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購入本 #002 (2023年3月~4月頃)

2023年3月~4月頃の分。

基本的に本の「購入のきっかけ」には、「買ったよ~」、「面白かったよ」みたいなつぶやきも含めた、本や漫画が好きなかたのいろいろのおかげで手に取れたものを書いています。

出版社のサイトなどに情報が出たときから買うと決めていたものや、書店でビビっときて手に取ったもの、ネットや図書館で試し読みをしまくって見つけたもの、もともと持っていたが何かしらの理由で買いなおしたもの、「今日これを買ったほうがよい」という天啓があったもの(?)などなどは割愛。(もちろん書店や図書館にもとても感謝しているのですが、住んでいるところをネットに書きたくないので‥‥書店には買って返す!)



楽天ブックスのバーゲン本



書籍の日付は発行日ではなく発売日。


画像①の本

📕イバン・レピラ『深い穴に落ちてしまった』白川貴子(訳)、創元推理文庫、東京創元社(2023年4月下旬)

深い森の奥にある、深い深い穴の底。兄弟は土にまみれ、脱出の方法を思案している。地上を想い、泥水を飲んで生きる日々が綴られるなか、やがて物語は奇妙な幻覚と、めくるめく謎に満たされていく──。なぜ章番号は素数だけなのか。兄弟は何者で、なぜ穴に落ちたのか。ふたりが辿りつく結末は、驚愕と共に力強い感動をもたらす。暗闇で生きるあなたに捧げる、現代版『星の王子さま』。

深い穴に落ちてしまった - イバン・レピラ/白川貴子 訳|東京創元社

◉購入のきっかけ
・酉島伝法(@dempow)さんのツイート


📕ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ『過去を売る男』(エクス・リブリス)木下眞穂(訳)、白水社(2023年4月下旬)

アンゴラの名手によるめくるめく物語

語り手は一匹のヤモリ。アンゴラの首都ルアンダで、フェリックス・ヴェントゥーラの家に棲みつき、彼の生活を観察している。
フェリックスは、人々の「過去」を新しく作り直すという一風変わった仕事をしている。長年にわたる激しい内戦が終わり、アンゴラには新興の富裕層が生まれつつあるが、すべてを手にしたかに見える彼らに足りないのは由緒正しい家系なのだ。そんな彼らにフェリックスは、偽りの写真や書類を用いて新しい家系図と「過去」を作成して生計を立てている。
ある日、フェリックスのもとを身元不詳の外国人が訪ねてくる。口髭を生やし、古臭い服装をしたその男は、「名前も、過去も、すべて書き換えてほしい」と頼み、大金を積む。フェリックスは悩むが、結局、ジョゼ・ブッフマンという新しい名前をはじめ、すべてを完璧に用意する。彼は大喜びし、以後、足繁く訪ねてくるようになる……
ボルヘス、カフカ、ペソーアを彷彿とさせながら、アンゴラの非情な内戦が残した深い傷痕を、軽妙かつ詩的でミステリアスに綴る。25の言語に翻訳、2007年度インディペンデント紙外国文学賞受賞作。

過去を売る男 - 白水社


📘デヴィッド・バーン『音楽のはたらき』野中モモ(訳)、イースト・プレス(2023年4月中旬)

「音楽は、人を解放し、人生を肯定する」

元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーンが生涯をかけて考え続けてきた、音楽を快活に祝福する情熱的な試み。待望の初邦訳。

作詞作曲、パフォーマンス、テクノロジー、録音、キュレーション、ビジネス。

今年最高の音楽書だ。洗練された装丁、美しい印刷、しゃれたイラスト。これは美しいコレクターズアイテムになるだろうけれど、本文ではそれ以上のことが起こっている。あふれんばかりの好奇心が爆発しているのだ。―ニール・マコーミック「デイリー・テレグラフ」

ポップのように親しみやすいが、ほぼすべての段落に驚くほど独創的で深い考察と発見を含めることに成功している。本書はあなたに音楽を違ったかたちで聴かせることになるだろう。―オリヴァー・キーンズ「ザ・サンデー・テレグラフ」

音楽が作られる文脈についての研究であるのに加え、自分自身や世界の見方を変えることのできる、進化し続ける芸術様式を堂々と讃える本だ。 ―フィオナ・スタージェス「インディペンデント」

サウンドの生物学的および数学的基礎についてのバーン氏の博識な考察には、あらゆる種類のクリエーターが刺激を受けるだろう。パターンと反復の性質、そして美的体験に対する人々の神経学的反応に関する彼の観察は、すべてのクリエイティブな分野に当てはまる。―「エコノミスト」

手に取ってどの章からでも読み始めることができる素晴らしい本であり、たいへん読み応えのある充実した内容だ。この様々な角度から音楽を考察する魅力的な本は、インスピレーションの源としても、単純に役立つ品としても、演奏する人はもちろんのこと、音楽の歴史や進化、音楽文化を知りたい人にもおすすめだ。―「アイリッシュ・タイムズ」

書籍詳細 - 音楽のはたらき|イースト・プレス


📘坂本龍一『音楽は自由にする』新潮文庫、新潮社(2023年4月中旬)

「あまり気が進まないけれど」と前置きしつつ、日本が誇る世界的音楽家は語り始めた。伝説的な編集者である父の記憶。ピアノとの出合い。幼稚園での初めての作曲。高校での学生運動。YMOの狂騒。『ラストエンペラー』での苦闘と栄光。同時多発テロの衝撃。そして辿りついた新しい音楽――。華やかさと裏腹の激動の半生と、いつも響いていた音楽への想いを自らの言葉で克明に語った初の自伝。

坂本龍一 『音楽は自由にする』 | 新潮社


📙ウルバノヴィチ香苗『まめで四角でやわらかで』上巻、トーチコミックス、リイド社(2023年4月中旬)

江戸に流れる時間はかくもつましく愛らしい。

まめに働き、生真面目で、だけど心はやわらかで……

かつての東京を生きた人々のささやかだけど豊かな暮らしを、気鋭の作家がみずみずしい筆致で描く珠玉の連作短編集。

市井の生活を丁寧に写し取った愛すべき十五編に加え、
描き下ろしコラムとおまけ漫画も沢山収録!

株式会社リイド社 » まめで四角でやわらかで (上)


📙とよ田みのる『これ描いて死ね』第3巻、ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル、小学館(2023年4月中旬)

安海 相(ヤスミ アイ)は、
東京都の島しょ・伊豆王島に住む高校1年生。
漫画を読むのが大好きな彼女は、とある出来事がきっかけで
漫画を“つくる”ことを意識し始める……
少女を待ち受ける世界は、果たして!?
漫画大好き漫画家・とよ田みのるによる漫画家漫画!!
作品を生み出す苦しみも歓びも、
余さず描く漫画浪漫成長譚!!!

『これ描いて死ね』 とよ田みのる | ゲッサンWEB


📘吉田秀和『バッハ〈増補版〉』河出文庫、河出書房新社(2023年4月上旬)

2019年3月刊の初刊に、「カール・リヒター」「アルモニコのブランデンブルク」「ピアノでバッハを弾いた人たち」「クリスマスのJ・S・バッハ」の4本を増補。吉田秀和のバッハ論の集大成。

バッハ〈増補版〉 :吉田 秀和|河出書房新社


📘田中 “hally” 治久/糸田屯『ゲーム音楽家インタヴュー集──プロのベテラン18人が語るそれぞれのルーツ』ele-king books、Pヴァイン(2023年3月下旬)

YMO、プログレッシヴ・ロック、テクノ、ニューウェイヴ……
いま初めて明かされる、ゲーム音楽の知られざる背景

「この国が生んだもっともオリジナルで、もっとも世界的影響力のある音楽」とまでいわれる日本のゲーム音楽。
はたしてそれはいったいどのようなバックグラウンドから登場してきたのか?
数々の名曲・名作を生み出してきた作曲家たちは何を聴いて育ってきたのか?

プロのコンポーザーたちのリスナーとしての遍歴を掘り下げることで浮かび上がる、ゲーム音楽の源泉──

田中宏和/Hiro/古代祐三/細江慎治/小倉久佳音画制作所/TAMAYO/下村陽子/並木学/菊田裕樹/山岡晃/大山曜/岡素世/川田宏行/杉山圭一/竹ノ内裕治(TECHNOuchi)/中潟憲雄/山根ミチル/渡辺邦孝

ゲーム音楽家インタヴュー集──プロのベテラン18人が語るそれぞれのルーツ | ele-king


📕『スピン』第3号、河出書房新社(2023年3月下旬)

日常に「読書」の「栞」を――オールジャンルの新雑誌「スピン/spin」3号目です。ジャンルに縛られない「書き手」との出会いの場を「紙」でお届けします(16号限定)。

スピン/spin 第3号 |河出書房新社


📘『クリティカル・ワード ポピュラー音楽──〈聴く〉を広げる・更新する』永冨真梨/忠聡太/日高良祐(編)、フィルムアート社(2023年3月下旬)

28のキーワードで学ぶポピュラー音楽研究の基礎から最前線まで

ジェンダー、人種、階級、ジャンル、法、アニメ、シティ、アマチュアリズム……
幅広いキーワードと現代的な事例から、音楽文化を考え常識を問い直す!

近年、学術的な研究領域としての地位を確立しつつある「ポピュラー音楽」研究に関する基礎的な知識を解説しつつ、最新の動向を初学者にも分かりやすく紹介した本邦初の入門書。

本書は3部構成になっており、「第1部 基礎編」では、ポピュラー音楽研究の基底を支える概念として8つを取り上げ、それぞれのキーワードからポピュラー音楽を概観する。

「第2部 事例編」では、ポピュラー音楽研究のなかでも比較的蓄積の多いトピックを照射する。各項目はそれぞれの学術的議論を概観した上で、ポピュラー音楽研究全体、そして、他分野と横断・接続し、新しい学術領域を開拓する、発展的な学術的問いも示唆する。

「第3部 拡張編」では、近年の音楽文化を領域横断的に語る上で欠かせないキーワードを掲げて、ポピュラー音楽それ自体とそのコンテクストを扱ってきた従来の研究から一歩外に踏み出し、新鮮な空気を吸うための論考を集めた。

これまで日本語で読むことのできなかった重要トピックや論点も多数収録し、研究者や学生だけでなく、音楽を「分析したい人」、「語りたい人」にとっての手引きとしても有用な一冊となっている。

クリティカル・ワード ポピュラー音楽 | 動く出版社 フィルムアート社


📙竹内佐千子『Bye-Bye アタシのお兄ちゃん』ワイドKC、講談社(2023年3月下旬)

ここはふしぎなふしぎな喫茶店。
人生に疲れたらここにおいで。
かわいい妹メイドが今日もお兄ちゃんの帰りを待ってるよ。
妹のおまじないで、お兄ちゃんのいやなこと、ぜ~んぶ忘れられますように☆

『赤ちゃん本部長』の竹内佐千子が描く、少しふしぎでちょっぴりこわい、それでもあたたかな童話的SFファンタジー。
一度読んだら二度読み必至!

『Bye-Bye アタシのお兄ちゃん』(竹内 佐千子)|講談社コミックプラス


📙ほそやゆきの『夏・ユートピアノ』アフタヌーンKC、講談社(2023年3月下旬)

ピアノの調律の家業を継ぐため実家に戻った新(あらた)。彼女はそこで他人との交わりを拒否するかのような生き方をしている饗子(きょうこ)と出会う。響子は国際的なピアニストの娘だった。未熟な二人がピアノを通して少しずつ交流を深めていく。近づいては離れ、一瞬の理解と寄り添いに喜びを感じつつ、二人は自分の人生を生きていく。他に四季賞2021春のコンテスト四季大賞受賞作で、発表時に大きな話題を呼んだ読み切り『あさがくる』も収録。

『夏・ユートピアノ』(ほそや ゆきの)|講談社コミックプラス

◉購入のきっかけ
・澤部渡(@skirt_oh_skirt)さんのツイート


📗宮嵜守史『ラジオじゃないと届かない』ポプラ社(2023年3月下旬)

日常の中に無限にある「楽しみ」の中で、ラジオにしかできないことってなんだろう? TBSラジオ「JUNK」統括プロデューサーのラジオに捧げた25年が詰まった初の書き下ろしエッセイ。ラジオとの出会いから、プロデューサーになるまでのエピソード、人気パーソナリティたちの魅力まで。極楽とんぼ、おぎやはぎ、バナナマン、ハライチ、アルコ&ピース、パンサー向井慧、ヒコロヒーとの読み応え抜群のロング対談も収録。

ラジオじゃないと届かない|一般書|エッセイ|本を探す|ポプラ社

◉購入のきっかけ
・【ラジオ】TBSラジオ『月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』(2023年4月11日)
・【ラジオ】TBSラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(2023年3月22日)
・TBSラジオ『金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』(2023年3月18日)の放送後記
https://www.tbsradio.jp/articles/67596/
など


📗永田希『再読だけが創造的な読書術である』筑摩書房(2023年3月中旬)

読書猿氏推薦! 本を繰り返し開くことは自分自身と向き合うことである。既知と未知のネットワークを創造的に発展させ、「自分ならではの時間」を生きる読書論。

筑摩書房 再読だけが創造的な読書術である / 永田 希 著


📕町屋良平『坂下あたると、しじょうの宇宙』集英社文庫、集英社(2023年3月中旬)

坂下あたるは、紙上に至上の詩情を書き込める天才高校生。一方、彼に感化されて詩作を始めた佐藤毅は鳴かず飛ばず。あたるの才能に、密かに嫉妬していた。ある日、あたるの文章がネット上で盗作・改ざんされる事件が起こる。本家の面白さを凌駕する模倣作に、あたるはとうとう書くことを止めてしまう。果たして、毅は親友の危機を救えるのか? 17歳のすべてを「文学」に捧げる2人の青春エンタメ小説。

坂下あたると、しじょうの宇宙/町屋 良平 | 集英社 ― SHUEISHA ―

◉購入のきっかけ
・【Youtube】ALL REVIEWS公式チャンネル「【無料生放送】みんなのつぶやき文学賞結果発表会」(2021年3月13日)の若林踏さんと倉本さおりさんの話


📙谷和野『オープンクロゼット』第2巻、flowersコミックス、小学館(2023年1月)

谷 和野が贈るよみきりシリーズ。

ちょっと不思議で何度も読み返したくなる、研ぎ澄まされた童話たち。

『オープンクロゼット』 谷 和野 | 「月刊flowers」公式サイト|小学館


📕小池昌代『黒雲の下で卵をあたためる』岩波現代文庫、岩波書店(2019年12月)

誰もが見ていて,見えている日常から,覆いがはがされ,詩という新しい表現が詩人に訪れる瞬間.詩人は詩をどのように読み,文字を観て,何を感じるのか.美しい日本語で語られた,フィクションとも思われる豊かな経験.単行本に三篇を加え待望の文庫化.解説,片岡義男.

黒雲の下で卵をあたためる - 岩波書店


📕ジョン・ウィンダム『トリフィド時代──食人植物の恐怖』中村融(訳)、創元SF文庫、東京創元社(2018年7月)

地球が緑色の大流星群の中を通過し、翌朝、流星を見た者は一人残らず視力を失ってしまう。狂乱と混沌が全世界を覆った。今や流星を見なかったわずかな人々だけが文明の担い手だった。しかも折も折、植物油採取のために栽培されていたトリフィドという三本足の動く植物が野放しになり、人類を襲いはじめたのだ!英国SFの不滅の金字塔。

トリフィド時代 / ウィンダム,ジョン【著】〈Wyndham,John〉/中村 融【訳】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア


📗牧野富太郎『牧野富太郎 なぜ花は匂うか』(STANDARD BOOKS)平凡社(2016年4月)

日本植物学の父と呼ばれた牧野富太郎。「私は植物の愛人」と軽口を飛ばしつつ研究人生を振り返る「植物と心中する男」などを精選。

牧野富太郎 なぜ花は匂うか - 平凡社

◉購入のきっかけ
・NHK『らんまん』(連続テレビ小説)の予告動画?
・高野文子『ドミトリーともきんす』中央公論新社(2014年9月)


📗稲垣栄洋『たたかう植物──仁義なき生存戦略』ちくま新書、筑摩書房(2015年8月)

じっと動かない植物の世界。しかしそこにあるのは穏やかな癒しなどではない!植物が生きる世界は、「まわりはすべてが敵」という苛酷なバトル・フィールドなのだ。植物同士の戦いや、捕食者との戦いはもちろん、病原菌等とのミクロ・レベルでの攻防戦も含めて、動けないぶん、植物はあらゆる環境要素と戦う必要がある。そして、そこから進んで、様々な生存戦略も発生・発展していく。多くの具体例を引きながら、熾烈な世界で生き抜く技術を、分かりやすく楽しく語る。

筑摩書房 たたかう植物 ─仁義なき生存戦略 / 稲垣 栄洋 著


📗塚谷裕一『スキマの植物図鑑』中公新書、中央公論新社(2014年3月)

街を歩けば、アスファルトの割れ目、電柱の根元、ブロック塀の穴、石垣など、あちこちのスキマから芽生え、花開いている植物が見つかる。一見、窮屈で居心地の悪い場所に思えるが、こうしたスキマはじつは植物たちの「楽園」なのだ。タンポポやスミレなど春の花から、クロマツやナンテンなど冬の木まで、都会のスキマで見つけられる代表的な植物110種をカラーで紹介。季節の植物図鑑として、通勤通学や散策のお供に。

スキマの植物図鑑 -塚谷裕一 著|新書|中央公論新社


📙『牧野富太郎植物画集』高知県立牧野植物園(編)、アム・プロモーション(1999年11月)

高知県が生んだ世界的な植物分類学者牧野富太郎博士は、日本の植物分類学の基礎を築き、植物学史に大きな足跡を残しました。また博士は植物図の才能にも秀で、それを遺憾なく発揮しています。貴重な植物図の中から、博士が発見命名した植物を中心に精選し、画集としました。

牧野富太郎植物画集 / 高知県立牧野植物園【編著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア

◉購入のきっかけ
・NHK『らんまん』(連続テレビ小説)の予告動画?
・高野文子『ドミトリーともきんす』中央公論新社(2014年9月)


📕ブライアン・W・オールディス『地球の長い午後』伊藤典夫(訳)、ハヤカワ文庫SF、早川書房(1977年1月)

〔ヒューゴー賞受賞〕大地をおおいつくす巨木の世界は、永遠に太陽に片面を向けてめぐる、植物の王国と化した地球の姿だった! 人類はかつての威勢を失い支配者たる植物のかげで細々と生きのびる存在に成り果てていた……。イギリスSF界を代表する巨匠が、悠久の時の果てにSF的想像力の精髄を展開する名作

地球の長い午後 | 種類,ハヤカワ文庫SF | ハヤカワ・オンライン

◉購入のきっかけ
・松岡正剛「0538夜 『地球の長い午後』 ブライアン・W・オールディス」松岡正剛の千夜千冊(2002年5月16日)
https://1000ya.isis.ne.jp/0538.html


画像②の本

📘川﨑大助『僕と魚のブルーズ──評伝フィッシュマンズ』イースト・プレス(2021年6月)

フロントマン佐藤伸治をデビュー前から

間近で取材し続けた著者が鮮やかに蘇らせる、

90年代を駆け抜けた伝説のバンドの軌跡。


今でも新たなファンが生まれ、国内外で高い評価を受ける

フィッシュマンズの決定版評伝。



増補新版、未公開写真+プロモ用ミニブック

「after GO GO ROUND THIS WORLD」「Stop-Action Fishmans」収録で復刊。

書籍詳細 - 僕と魚のブルーズ|イースト・プレス


📗西尾哲夫『世界史の中のアラビアンナイト』NHKブックス、NHK出版(2011年12月)

本当に中東生まれの物語なのか?

私たちにとって中東世界をのぞき見る「窓」となっているアラビアンナイト。しかし、この物語集を今日まで伝世させたのは、魔法が横溢する中東風の異世界幻想ではなかっただろうか。中東に萌芽し、西欧植民地主義によって変容した世界文学の成立過程を、世界史のダイナミズムの中に描き出す。

NHKブックス No.1186 世界史の中のアラビアンナイト | NHK出版




こういうこと(?)を初めてやるので、ここで「さん」をつけるのはなれなれしくないかだとか、出版社や書店のサイトにある本の情報ってここまでコピペしてもいいんだっけ!?などなど、いろいろ若干の不安を抱きながら、ふわふわしたまままとめている。(何か失礼なことやヤバいことをしていたら教えてください!!)



2023年2月以前の購入本


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