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あれから一年



こんばんは


いきなりですが、
幼少期からの憧れ、夢を
実現した、叶えられた人間がどれだけいるのでしょうか


この世に性を受け、成長し、
多くの人間が、漠然とした夢や目標を持って生きてきたと思います

私も同様に
将来はサッカー選手になりたい、
いや、なると本気で思っていました

こんな私のような考えを思っていた人も、
少なくないのではないかと思います

サッカー選手になりたいと思い、無我夢中でボールを追いかけていた
どこにでもいるであろう少年は、早々とその夢を諦めることになりました
もし、何が何でも
絶対にサッカー選手になる
といった情熱が、当時の私にもっとあれば、
結果はどうであれ、
今の私は存在していないと思います

結果としては、サッカー選手になるという夢は叶えられなかったのですが、
サッカーを通じ得られた経験は多く、無駄だったことは何一つとしてありません
この経験を糧に
今まで生きてきたと思いますし、これからも生きていくと思います

話を戻します



先ほど、サッカー選手になる夢を諦めた
と書きましたが、
実際には
"諦めることができた"
という表現が正しいと思います

というのも
私には、国際ジャーナリストとして働く叔父がいます
彼の存在こそ、私にとても大きな影響を与えてくれました

幼少期の頃、正月になると
帰省してくる叔父の存在が、とても大きく見えました
英語を使って仕事をしている彼の姿を何度か目にし、
幼少期の私は、完全に心を奪われ
いつか私も
彼のように英語を使って仕事をしたい、語学に関わる仕事がしたいと
漠然とではありますが持っていました


それから時は流れ、
高校を卒業し、大学に入り、
夢のキャンパスライフを謳歌していました

初めての大学生活、初めての一人暮らし、初めてのバイト、初めての大恋愛
新しい環境、新しい友達、新しい遊び方 など
初めてだらけの新しい生活は、当時の私にとっては全てが刺激的で
毎日がとても新鮮でした


このような日々を
ガムシャラに、無我夢中に過ごしていた私に
将来について考える時間はなく、
いったい自分は将来何がしたいのか、どんな仕事をしたいのか
何もわからないまま
気がつけば、大学四年の春を迎えました



周りが就職活動を行ったり、内定をもらう者もいるなか、
将来、何がしたいかわからない私は
なかなか行動を起こすことができませんでした


行動を起こす前に、まずは
この曖昧な状況のままで適当に就活をするのではなく、
自分が今、何をしたいのか
これから先、何になりたいのかを自分で考えようと思いました


周りの人達からは、
インターンや企業説明会に行って
自分がしたいこと、したい分野を探してみてはどうか、
参加することで何か見つかるのではないかと言われましたが、
自分の人生
周りの意見に左右されず、
自分がしたいことをまず自分で見つけようと思いました

はい
感じている人はいると思いますが、
私は少し意固地な性格です (笑)
いい意味でも悪い意味でも、あまり周りの影響を受けません



そんな私が
どうしても諦められなかったこと、やりたかったこと


それが語学でした



幼少期からの憧れであった、叔父の姿を忘れることができず、
自分がしたいことを追求したい、見える景色を変えたい、夢を叶えたいと思い
留学しようと決断しました

この決断を下すまでに、少し時間がかかりましたが、
結果として、この決断が自分の目標に一番早く辿り着ける
選択だと思い、スペイン バレンシアへの留学を決めました
(英語ではなく、スペイン語を学ぼうとした経緯はまた書きたいと思います)



それからというもの、
留学するために必要な情報を集めたり、書類を作成したりしていると
時間はあっという間に過ぎ、visaの審査も問題なく通り
気づけば私は
スペイン バレンシア行きの飛行機に乗っていました





それから月日は流れ、
バレンシアに住み、一年が経とうとしています
この一年間、今まで日本では経験できなかった沢山のことが経験でき、
本当に刺激的な毎日を過ごしています。もちろん楽しいことばかりではなく、辛いことも多くありますが、なんとか食らいついて生きています。
日本を離れて感じた日本の素晴らしさや、誇らしさ、異国の環境に慣れることがどれだけ大変か、身にしみて感じています。日本にある"常識"は、ここには存在しないことが多いので、日々カルチャーショックを受け、驚くようなことも多々ありますが、"全てがいい経験"と捉えると案外楽しくなってきます。人によって、向き不向きは当然あると思いますが、一年間住んでみた感想としては、私は海外で生活するのにはあまり向いていないと感じています (笑)
それでも、自分で決めた道なので、地べたに這いつくばってでも生き抜き、十月から始まる大学院までの期間で少しでも力をつけて授業に臨みたいと思います。

(この一年で起きた
楽しかったこと、驚いたこと、怖かったことなど
これから書いていこうと思うので、読んでいただけると幸いです)

何かを変えたい、変わりたいと思い
一歩を踏み出した私、大きすぎる一歩を踏み出した私
今までの人生では、一歩を踏み出すことに躊躇していましたが、
踏み出したことで得たものは多く、また一人の人間として成長させてくれました


自分を変えたいと思っている人がいるなら、
まずは一歩、どんなに小さな一歩でもいいので
踏み出してみてはいかがでしょう。踏み出した先に見える景色はきっと変わってきます。一歩目さえ踏み出すことができれば、二歩目、三歩目は自然とついてきます。見える景色を変えられるのは、自分の努力と選択だけではないでしょうか


その一歩を踏み出すことは、案外難しくないのかもしれません、



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