美しくもがくよ
起き抜けにピアノに直行する長女りん10歳。部屋の灯りも付けずに。
小学校に上がる前から独学で自己流に毎日弾きつづけ、テクニックがあるとは言えないけれど、彼女のさらりとした演奏は澄んだ音色をしている。(ように感じる。)
RADWIMPSのスパークルはまだ少ししか弾けなくて、イントロだけならしょっちゅう聴いてるというのに、今朝はいつもより感じるものがあり両腕の肌がざわざわっとして、
急に歌詞が気になった。
うっ。
彼女の魂の声そのものだ。
りん本人は何気なしにいつも通り朝から好きな曲を適当に何曲も弾いただけなんだろうけど、赤ちゃんの頃からこうやって何日も何ヶ月も何年もかけて魂で訴えてくるところがある。
私が不器用でまだまだりんの周波数に合わせることが難しくて、色んな想いをキャッチしきれずにいる。
7年も前に「君の名は。」と共にスパークルが発表されて、今頃になって琴線に触れる。
子どもたちはいつも私を壮大な世界へと案内してくれて、そこから普段の暮らしに戻った時には以前無かったはずの道標が立てられている。
え今さら!?っていうご指摘ありがたく頂戴しました。
世間では、君たちはどう生きるか/宮崎駿監督、地球儀/米津玄師の称賛で盛り上がっているところ、こちらは恐れ多くてまだ観ることすらできません。
一緒に美しくもがくよ。
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