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バズリズム 2019年11月10日の日記

・午前中に3時間15分だけ働いた。元々は18時からだったのだが、木曜に急遽バズリズムのチケットを頂いたので平謝りしてシフトの時間をずらしてもらった。たくさんの人々に助けられて辛うじて生きている。

・大学の先輩から突然、同行者がインフルエンザで行けなくなったという連絡を頂きバズリズムに同行した。嬉しすぎる。いくら申し込んでも当たらなかったチケットなので、ここで徳をかなり消費した。本来だったら今日の夜からバイトが入っていたのだが平謝りして時間をずらしてもらい、ダッシュで横アリへ向かった。本当に走った。

・バイトを14:15に上がり、大急ぎできんぐぬロンT(オレンジ)へ着替え14:32の電車に乗った。16時開演かつ横アリへ行くのは初だったので間に合うか不安だったが、乗り換えのたびに猛烈に走ったら予定時刻より10分早い15:45に新横浜駅へ着いた。駅に着いた後もダッシュで横アリへ向かい、ただひたすらアリーナEへ向かって2Fを走り、無事開演前に席へたどり着いた。ダッシュし続けられる自分の若さを誇りに思った。ありがと足腰。

・今回の座席がどこだったかというと、なんとステージと同じ板の上だった。ステージと同じ板の上。嘘でしょ?本当なんですけど。これからキングヌーが横アリとかのドーム規模でワンマンやることになっても、こんなに近くてよく見える席に当たることないと思う。しかも1列目。フェンス。もうこれ以上の思い出を作れないからキングヌーのドームワンマン行くのやめようかな。どうせもうこれからは豆のキングヌーしか見えないし。ミスチルのオタクやめたオタクのブログじゃないけど、余生始まっちゃった。フェスで余生始めちゃうの嫌すぎる。キングヌーのドームワンマンという"ない"ライブの話をしています。もう丸見え。全てが丸見え。汗すら見える。近いし演者が花道を歩いて目の前で歌って跳ねてギターをかき鳴らしていた。目の前で。スキマスイッチのボーカルとハイタッチした。こんなことあるんだ、実際。

・バカリズムがMCやってた。初めてバカリズムを生で見たな。バズリズムマーチパーカー着てた。思い描いていたバカリズムがいた。MCも愉快だったし。

・バズリズムはタイムテーブルが非公開なので、いつ誰が出てくるか全くわからない。だからタイテ予想したりして楽しんだりもできる良いフェスらしい。

・人がすごい。バズリズムライブ史上一番人が入ってるらしい。そりゃそうだわ、キングヌーとフジファブリックがいるんだもの。リアルに5人に1人、キングヌーのマーチを身につけていた。私、こんなに大きい規模のライブ初めて。いつも箱規模のバンドばかりだから。こういうドーム的なやつってすごいな。当たり前のこと言うけど、ちゃんと席があって荷物を置くゆとりがあるのですごく快適。前の人のせいで見えないとかなさそう。私は一列目かつステージと同じ板の上にいたので知りませんけど。高みの見物ですわ。私の足元にいる人、人、人よ。カメラに被ったりしててかわいそ〜ね。

・一発目からキングヌー。こんなことある?狂井益男。いきなり《飛行艇》やってた。ま〜じでこの曲気持ち悪い。この曲、King Gnuのイデア?というか常田大希の表象だろ。「この時代に飛び乗って 今夜この街を飛び立って」と彼らが言い出した瞬間、『真理』を悟りました。これがキングヌーの真理らしいです。というか私はまともにキングヌーのリリックを聴いていないんだけど、《飛行艇》はサウンドとリリックが同時に入ってくる。だから(えーーーーーーーーーーもうキングヌーが正解です。頑張ってくださいっ)って思っちゃう。生で初めてこの曲を聴いたけど、横アリみたいなでかいところで映える音楽だった。《飛行艇》。ビートとバスとライミングとライティングと全てが「キングヌーの真理」だったので、「真理」を感じて一筋の涙を流しました。トリップしてたからフェンスにもたれかかって、しがみついてなんとか意識を保った。音源とライブ、違いすぎる。詐欺してますわ。こんなに音楽がうまいバンドないかな?ないよな。きっとね、いないよな。地蔵を越えて泥になった。フェンスから滴る泥になった。ほんとよろしくお願いしますわ、すごいヘイトをかましますけど最近の音楽やってる奴らとは一線を画してるんだワ。嘘です。キングヌーすんごいオタク。めちゃきもいフュージョン。こんな音楽がJ-POPのど真ん中走り抜けてるの怖すぎる。なんでこんな音楽聴いて正気で腕を前後左右に振ることができるんですか?破顔で泣くしかやることがない曲。怖ー。

・その後は《sorrows》《白日》《The hole》《Slumberland》《Flash!!!》のセトリだった。《The hole》まで井口が頑張るセトリ。大阪公演あたりから井口は喉の調子が悪かったらしく、今回もかなり苦しそうだった。所々歌が途切れてしまったりしていた。フレディー・マーキュリーがライブでは苦しい高音をあまり歌わず(歌えず)、ブライアンとかの他メンバーが代わりにリードしたりしている映像を思いだしてエモかった。ひとり胸が熱くなった。新曲の《傘》聴きたかったな~。ライブでやるの難しそうだけど。というかフェスでやるような曲じゃないのかな。フェスでやるべきキングヌーの音楽がわからない。とにかくこの曲好きすぎる。一生聴きたい。キングヌーはライブと音源が良い意味で全く違うので、ライブでどんなアレンジが加えられているのか気になる。ワンマンではやってるんだろうな。ワンマンに行けないのが悔しすぎて、セトリを一切調べていません。人は時に、無知であることをあえて選択するという話です。

・もう少し横アリ・キングヌー(横アリ・キングヌーで一語)の話をする。ずっとする。キングヌーってヴォーカルも楽器の一つというのが私の中で定説なんだけど、ドームでやってより一層その感覚を確かにした。リズムセクションとリード、全ての楽器が一つの音楽の波としてだだっ広い空間を揺らしていた。空気が唸っていた。その波にレーザーのエフェクトが這っていた。ポエムと馬鹿にしないでほしい。本当に私は見たんですよ。本当です。とにかく《飛行艇》で「僕たち私たちはかっこいいこと以外何もしませんのでよろしくお願いします」って言われちゃったので、もうわかりました。確かにクソデカのバックモニター?の使い方もキングヌーロゴを出すのみだったので、かっこいいことしかしていなかったな。他のバンドは小学生の間で必ず流行するプロフィール帳みたいな謎エフェクト、ループアニメーションをやりまくっててダサかったのに。

もうキングヌーがゼップとかの規模でライブをやることはないと思うので、今年の四月で箱キングヌーは見納めだったらしいです。これからは横アリを埋めたりしながらメチャデカの群れを引き連れて、飽きたら突然解散するんでしょうね。知ってる。天才はすぐいなくなるから。というかキングヌーはこれからRADWIMPSとかBUMP OF CHICKENみたいな規模のバンドになることは間違いない。なぜなら常田は其処まで見越してキングヌーをプロデュースしているから。でもこの二組みたいに長い時間バンドの形態を維持し続けるとは思えないんだよな、キングヌー。天才は今の形態で居続けることなんてないから。もう一生ラーメンズは二人でコントをやらないから。好きなものにはその形を維持しているうちに触れておきましょうという話。フジファブリックは、私が知ったときにはもう志村がいなかった。そういう感じのエモ短歌を岡野大嗣が詠んでいたけど、今思い出せないので探したい人は頑張って探して。

・KEYTALK、なんか邦ロックだった。キュウソみたいなやつ。全部祭りみたいでウケた。なんかみんな踊れてたのに、私は何も知らなすぎて面白くなった。キートークはライブキッズ御用達らしい。知らねーよな…。sumika、さわやかうたのお兄さんだった。J-POPって多分こう言うのでしょ、知らんけど。なんかさわやかで面白かった。ボーカルの飛び跳ね方が「おかあさんといっしょ」と一緒だった。あとこれもみんな履修してた。私何にも知らんじゃん。

・フジファブリック、3曲くらいしか知らないけど都合の良い人間なので《若者のすべて》で普通に涙流した。つつつ都合良い、おおお女です(エンタの神様ネタ)フジファブリックの音楽結構好き。昔のしか知らないという悪いところが出ています。

・スキマスイッチ、すんげーJ-POP。全力少年のサビすら「積みあげたものぶっ壊して」しか知らないので、雰囲気の人になった。この人達MCうまかった。経験がものを言うということですね。あと歌がうまいです。

疲れたからおわり。そういえばキングヌーは尖りすぎてMCが全くなかったのとても良かった。皆横アリ-!とか叫んでたのに。

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