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時々不安定になってしまう私へ。

先日は20年ぶりに、OL時代の先輩と会った。同期の子が繋いでくれて連絡が取れるようになり、ランチの時間に久々の再開。雰囲気は全く変わっていなかったが、20年の間に着実にキャリアを積んで、今では彼女は管理職になっている。

お互いに子をもつ親で、彼女の息子さんは大学3年生に、娘さんは高校2年生になったという。わが子たちは高校1年生の3つ子だから、娘さんとは一つしか変わらなく、身近に思えた。

私と違うのは、先輩は子育てしながら永年勤続していることだ。通勤時間もこれまでの私と変わらないのにずっと通い続けている。

私はこの3月に前職を辞めた理由の一つに通勤時間の長さがあった。そして朝4時に起きて3つ子のお弁当を作り、夜干した洗濯物をたたみ、自分の支度と朝食にかける時間は数分しかなく、毎日7時には飛び出し、夕方は帰宅してすぐに夕食の準備、子供たちが帰宅するとまた洗濯、夕食、アイロン…となかなか自分の時間が確保できないため、もう少し自分と向き合う時間をもたないといけない、ゆとりがなければ子供たちと安心して過ごすことができないと思って退職を選んだのに、この先輩同様にフルタイムで働いて、保育園にお迎えに行ったら家事をしている女性たちは間違いなく自分時間などないのに子育てと両立している…。退職は自分で決めたこと。考えがあったはずなのに、自分はなんて甘ったれているんだろう…と思えてきた。みんな遠くても、これからの教育資金などのことを考えると安定した職に就いている方が安心だと思って努力しているのに、私は子供たちとの「時間のゆとり」を優先している。

子育て世代の働き方、いったいどうするのが1番よいのかわからない。
子供がのびのびと成長できるように、親がギスギスした生活を送ってはいけなのは確かなんだけど。

様々な問題を抱えている現代だからこそ、改善策を色々な視点から見出していければ、と思う。
私ができることで。私しかできないことで。



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