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団結力とか団体責任とか

今日もお疲れ様です。
雨が続いています。皆様お気をつけて!

小学3年生の時の担任の先生は
何かと「クラスの団結」にこだわる熱い人だった。
黒板に誰かがチョークで「バカ」だの「アホ」だの書いてしまったら授業は潰れ話し合いが始まる。
書いている途中で何故止めなかったとか、そんな風にお前達に教えた覚えはない、とか延々にお説教が続く。
挙句の果ては
「目を閉じて」「机に伏せて」
「書いた人は手を上げろ」✋
「誰も見てないから安心して手を挙げろ」
「今なら許してやる」と言われる。
       (私の友人は薄目で見ていた😓)

それでも書いた本人が手を挙げなければ、話し合いは次の日に持ち越される。
先生からすれば手を挙げないのは団体責任になり、書いた本人が手を挙げるまで授業はしないと言う。
だからか余り授業を受けた記憶がない😅

1番嫌だったのは漢字テストだった。 
テストと言っても先生が5問程度の問題を作って
たまに朝にしていた小テストの事なんだけど。
生徒の1人が
「クラスの全員が満点取ったらご褒美欲しい!」
と先生に言った。(ベツニイラネー)
先生も乗り気で
「いーよー!君達の団結力を見せてくれよ!」
な~んて言ったものだからほとんどの生徒に熱が入ってしまった。
私は当時からやさぐれてた冷めていたから
団結力って何なんだろ?って思っていた。

漢字テストの日、朝からクラスの男子達はやけにハイテンション🥳
リーダー格の3名ほどが黒板の前に立ち、声を上げる。
「みんなで頑張って満点とろ~ぜ!!」
「お〜!」  
冷ややかな目で見ていた私。         
だってこんな感じで声をかける人は
良い時は良いけど
他者が失敗したら必ず嫌味を言う人がいるって
あたい知ってるーー💦それが1番不安


漢字テストが始まり、先生が作った問題5問解く。
採点は一人一人並んで先生の机に持って行く。
机の上には中身が見えないが、ご褒美が置いてあった。

全問正解だった男子達が先生の机の周りに集まり順番に丸をつけていく先生の指先を見ながら
「おー!」とか「よし!」とか言いながら残りの人数を数える。(人のテスト見んな😤)
先生も周りにいる生徒に席に着くように言えば良いのに言わない。
ニコニコしながら採点していく先生を見るのが嫌だった。

「あーあ」この声が聞こえた時に誰かが間違ったと確信した。
それと同時に席に戻ってきた男子達。
結果3人が1問ずつ間違えていたようで 
先生は名前こそ言わないが間違えた漢字を黒板に書いて行く。
名前を言わなくても誰が間違えたなんてすぐ分かる。
間違えた3人は机に着いても下を向き泣きそうな顔していたんだ。(ヤメテアゲテー😓💦💦)

満点だった生徒たちは
「何でそんなとこ間違えるかな~」とか
「足引っ張るなよな~」とか言うし。

先生はご褒美をチラつかせながら
「3人間違えたからご褒美は無しね。せっかく飴ちゃん持って来てたのにな~団体責任だからね。
悔しかったら皆で力を合わせて満点とれるよう頑張れっ!」

終了ーー!


こんな感じで、なかなかすぐには全員満点なんかとれなかった。
記憶では1回だったと思います。

ご褒美って小学3年生には魅力的に見えるんでしょうか?

団体責任って一体何なんですかね?

私にはただのイジメにしか思えなかった。







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