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HSPの私が生きる道(6) - おすすめ本の紹介

今回は、HSPの立場から個人的におすすめする書籍をご紹介します。

気軽に読めるHSPの入門書

私がこれまでHSP関連の本を7冊読んだ中で、入門書としておすすめするのがこの本です。

著者で精神科医の長沼睦雄氏は、日本におけるHSPの数少ない臨床医。氏が勤務する十勝むつみのクリニックは、診療内容にHSPを掲げる数少ない医療機関です。

HSPの特徴やセルフケアの仕方などについて、様々な角度から述べられています。イラストや漫画が豊富で、1見開き1ケースの構成となっているので、どこからでも気軽に読めます。

同じ著者のほぼ同内容の本としては「敏感すぎる自分」を好きになれる本」もおすすめです。挿絵はないですが、内容がシンプルに順序立ててまとめられています。

「あるある」を描いた漫画エッセイ

著者はHSPの中でもかなり感度の高い方のようで、HSP的な日常の「あるある」から、霊感やエンパスの話題まで、幅広いネタが描かれています。

Kindle Unlimitedだと無料で読めます。

境地を開拓するという生き方について

作家である著者が、独自の観点で、外向的な人を「社会維持型」、内向的な人を「境地開拓型」と再定義し、両者の違いについて徹底的に論じた本。

本書での「境地開拓型」(=内向的な人)についての記述がHSP(あるいはHSS)とオーバーラップする部分が多く、個人的には腑に落ちる部分が多かったです。
転職や独立を考えている人も、面白く読めると思います。

こちらもKindle Unlimitedでしたら無料です。

体調を整えるためのセルフケア術

上記の3冊とは趣が違いますが、HSPは自分自身の気分や体調の変化といった「内的刺激」にも敏感な傾向がありますので、手軽なセルフケア(リフレクソロジー)のガイドブックとしておすすめします。

私は電子書籍用のタブレットを持っていないので、紙の本で買いました。装丁がしっかりしているので、折癖をつけ、手元に置いてツボを刺激するといい感じです。

主人公はHSP? な青春音楽漫画

2016年に完結した少年漫画で、高校の吹奏楽部をテーマにした「目で見て楽しめる音楽漫画」です。

主人公は「心の声が視える」という共感覚の持ち主。なんとなくHSPっぽいなあと思いつつ試し読みしてみたら、一気にハマって全巻大人買いしてしまいました。(実は中学で吹奏楽部に入ってました)

少年漫画という世界で「音楽を視覚的に表現する」試みはかなりチャレンジングだったのではないかと思います。また、吹奏楽経験者がニヤッとするような吹奏楽あるある漫画としても楽しめました。

最後は完全に私の趣味でした。恐縮です。

興味をひかれた本や、読了後の感想などありましたら、コメントお願い致します。

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