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お互いの期待がズレた時は転職のサイン

皆さんこんにちは!ここでは元製薬会社勤務の私が2回の転職経験をベースに、転職にまつわる情報発信をしています。

今回は、「転職のタイミング」について考えていきたいと思います。

転職の動機って、上司や同僚との人間関係だったり、会社に期待できなくなったり、年収が見合わなかったり、違うことがやりたくなったりと、十人十色です。

これを最もシンプルにした言葉が

「会社と個人の期待のズレ」です。(ちなみにこれは私の言葉ではなく、リベラルアーツ大学両学長のチャンネルの引用ですので、詳しくはこちらを参照下さい)

説明すると、

会社は私たち社員に期待してることがあり、私たちはその期待に応えることで対価を貰っています。

その期待とは、ストレートに言うと

「売上を直接または間接的に伸ばすこと」です。

MRであれば新薬の採用、切り替えは直接売上アップにつながる活動です。間接的な活動としては後輩の育成だったりプロジェクトマネジメント、他営業所へのノウハウ発信などが該当するでしょう。組織としては適正な人員配置や研修なども間接的に会社の売上に貢献します。

では、個人の期待とはなんでしょうか?

それは皆さん自身が働く中で日々何かしら期待していることそのものです。

例えば昇格、給料アップ、ボーナスアップ、希望部署への異動、転勤などがあげられます。

つまり、会社が私たちに期待すること(期待役割)に応えることで、個人の期待が叶うという非常にシンプルな利害関係です。

しかしここで、「会社が個人の期待に応えてくれることなんて滅多にないよ!」

と言いたくなる方は多いのではないでしょうか?

私がまさにそうで、会社に期待しまくった挙句、叶えてもらうことは殆どありませんでした。

ここで、私が考える大事なことは3つあります。

①会社は個人に期待することを明確に示しているか?

②会社が個人に期待していることを、自分でちゃんと理解できてるか?

③個人の期待とは、会社の期待に応えることで叶えられるものなのか?

これらを整理することで、そもそも期待していることとズレてないか検証ができます。

特に私のMR時代の場合は、全国転勤が必須の業務にも関わらず、ライフイベントをきっかけに希望勤務地が明確になりました。

上記3つを整理すると、会社は頑張った人には希望勤務地を叶えるなんて一言も言ってませんし、それを漠然と期待することもナンセンスなのがよく分かります。

こうなると、もはや会社と個人の期待が明らかにズレているので、「転職」という選択肢が生まれます。

決してこれはネガティブなことではなく、転職した方が会社にとっても自分にとっても幸せになる可能性が高いです。(勿論転職先をどこにするかによりますが)

いつまでも希望勤務地が叶うことを期待して仕事していても、会社は「そうは言われても」となるでしょうし、何度も期待が外れると自分のモチベーションが下がっていきます。気づいたらいつも愚痴をこぼすようになりかねませんし、その状態では成果も出にくくなります。

こちらの記事を読んで頂いた方々が会社と自分の期待を見直して、今の方向性でいいのかを考えるきっかけになれば幸いです!



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