マガジンのカバー画像

ちっちゃい辻堂づくり、進行中!

27
ちょっとずつ、一歩ずつ、の、ちっちゃい辻堂の日々。
運営しているクリエイター

#移住

8/25 ちっちゃい辻堂 夏祭り

ちっちゃい辻堂出口の建築予定地にある400坪ほどの空き地。 例年辻堂諏訪神社の例大祭(7/26・27)の時に、露天商の方々が車を停めるのに使っていただきます。なので、年に2日だけ。祭りで笛を吹いていた祖父の想いもあったのかなと思います。 それ以外には隣の消防署の夜勤の方が車を停めることに使っていましたが、その消防署も去年移転。建築がはじまるまでは、ただの空き地状態です。 辻堂諏訪神社の例大祭も今年3年ぶりに開催できましたが、それまでできていませんでした。 小さいころから辻堂

9/2 地鎮祭が無事終わりました!

ちっちゃい辻堂の久根下の建設予定地にて、地鎮祭を行いました。 構想から6年。やっとここまで来ました。9/2が友引だったので、この日に。 神主さんは茅ヶ崎の第六天神社から来ていただきました。 自宅敷地内に第六天の石碑があり(以前は、所有していた別の土地にあったもの)、その御霊を入れていただくのにもお世話になったそうです。 また祖父が生前神主をしていた時に、お手伝いに行ったこともあり、 ご縁のある神社です。 途中から雨が降ってきてしまいましたが、「雨降って地固まる」ということ

竹炭づくり

ちっちゃい辻堂の駐車場スペースは、アスファルトではなく、水も浸透し、大地の呼吸があり、微生物もそこに住まうような場所にしたいと思っています。それをつくる材料の一つが竹炭です。 炭は多孔質(穴が多い構造)のため、微生物の住処にもなるし、適度に水分を含むこともできます。神社仏閣の床下に炭がたくさん入っているなんて話もあり、土地を浄化する?なんてことも言われたりします(イヤシロチ化)。 藤沢の北部エリアの管理がなかなか仕切れていない竹林の所有者さんとつながることができ、竹を取らせ

平屋レスキュー(解体しながら)

ついに解体工事もスタート! 雨戸や窓、ドアなど、取れるものを事前にレスキューしていたことで、比較的クリーンに解体が進みました。 (以前、同じような平屋を解体した時は、窓がバリンバリン割られてました。) 自分では取り出せない柱や浴槽は、事前に養生テープでマーク。解体業者さんにお願いして取っていただきました。 母家の前の大谷石の塀も劣化してきて、ポロポロ崩れてきてしまっていたため、このたび解体してもらいました。大谷石は処分費が高いらしく、また静岡県に運ぶ必要があるとのこと。幸

平屋レスキュー (解体前)

今回の新築予定地にある、最後の2棟の平屋。築60年近く、もともとはここは田んぼだったらしい。 どちらも30年以上住んでくださっていました。 8月着工に向けて、7月頭から解体業者さんに解体していただくのですが、全部捨てちゃうのはもったいない。 事前にレスキューできるものはレスキューしました! 石井 光

辻堂まち歩き(仲町商店街編)

noteの更新が久しぶりになってしまいましたが、プロジェクトはなかなか思うように進んでおりません(笑 6月には着工の予定でしたが、やはり見積もりには時間がかかるんですね。 さらに5月下旬に祖父が亡くなったので、その関係で相続登記などいろいろとやらなければいけないことが出てきました。1年とか半年とかプロジェクトが遅れることはなさそうですが、数か月は遅れそうです。 そんな祖父が自宅そばの諏訪神社で神主をしていたこともあり、地元の歴史を調べるのが好きだったので、生前いろいろと地元

チームづくり(サードプレイスでの出会い)

今回はちっちゃい辻堂のチームがどのようにつくっているかを話したいと思います。 建築関係4人(下の写真は建築チームです)、コンセプトブック・HP関係5人、不動産関係2人の11人の方々にご一緒していただいています。 建築家の山田さんとそのスタッフの松崎さん以外は、すべてサードプレイスで以前から出会っていて、その延長でお仕事をお願いしました。 家庭内や、学校、職場とは異なる第三の居場所。定期的に通うカフェなんかもこれに属すると思います。 僕が所属しているサードプレイスと呼べ

プロジェクトのはじまり

山田さんとの出会い パーマカルチャーデザインコース「ちっちゃい辻堂」プロジェクトの建築を依頼している、建築家の山田さん(ビオフォルム環境デザイン室)との出会いは2016年8月。藤野で行われたパーマカルチャーデザインコースでした。 山田貴宏さん パーマカルチャーという言葉を知ったのは、ロンドンに滞在している時に、「生物多様性保全」と山崎亮さんの「コミュニティデザイン」に興味があるという話を友人にしていたところ、「パーマカルチャーって知ってる?」と教えてくれました。その時はピ

辻堂の歴史1

辻堂の名前の由来 地元の歴史や神社仏閣について好きな祖父。諏訪神社で神主をしていたこともありました。その祖父から聞いた、辻堂の歴史にまつわることもちょっとずつ投稿していこうと思います。 まずは辻堂の名前の由来から。 ”辻”(四つ角)に”堂”(お寺)があったことが名前の由来。 人が行き交う四つ角にあったお堂。由来を考えると、「辻」の字って素敵な漢字だなと思います。近くのバス停の名前が「堂面」だったりするので、なにか関係があるのかもしれないですね。 さて、名前の由来にな

はじめに

100年先の辻堂を想像して、その最小単位をつくる 小学生の頃から、手に乗るサイズの生き物が好きでした。うちの庭にもカエルやヘビがいたけれど、まちから少しずつ緑が減るのと同じくして、小さな隣人たちにはなかなか会えなくなりました。環境問題(地球温暖化)は当時から言われていました。その頃は、誰かすごい人が解決してくれるものと思っていたけれど、いつまで経っても解決せず、事態は悪化するばかり。僕はとりあえず大学の農学部へ進み、生態学を専攻しました。 ​大学院の研究中、車の事故がきっか