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インドで腹を壊した話

インド旅行の後半に差し掛かったある日、それは突然訪れた。

腹痛だ。。

とにかくお腹がおかしい。トイレに行くと水のように流れ出る。そしてそれは収まる気がしない。

ちなみに日本人がインドに行くと必ず体調を崩すと言われている。原因はスパイスやオイルの多い食事や水道水であることが多い。日本人にとってインドの食事は胃には重いらしい。

その為、私はなるべく食べすぎないようにしていたし、水道水も飲まないようにして万全の対策をしていたはずだった。前半体調がよかっただけに油断したのかもしれない。


思い当たるものは3つある。

①ラッシー

ブルーラッシーショップ

まず思ったのがバラナシで食べたラッシーだ。
このラッシー屋はかなり有名なお店で、私はマンゴーラッシーを頼んだ。
大きな果肉がゴロゴロ入っていてめちゃくちゃおいしかった。
しかし、めちゃくちゃ生暖かかった。暑い日に外で作っていたから当然と言えば当然である。
いくら発酵しているといえど、暑い外で作っていると菌が繁殖してしまうだろう。
ただ多くの観光客が食べていて有名な店なので、これである可能性は低いと思われる。

②カレー

そこらへんのカレー

次に怪しいと思ったのはカレーだ。
適当に歩いていておいしそうだったので入った店で店員が勝手に持ってきたカレープレート。
カレーは勿論だが左上の野菜とか豆の煮物(?)的なものがめっちゃおいしかった。
こういうカレーを毎日食べていたのが積み重なってお腹を壊したのかもしれない。
これは可能性大である。

③ホテルにおいてある水
これはちょっと高めのホテルに泊まった時に、部屋においてある瓶の水を飲んだことが原因であると考えている。
インドのホテルの水はただ水道水を入れただけのところがあるらしく、開封されていないか確認する必要がある。
私はこの情報を飲んだ後に気付き、瓶はしっかり開封済みだった。
なので私はたぶん水道水をがぶ飲みしたようだ。
これがおそらく犯人だと思われる。

その後

私はインド旅行後半戦は下痢と微熱に悩まされた。そして日本帰国後もすぐには治らず、帰国してからも5日間下痢と戦った。

薬を飲んでいないのか?と思うかもしれない。

いや、正露丸を食後に毎回飲んでいた。
これまでの旅行で腹痛になったとき、正露丸を飲んでいれば大抵すぐに治った。今回も正露丸を飲めば治るだろうと勝手に思っていた。

しかし、インドでは正露丸は通用しない

下痢になって初めてインドの厳しさを学んだ。もう出すものがないのに便意が止まらないのだ。

私は結局ただの下痢だったからよかったのだが、コレラなどの感染症の疑いがあるかもしれないので帰国後は医者に診てもらう事が大切だ。

最後に

インドによく行く友人曰く「インドは腹を壊してからがスタート」らしい。
たしかに、そう思う。
便意に耐えながらぎりぎりの状態で旅をする。インドに来たことを身をもって感じる。
ぜひインドに来てこの経験をしてほしいと思う。






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