見出し画像

うつ病日記-パニック障がいの裏に躁鬱-

皆様こんにちは。本日はいかがお過ごしでしょうか?
今回は、私がパニック障害になってから、躁鬱になるまでの記録を書きたいと思います。
今回もぜひ、最後までお付き合いください。


1.症状の変化

パニック障害になってから、普段通りのことができなくなり、1日の大半を家の中で過ごしていました。そうすると、「自分の生きている意味」というのが、だんだん分からなくなってきて、生きているのが嫌になることがあり、何度か自ら命を絶とうと思ったことがありました。恐らく、その頃からうつ病を発症してしまっていたんだと思います。
今までは、死にたいとまで思うことなんてなかったんですが、生きてることが辛くなってしまい、得体のしれない不安というよりは、死にたいという感情が強くなっていきました。
今思えば、よく踏みとどまったと思うくらい、毎日のように死ぬことばかり考えていました。
こうして、私の症状は悪化の一途をたどっていきました。

2.金銭感覚の欠如

憂鬱な毎日を過ごしていると、必要のないものを買ったり、無駄に高価なものばかり買ってしまうといった、いわゆるお金の無駄遣いが増えました。
完全に私の金銭感覚は狂っていき、お金を浪費することがストレス解消になっていました。そうなってくると、無駄遣いですら、自分の中で正当化して、自分が悪いことをしているという感情が全くない状態になっていきました。
ちなみに、当時の私は休職中で、収入があるわけでもないのに、働いていた時の貯金を削るという最悪のサイクルが出来上がっていました。
障害年金も貰える環境にあったのにも関わらず、「めんどくさいしお金もあるからいいや」という、意味の分からない自信と安心感があったんです。
こうして、どんどん最悪な方向に進んでいきました。
後で調べてみて知ったのですが、うつ病になると、ストレスでお金の浪費をしてしまうというパターンもあるそうです。まさに当時の私ですね。。。

3.クリニックを転院。衝撃の事実

ついに落ちるところまで落ちてしまった私は、知人から「セカンドオピニオンとか使ってみたら?」というアドバイスをもらい、セカンドオピニオンを
受診することにしました。
そこで初めて、「あなたは躁鬱ですね」と告げられました。

躁鬱とは、双極性障害ともよばれ、躁状態(ハイな状態)と、
うつ状態(抑うつ状態)を繰り返す心の病です。
躁状態は、手が付けられないほど気分が高揚してしまい、抑うつ状態のときは、激しい気分の落ち込みがみられるなどの特徴があります。


私は、転院先の先生に「パニック障害の裏に、うつ病が隠れていることがあるんだよ。薬もこんなに多くなくていい。うつ病に効果があるものだけ残すから、それを飲んで、少しでも気分の変化があったら電話しなさい」と、最初に行っていたクリニックでは言われたことのないような事を言われました。
この言葉が、私はとても嬉しくて、それと同時に、相談できる先生がいることへの安心感がわいてきて、思わず涙が出そうになったことを今でも覚えています。
この先生がいてくれたおかげで、今の私がいるといっても過言ではないくらい、私にとっては大きな存在でした。

4.まとめ

全部話すと長くなるので、省略している部分もありますが、以上が私の病状の変化と、躁鬱になるまでの過程です。
当時は本当に生きているのが辛くて、今思い返しても、生きているのが不思議なくらい追い詰められていました。
それでも今の私がいるのは、支えてくれた先生や、いつも気にかけてくれた友人、休職中も私のことを心配してくれた職場の仲間に助けられてきたおかげだと思います。
周りの人の大切さは、心の病を患ってから、非常に強く感じるようになりました。
皆さんの中に、職場の人間関係や、家庭での悩みを抱えている方もいると思います。偽善だと思われても仕方ないのですが、少しでも私が力になることができたらいいなと思っています。
そのためにも、皆さんにとって、心が楽になったり、共感できるような投稿を今後も続けていきます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではまた次回、お会いしましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?