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子どもの大病を思い出して

今朝、ふと昔の出来事を思い出しました。下の子が2歳のときに起きたこと。2歳児と言えば、あまり言葉を上手に伝えられない年齢。そんな年頃に穿孔性虫垂炎による腹膜炎になった。

ちょうど、週末とお盆休みとが重なりが始まった頃に腹痛を訴え始め、何度も救急外来を受診。しかし、詳しく検査を受けることができず、また診察時には腹痛が治まるため、内服薬を渡されるだけ。帰宅後は決まって、激痛に見舞われ苦しむ我が子。何もできず、ただただ見守ることしかできなかった。週明けに、いつも通っている小児科に駆け込んだときには最悪の状態。直ぐに、大きな医療機関に紹介され、入院となった。

当時の私は、自分を攻めまくっていた。『もっと早く、あれをしておけば』とか『人の目を気にせず、もっと診て下さいと訴えておけば』などなど。罪悪感の塊でした。

状態が悪く、手術を受けることもできず、ただただ見守るだけでした。痛み止めの麻薬が切れると、激痛に襲われ私の髪をむしったり、顔を引っかいたり。私は痛みで暴れる子をただ受け止めるだけでした。生死をさまよい、ぐったりしている子を見て、『3人目は要らない、この子が助かればそれでいい』と本気で願いました。当時の私は、心のどこかでもう一人子どもを産みたいと思っていましたが、一瞬にしてその気持ちが無くなりました。

幸いなことに、山場を越えてくれました。熱が徐々に治まり穏やかになっていきました。ただただ生きていていてくれたことに感謝しかありませんでした。いつまた発熱するか分からない状態なため常に不安と闘っていました。

引き寄せを勉強して分かったこと、それはこの辛い出来事も必然的に、私が引き寄せたということ。当時の私は、日々の忙しさにアンガーコントロールができず自己嫌悪になることが多かった。退院後に初めて家族全員でご飯を食べた時『あっ私、子どもたちのことを怒っていない』ということに気が付いた。人生が間違った方向に進んている時、人生に強制的にストップがかかる。それがここでは、子どもを介して起こった。

子どもは今ではすっかり良くなり、元気です。子どもが身をもって私のズレて進んでいた人生を直してくれました。感謝しかありません。でも、最近ふとあるイメージが見えるのです。それは途上国の子どもたち。3人目は望みませんが、大富豪になれば多くの子どもたちを救うことができます。あの苦しい時に願った『3人目は要らない』がここに繋がると良いなぁ。そうなる日を夢見て、お金引き寄せます!やっぱり、引き寄せって面白い💕


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