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【STUDIO×Webデザインでフリーランスになる】#12 いきなりフリーランスなんてなれるのか?ちょっと立ち止まる。

またまたおひさしぶりです。

前回からあっという間に1ヶ月が経ってしまいました。
10月から初めての育児が始まり、本当にバタバタしています。「バタバタしてて〜」は日常よく使う言葉だけど、その「バタバタ」とは本来こういうことだったのか・・・
※ちなみにバタバタしながら「パタパタママ」を脳内再生するとちょっと元気でます。

実は、11月に子どもが尿路感染症で入院になり、わたしも泊まり込みで付き添いました。
出産時の過酷な母子同室も記憶に新しい中、今回の入院はそれを余裕で上回る辛さでした!
初めての発熱→悩みながら小児科に行く→そのまま緊急入院。最大2週間入院と言われたところ、経過が良かったので6日で帰ってこれました。でも個室に入れなかったら間違いなく精神崩壊してたよ・・・。

入院(付き添い)生活はめちゃくちゃ過酷で、今回は母乳があるのでわたしが付き添ったけど、次こういう事態になった時「わたしが行くよ」とまっすぐ手を挙げれる自信ない。
睡眠は取れない、食事は適当、動き回る生活で疲労がMAXになったところでくらくらとめまいがしてきて倒れるかと思った。(ドラマでよく見る「過労で倒れる」ってこれなんだ。)
子どもの心配と、昼夜関係ないお世話の大変さと、体調がついてこない自分の情けなさで何度か夫に電話して嗚咽しながらマジ泣きしました。

この経験があったことで、自分が目指しているフリーランスの働き方について色々と考えるきっかけになったので、活動記録として残しておきます。

これからの働き方について再検討

このシリーズのタイトルにもある通り、わたしはフリーランスの働き方を目指しています。(↓ 理由は#00記事に書いています。)

web制作の仕事はクライアントワークですが、急な子どもの体調不良、緊急入院で仕事ができなくなることを想像するとゾッとしました。
今回の入院期間は当初「1〜2週間予定」で、子どもが小さいうちはそのくらいの期間なにもできなくなる状態が突発的に起こることを想定していたほうがいいと痛感しました。

会社に勤めていたら、最悪自分が休んでも誰かがカバーしてくれるからプロジェクトが止まったりしないし、わたしのせいでクライアントに迷惑をかけたとしても「会社の一員として」責任をとったり、詫びることができる。
ただ、フリーランスとなるとその後ろ盾はなくて、自分ひとりで責任を取ることになる。

フリーランスの立場の厳しさは、今はじめてわかったわけではないけど、育児を経験したことで身近に感じはじめました。
育児しながらフリーランスでweb制作をされている方、どんなリスクヘッジをされているのか気になります。ぜひ教えてほしいです。

あともう一点。
先日もちさんのpodcastを聴きながら、わたしがフリーランスに対してうっすら不安に感じていたことがそのままトピックになっていて、家事している手を止めました。

会社に勤めた経験などが乏しいまま「いきなりフリーランス」になることのデメリット。
まず、クライアントからフィードバックがもらいにくいこと
デザインの専門知識をもったクライアントは少なく、精度の高いFBがもらえるチャンスは少ない。同僚もいないので、その制作物について客観的な意見が聞けない。
これによって私のスキルが伸びないどころか「なにも言われないから、できてる気がする」とふんぞり返ってしまうような状況に陥る可能性もあります。
これについては、並走してくれるメンターをつけるなど、お金をかけてでもFBをもらう機会を作らないと、と思っています。

次に、クライアントからするとフリーランスはあくまで外注・外部の人間でしかないということ。
クライアントがフリーランスにweb制作を依頼するとき、「制作」の部分だけを任されることが多いと思います。制作だけしてサヨウナラとなった場合、そのサイトはどの後どんな効果を出したのか?どんな運用をされるのか?わからないまま?
会社員時代は、コーダーとして制作以外携われなかったことが寂しかったけど、フリーランスになっても結局「作るだけ」になるのでは?
こうならないためには、わたしも制作だけではなく、マーケティングや運用についても知識を広げて、痒い所に手が届くような提案ができるようにならないと。(遠い目)そうすることで、クライアントとの継続的な付き合いができるポジションを目指さないといけないですね。(さらに遠い目)

ちょっと立ち止まる

こんなかんじで、フリーランスの働き方に関しては、子どもが産まれてからはいろいろと現実的に考えてネガティブになることが増えました。
まあ、やってみないことにはわからないので「とりあえずやってみなよ」と思われるかもですが・・・自分が実務レベルにいるのかもわからないので、とりあえずで仕事を取ってお客さんを腕試しにするのも違うな、と考えています。お金をいただく以上、プロなので・・・。

あと、デイトラを始めてからSNSでは未経験からフリーランスになっている方をたくさんみかけては「すごい!」なんて思ってたけど、ただフリーランスになるのは書類一枚の話で、ちゃんと仕事になってて息長く活躍できるかどうかは別問題なのでもっと冷静に捉えないとですね。

STUDIOやFigmaの人気ぶりもあって、デザイン〜実装なら、サクっと学習したら「できる」と言ってしまえる人は増えているし、お客さんにリテラシーが少なかったらそれでも仕事になっている現状があると思います。
家族を優先したくて、フリーランスでの働き方を目指しているけど、中途半端なスキルですぐに挫折してしまうようなクリエイターになりたくはないので、少し冷静になって立ち止まっています。

あと、最近母が体調を崩してしまい、両親の自営業を手伝わないといけない可能性が浮上しました・・・。親が始めた事業を子どもが手伝う義務はないのですが、高齢の両親に対して少しでも親孝行したいというわたしの気持ちがあって揺らいでいます。
一人暮らしをしている認知症の叔母もいたりと、今年はなにかと家族からの介護的なSOSが多いです。育児も介護も・・・と思うとやっぱりフリーランスの働き方にメリットを感じているので転職はできないですね。

自分を取り巻く状況の変化で、目指す先は変わっていくかもですが、やっぱりデザインが好きだし、個人で稼ぐスキルは一生探し続けないといけないと思っているので、その軸をもってこれからも活動していきます!

それでは、また不定期更新でお会いしましょう〜( ◠‿◠ )

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