口うるさい母を見て思うこと
こんばんは!
苦しみながら頑張ることをやめ、ゆるく楽しく結果を出し続け、収入アップを目指すシーモの実践記録です。
つい先日母と久々に会った。
私の嫁いだ先は、実家から飛行機を乗り継ぐ距離なので、数年に一度しか会えない。
そして、母と会うと色々指摘してくるし、喧嘩ぎみになることも多く、何となく距離をとっている部分も多い。
最近、考え方も大人になってきて(今更)、
自分で自分も認められるようになってきて(今更)、
何となく母と穏やかに話せる気がした。
案の定、穏やかに話せたのだ。
母親は変わっていない。
色々言ってくる。
私は、もう勝手に言わせておこう、と心の底から思えるようになり、言われっぱなしでも「お母さんのお陰だね、いつもありがとう」と言っていたら、母の気持ちもおさまってきたようだった。
後から考えたけれど、
母は分かって欲しかったのだと思う。
頑張っている。心配している。愛情をかけている。そういう諸々を。
そして自信が無かったのかもしれない。
文字通り、自分を根本的に信じれてないような、、、
そういえば、母が幼少期に兄を交通事故で亡くしていて、「お前が死ねば良かったのに」と酷い言葉を親戚からかけられたと言っていたことを思い出した。
母の兄が亡くなってから、母の母(私の祖母)はずっと泣くばかりで、亡くなった兄のことばかり考えて、そのことばかり言っていたんだそう。
まだ幼かった母は、
自分がいるのに、
泣いてばかりで何も出来なくなった母を見て、
さぞかし辛かったと思う。
でも母は、泣いて泣いて何も出来なくなった母に代わって家事をしていたらしい。
母の役に立ちたかったのか、
母にこっちを向いて欲しかったのか、
責任感からきているのか、
まだ幼かった当時の母を思うと、私も辛くて、胸が張り裂けそうになる。
その時にワープでもして、辛い中頑張る母を抱きしめてあげたい、、、
その私にとっての祖母は、家が一軒建つほどの借金も作っていた。我が家がその返済を肩代わりした。元々私の父が結構稼いでいたけれど、桁が桁だけに、母も働くことになった。その借金を返すために朝晩働く母の表情はとても苦しそうに見えた。
そこまでする?
もう自己破産させたらいいのに、、、
と子どもの私は思っていた。
そんな祖母も一昨年に亡くなり、最後まで献身的に支えていた母の姿が、記憶に残っている。
母は、もっと母に愛されたかったのかもしれない。
そう思うようになった。
そう思うと、一生懸命生きている母が、
私に色々言うのもしょうがない気がする。
幼少期の母を抱きしめるつもりで、
私も母の指摘に「わかったよ、いつもありがとう」と素直な娘でいることが、1番の親孝行なのかもしれないなぁと思った今日この頃。
母がいつか天国で祖母と会うことがあったら、たくさん抱きしめ合ってほしいなぁ
おばあちゃん、よろしくなぁ!
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