらくマネタイズは無理です。せっかく100万人以上の登録者数を持っていたYouTubeのアカウントがBANになり、新たにアカウントを作ろうと必死ですが、これも早々にBANされることでしょう。TwitterもBANされているので、およそ発信力は皆無になります。自身のアプリに客を誘導しようとしていますが、YouTubeもTwitterも使えないので、宣伝するためのツールが奪われた状態になっており、既に囲い込んでいる人以外、新たに客を取って来ることができなくなっています。
この夏は「新型コロナウイルスの第7波」と「統一教会と自民党」が話題の中心になると思われ、NHK党のことなんて忘れ去られてしまうかもしれませんが、これ以上、いろんな人が名誉毀損の被害に遭わないように、せめて橋本環奈ちゃんや浜辺美波ちゃんのことは、僕が守れるように水面下で頑張りたいと思います。ナイス・ジェントル!
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