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【会員note】秩父をあちこちのぞいてみてわかった地域の魅力

この記事は秩父ファンクラブ会員の方に執筆いただいたものです。

「家の墓があるので、秩父に小さいころから年に二度行くことがあったため」と、秩父ファンクラブに応募した理由について、そうそう見かけないであろうことをあげた私がこれを書いていいのか焦りつつ書いてみようと思います。

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私が小さいころの記憶の中の秩父はセメント工場の街で、タクシーで霊園に行く途中の、両側にそびえ立つ工場と、昼頃に時報のように響くダイナマイトの音、鉄道には石を積んだ車両が何度も通る山の中の工業都市でした。

大きくなってからしばらく仕事の関係で墓参りは妹に任せてしまい、行くことが無くなってしまいました。何年か前に久々の墓参りへ行ったとき、秩父の街の工場は引っ越してなくなり、空が高く見えました。反対に車窓に「これがみえたら秩父に着く」と覚えていた武甲山が小さく見えました。

秩父ファンクラブに参加してから、墓参り以上に秩父へ行く機会が増えていき、小さい時以上に色々な今の秩父の街が見えてきました。

ここから秩父ファンクラブで気づいた秩父の街のことを箇条書きで挙げてみようと思います。

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1 思ったより移動がラク

小さいときはあまり感じませんでしたが、ここしばらく行き来するようになって、意外と東京からの移動が楽だなあと感じました。
池袋から電車一本で到着する便利さは大きいです。交通費も指定券入れて片道1,500円なのも便利だと思う大きな理由になっています。

2 意外と市街地は平たん

山あいの街なので高低差が大きいかと思いましたが、西武秩父駅と秩父鉄道秩父駅周辺は歩き回っていてもバテることがありませんでした。さすがに秩父ミューズパークや三峯神社への山間部への道のりは自動車のほうが便利だろうなと思いました。
市街地の移動は自転車があるとさらに便利です。幸い、西武秩父駅前の観光案内所で電動付自転車のレンタルもあるので色々活用できます。

3 駅に近い大きなスーパー

これも意外に感じた点でした。思えば秩父ファンクラブに入ってから街中を歩き回る機会が増えてから気づいたことです。住宅街も駅から近いところにあり、そしてスーパーも近いのは都会でも好条件な部類に入ります。旅行中でも必要なものや食料が手に入りやすい環境はうれしいです。
私はあまり行くことができませんでしたが、かなり秩父の郷土色が出ている食品などが売られているそうです。今度行くときには物色しに探検したいと思います。

4 移住されている方が想像以上に多い

1~3の理由と、秩父の地元の方々がとてもフレンドリーなことと関係あるのか、秩父ファンクラブ内でお話を聞くよりも、移住されている方が多くいる感じが個人的にはしました。イベントのついでに宿泊したりしていると、昔からの地元民よりも移住されている方の遭遇率が多い気がします。
「どこから来られたのですか?」という話はよく旅行先の地元の方からいただきますが、「私も○○に住んでいたので、知ってますよー」という返しで話が盛り上がる展開が多いのも、秩父ならではと言えるのではないのでしょうか。

5 秩父コミュニティが芋づる式

秩父の情報をいくつかTwitterでフォローしながら行く前に確認していましたが、ある日気づいたら秩父方面の色々な方々から逆にフォローをいただいている状態になっており、すごい結束力を感じました。何だか地元民ではないのに申し訳ないです。
しかしそのおかげで、リアルタイムの秩父情報が手に入っている状態になっています。市内のイベント情報や秩父名物の雲海、季節の風景写真と毎日楽しみに眺めています。

6 セメントの工場の街が実は酒の都

一番面白かったのはこれでした。秩父ファンクラブのイベントでお話の中で教えていただいた情報です。秩父地域で日本酒、焼酎、ビール、ワイン、そしてウイスキーを造っており、市内で全ての種類の酒を造っている地域は珍しいとのことでした。
そういわれると、ここまでバリエーション豊富な酒が一つの地域にあるのは聞いたことがありません。これも三峯神社周辺からの山々からの豊かな伏流水のおかげであるそうです。
難点を言えば、あまり秩父のお酒が東京では手に入りづらいことでしょうか。あ、飲みたくなったら気軽にラビューに乗って飲みに来いということですね(笑)。


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以上、私が秩父ファンクラブを通して気づいたことを並べてみました。
現在色々な制限もあり、秩父の魅力の一つであると聞いている「秩父市内はお祭りが多く、ほぼ毎日どこかの地区で行われている」が見られないのは残念に思っています。
全て解除になったときには、秩父ファンクラブで何かしらのお祭りのお手伝いができないものか、お祭り好きの私は心から待ちわびていたりします。


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以下の写真は、秩父を訪れた際に撮影したものです。

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