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【選挙ウォッチャー】 名古屋市議補選2021・南区レポート。

5月14日告示、5月23日投開票で、名古屋市議補選が行われました。これは先日の名古屋市長選に横井利明さんが立候補したため、空いた1枠をめぐる補欠選挙が行われることになったからです。横井利明さんは日本維新の会とは違って、直後の補欠選挙に自分が立候補してくるようなことはありませんでした。立候補したのは5人で、このうちの2人は「ヘイト」のレベルにまで到達している重度のネトウヨ。残る3人は完全泡沫候補のジジィ、選挙に立候補する気がなかったのに大将のために立候補することになった自民党の秘書と、唯一まともそうな共産党のオッサン。重度のネトウヨたちは論外として、こうやって並べられてしまうと、どう考えても共産党以外に投票する人がいないわけなのですが、今の日本ではイメージだけで共産党の候補が受け入れられないため、ウンコの臭いがプンプンする異常な選挙になってしまったのでした。

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山下 俊輔 59 新 無所属(ヘイト系活動家のネトウヨ)
高橋 祐介 42 元 日本共産党公認
安藤 延晃 42 新 減税日本(ヘイト系のネトウヨ)
鈴木 和夫 59 新 自民党(横井利明秘書歴30年)
石黒 明  73 新 無所属(完全泡沫候補のジジィ)

どれくらい重度のネトウヨなのかという話については、一人一人の説明のところでまとめていきたいと思いますが、少なくとも山下俊輔さんと安藤延晃さんは、ネトウヨが行き過ぎてヘイトにまで辿り着いてしまった重度のネトウヨです。いい歳こいてネトウヨなんて恥ずかしい以外のナニモノでもありませんが、ソフトバンクの孫正義さんに対してヘイトを撒き散らすレベルの深刻な情弱なので、こんな奴が議員になったところで何の正しい判断ができないに決まっています。ネトウヨというのは常に判断を間違えるアホの生き物なので、こんな奴らを議員にしてはなりません。


■ 大村秀章知事のリコール運動不正疑惑の進捗

この選挙の期間中、大村秀章知事のリコール署名不正問題について、当時の事務局長だった田中孝博さんと妻と息子が逮捕されました。さらに、高須克弥さんの秘書の女性が関与していたことも報じられ、高須克弥さんも佐賀で不正が行われていることは知っていたという話になってきました。秘書が勝手にやったということにはならない予感がしてきまして、残るは河村たかし市長がどこまで関与していて、どこまで知っていたのかという話になってまいりました。今後も目を離せません。


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