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【選挙ウォッチャー】 新型コロナウイルス・最新情報(#65)。

僕は断固として新型コロナウイルスに罹りたくない人間なので、マスクを着用したり、手洗いをするだけでは満足できず、顔面にイオンバリアのスプレーを吹きかけ、お尻のポケットにスピリタスを突っ込み、外出先から家に帰ったら真っ先に風呂に入って全身を石鹸で洗い流し、鼻うがいとアイボンを欠かしません。選挙の取材をする時も、選挙事務所には「玄関までしか入らない」と決めていて、誰かと会う時は青空の下、誰かと一緒にゴハンを食べるようなことはしないし、密になっている飲食店は利用せず、会話が生まれがちな居酒屋やガールズバーのような所には行かないし、いくらイソジンが新型コロナウイルスに効くと言われても、超濃厚接触になってしまうイソジンを使うタイプのお店にも行きません。とにかく感染しないための努力は怠らず、ストイックに「選挙の取材」「原稿を書く」だけを繰り返し、一切の娯楽が排除された生活を過ごしています。早く日常の生活を取り戻したいと思うのですが、これはある意味、僕の中では戦争が起こっているのと同じだと思っているので、死にたくなければ危険な所に近寄らないのは基本中の基本なのです。その上で、あらゆる最新情報を集め、今後の行動方針を決めていく。新型コロナウイルスが爆発的流行を見せると、選挙の取材もできなくなってしまうわけですから、僕の生活もかかっています。だから、今後の見通しを立てる上でも、今、どうなっているのかを知ることは、とても重要なことだと思うのです。


■ せっかく第2波が収まるも、早くも第3波の予兆

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厚生労働省が発表しているデータを見ても分かるように、新型コロナウイルスの第2波は、第1波より大きかったものの、今は収まりつつあると言えます。しかし、第2波の山が大きいがゆえ、小さくなってきたとはいえ、第1波のピーク時と変わらないぐらいになってきたという話に過ぎません。ここで頑張れば、しばらく新型コロナウイルスの影響を気にせずに過ごせるかもしれないのですが、シルバーウィークの4連休は今までの自粛生活の鬱憤が爆発してしまい、新型コロナウイルスの流行前と同じぐらいか、それ以上の人出になっていたそうです。新型コロナウイルスの感染を防ぐためには、とにかく人との接触をなるべく減らす以外にないのですが、あれだけいろんな所で密になっていたら、それは「第3波」の始まりだと考えてもいいかもしれません。あれだけ暑かった夏が急に終わり、気候も一気に秋めいてまいりました。北半球ではこれからますます新型コロナウイルスが猛威を振るいやすい環境になってくるので、第2波以上に大きい「第3波」の襲来を想定しなければなりません。ようやくマスクやアルコール消毒液の値段が下がってきましたので、今が最安値と見て買い置いておくのも一考です。


■ アメリカでワクチンの最終の臨床試験が始まる

アメリカでは大手製薬会社によるワクチン開発競争が起こっており、ジョンソン・エンド・ジョンソンが最大6万人を対象とするワクチンの最終臨床試験を開始しました。最終段階の臨床試験に進んだのは、これで4社目となります。年末にも結果が判明する見込みで、もし効果が確認されれば、来年の早い段階でワクチンが出回ることになりそうです。アメリカでは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカも臨床試験を実施しており、強い副作用が出て臨床試験が中止されたものもありましたが、ワクチンの研究は猛スピードで進んでいると言えます。年内に終息することはあり得ないかもしれませんが、来年の夏には自由に歩き回ることができるようになるかもしれませんので、明るい希望を持って行動したいところです。


■ アビガンに重症化を防ぐ効果があるかも

日本発の薬ということで高い期待が寄せられていた「アビガン」ですが、かなり初期に飲めば、重症化を防げるかもしれないポジティブな研究結果が出たそうです。もし、この効果が正式に認められることになれば、無症状や軽症程度であったとしても、その段階で「アビガン」を飲んでしまうことによって、2割の重症化を防ぐことができるかもしれません。「アビガン」の副作用についてはわかっていない部分も多く、妊婦さんには投与できないこともあって、ホイホイと気軽に飲めるものではないということもあって、どんな薬であっても飲まなくて済むなら飲まない方がいいわけですから、そもそも新型コロナウイルスに罹らない方がいいという大前提は崩れませんが、重症化するリスクを防げるのは、今までよりマシかもしれません。まだ研究段階なので、確かなことは言えませんが、これはこれで歓迎できるデータなのかもしれません。


■ PCR検査の数は確実に増えつつある

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最近は、厚生労働省がPCR検査の実施件数を出すようになってきたのですが、一時期はまったくPCR検査ができていなかったものの、民間調査会社が動くようになって、PCR検査の数は飛躍的に伸びています。ここ最近は検査が増えて安心感が出てくるようになりました。これから価格がさらに抑えられて、簡単に検査できるようになったら、より経済を回しやすくなってくると思いますので、これもポジティブなニュースです。


■ 「若い人は大丈夫だ」というわけではない

最近の日本で広がりつつある価値観は、「若い人は重症化しないから普段通りの生活をしていても大丈夫だ」というものです。しかし、高齢者ほど確率が高くないだけで、若者であっても重症化するし、若者であっても後遺症に悩まされるかもしれないし、若者であっても死ぬ人は出ます。

アメリカのCDCの発表によれば、アメリカで確認されている新型コロナウイルスの感染者は約650万人で、関連死は約19万人。このうち、21歳未満の関連死は121人ということで、死者全体の0.1%に過ぎないわけですが、それでも確実に死者が出ています。121人のうち、25%にあたる30人は「基礎疾患のない健康な症例」となっていて、91人が基礎疾患を有していました。54人は2つ以上の基礎疾患を持ち、多かったのは慢性肺疾患(28%)で、肥満(27%)、神経発達疾患(22%)、心血管疾患(18%)となりました。

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21歳未満の致死率は0.02%と低いものの、1歳未満が多く、さらに年齢が上がるに従って死亡率も高まるというデータになっています。健康な小中学生は感染しても死亡するのはレアケースだと言えそうですが、このデータを見ても分かるように、高校生ぐらいから上がってきて、20歳になる頃には死亡率も高いということになります。もし「若い人は大丈夫だ」と主張するのなら、少なくとも20代や30代は「そんなに若いとは言えない」といことになるのではないでしょうか。韓国では、18歳から39歳の患者の4人に1人(正確には26%)に肺炎の症状があったという研究結果が発表されました。これは大邱啓明病院と大邱カトリック大学の研究チームの研究なのですが、2月18日から3月31日まで、大邱の6つの病院に入院した18歳から39歳の成人患者315人を分析したところ、無症状は32人しかおらず、全体の10.2%だけ。咳が52%、喉の痛みが26%、発熱が26%、鼻水が31%、筋肉痛が20%、悪寒が16%、下痢が15%などの症状がありました。315人のうち、83人は肺炎の症状が認められたといいます。アイルランドのセントジェームズ病院が行った128人の追跡調査では、長期の倦怠感が続いている人は52%に及び、初期の症状の重さとは関係なく、約半数の人に後遺症があることを示しています。こちらは若者に限ったデータではありませんが、いずれも「コロナはただの風邪」と呼べるようなデータではないと言えます。


■ 国民主権党によるソフトテロとの戦い

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新型コロナウイルスの終息に向け、世の中は確実に課題を克服しつつありますが、一方で、新型コロナウイルスに対する警戒感を落とすための活動をしている「国民主権党」のような政治団体が存在します。代表の平塚正幸については、NHKから国民を守る党の出身で、立花孝志に学んだ炎上芸で「悪名は無名に勝る」を実行し、これまでも週末ごとに「クラスターフェス」なるイベントを渋谷駅前などで開催し、社会に迷惑をかけ続けています。最近は「国民主権党」のことを「ソフトテロリスト」だと表現する人たちも現れて、ネット上では立花孝志より平塚正幸の方が話題になっています。平塚正幸は、これまで20回以上もYouTubeアカウントがBANされて、そのたびに新しいアカウントを作っては、アンチ国民主権党のネットユーザーたちによってBANに追い込まれるを繰り返し、「コロナはただの風邪」を訴え続けているわけですが、これまでにご紹介したデータをご覧いただけば分かるように、コロナはただの風邪ではありません。しかし、これを主張することによって党の会員が増え、会費を入るようになり、さまざまなグッズを販売することで、これもまた収益になる仕組みになっています。本人はお金が目的ではないと言うでしょうが、過激な主張を収益に結び付ける「炎上ビジネス」は、まさに立花孝志と同じなのです。そして、こうした活動は全国のアホの脳味噌を直接的に刺激し、「コロナはただの風邪かもしれない」と思ってしまう人を増やし、結果的に感染者が増えることにつながります。海外では同じような思想で「コロナパーティー」に参加した若者が命を落とすケースもあって、死ぬ間際に「後悔している」と言い残していたことも明らかになっています。少し調べればたくさんの悲劇に遭遇するはずなのに、それらをすべてぶっちぎって「コロナはただの風邪」と主張する人間は、致死レベルのアホだとしか言いようがありません。僕が「国民主権党」の平塚正幸の存在を伝えたのは、かれこれ2ヶ月近く前だったような気がしますが、まだ同じことを繰り返しているので、僕たちが戦わなければならないのは「コロナ」「アホ」の2つであるということをお伝えしたいと思います。


■ コロナ倒産は増加傾向にある

帝国データバンクによると、新型コロナウイルスの関連倒産の件数は500件を超え、9月23日時点で541件が確認されているということです。業種別の上位は、飲食店78件、ホテル・旅館55件、アパレル・雑貨小売店36件、建設・工事業34件、食品卸33件、アパレル卸22件など。地域別に見ると、関東地方が約4割を占めていて、地方より東京の一等地などで経営しているお店が大打撃を受けているようです。特に、銀座などの土地代が異常に高い場所は閉店が相次いでいます。東京商工リサーチが、今年7月から8月にかけて全国の中小企業9600社を対象にしたアンケートで「コロナ禍の収束が長引いた場合に廃業を検討する可能性がある」と回答した企業は8.5%もあり、これを全国の中小企業に換算すると、単純計算で30万社を超える廃業につながる可能性があり、日本の経済事情は非常に深刻になっています。コロナ解雇や雇止めも深刻で、現時点で6万人以上が失業に追い込まれ、特に最近は増加のスピードが速まっているといい、日本で働く外国人が特に厳しい環境に置かれているといいます。一方、1人10万円の特別低額給付金により、個人の現預金は1031兆円と過去最高を記録しました。これは多くの人が買い物ではなく「貯金」を選択した結果であるとも考えられていて、消費や投資にお金が回っていないことを示しています。一方、民間金融機関の貸し出しも942兆円となり、こちらも過去最高。皆さん、生きるために頑張っていることがよくわかります。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

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僕の「選挙ウォッチャー」という仕事は、売上という意味では、そこまで新型コロナウイルスの影響を受けないことがわかりました。危険厨なので、新幹線や飛行機を利用することができず、取材コストが激増するという意味では影響を受けているのですが、お客さんが来なくて困るというよりは、コストが増えて困っている状態で、これらは工夫次第で削減できる部分もありますので、見直せる部分は見直し、新型コロナウイルスに負けず、とにかく感染しないように最大限の注意を払いながら、健康最優先で頑張っていきたいと思います。

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チダイズム

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選挙ウォッチャーとして日本中の選挙を追いかけ、取材しています。選挙ごとに「どんな選挙だったのか」を振り返るとともに、そこで得た選挙戦略のノウハウなどを公開中です。立候補する方、当選させたい議員がいる方は、すべてのレポートが必見です。