「叱ってはいけない」の理想と現実
今回は、子どもに叱るのはあまり効果がなく、同じ目線で教えるのが理想だよーっていう、専門的な話…
…ではなく、ただただ私自身の日頃の反省です。
「叱る」現実
私が仕事(学童の先生)の日は、ほぼ毎日小学生の子どもたちを叱っています。
叱ってしまいます。
ここ最近は叱らない日はないです。
ほんとにいろんなことで叱っています。
例えば…
勉強の時間中におしゃべりをしてたら
「静かにやりなさい!」とか。
先生の話を聞くときにおしゃべりをしてたら「先生の話聞きなさい!」とか。
友達に手を出してケンカになったら
「叩いたらダメでしょ!」とか。
もう、ほんとに毎日叱ってます。
「叱ってはいけない」理想
ただ、叱っても効果ないんですよね。
言うことを聞かなかったり、聞いたとしても一時的でまた同じことを繰り返したり。
これ理想を話すと、上から物を言うような叱り方はNGで、子どもたちの目線に立って優しく教えるのが望ましいんですよね。
勉強中おしゃべりをしてる子には
「今は静かにやろうね」とか。
先生の話を聞くときには
「今は先生の話を聞くときだよー」とか。
ケンカになったときは
「嫌な気持ちをしたんだね。でも、手を出すのは良くないと思うよ。」みたいな。
以上のように、優しく声をかける方がいいですよーと、学生時代に習いました。
「つい叱ってしまう」反省
ただ、現実はそうもいかず、「〇〇しなさい」「〇〇やりなさい」「ダメでしょ!」と言ってしまいます。
声色を低くして「ガッ」て言って、とりあえずその場をなんとかする。
大人の威厳を使って言い聞かせるみたいな。
これはやっちゃダメです。
一歩間違えたら脅迫だし虐待です。
これはちゃんと頭に刻んでおかないと、と思います。
こういった理想がわかっていつつも、現実ではできていない。
頭でわかっていつつも、体には身についてなくて、実際にはできていない。
これは完全に私の力量不足です。
子どもとの上手な関わり方の手法というか、レパートリーが少ないから、上からものを言って、大人の威厳みたいなので押さえつけてどうにかしようとしちゃいます。
それしかうまくいく方法を知らないからですね。
勉強不足だなあと、反省してます。
あと、心に余裕がないんですよね。
余裕がないから、いけないことしてる子を見つけると、反射的に叱ってしまいます。
「6秒数えると、怒りが抑えられる」 っていう「6秒ルール」とか知ってるんですけど、とっさには出てこないです。
知っててもやらないのは、知らないのと同じですね。
これも反省。
とまぁ以上、自分自身への戒めでした。
この反省を投稿したからには、今日から意識して変えていきます。
また、経過報告しますね。
そして、この後この内容をレポート用紙にまとめて、上司に提出しようと思います。
…嘘ですよ。
でもそれくらいしないと変われない、と思ってる今日この頃でした。
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