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誰かいる④

今日もお疲れ様です。
友人が目眩が酷く漢方薬を飲んでいますがなかなか改善されないみたいです。
立ち上がる時にふらついて危ないので最近友人が立ち上がる時は腕を掴んでいます。


「誰かいる」は今日でラストになります。 
スピリチュアル的な話が苦手な方は読むのを控えて下さいね。

今年8月に入った頃から誰かがいる気配はしていた。
夜、1人ソファに座りTVを見ていた時だ。

「コンコン」
窓ガラスをノックする音がした。
怖くて悩んだが少しだけカーテンを指で開けてみる。
誰もいない。いる訳がない。
音がした窓ガラスのすぐ近くには物干し竿にハンガー、少し右に室外機。
気のせいかな…?
そう思いTVを消して立ち上がった。
「コンコン、コンコン」
やはり誰かが窓ガラスをノックする。
カーテンを開けたくなかった私は
気にせず寝室に行こうとした。

「ワッハハ~💦」

消したはずのTV画面が鮮やかな映像が映り
タレントの笑い声で驚く。
消そうとしてリモコンを触ろうとしたら
プツッといきなり画面が消えた。

あぁ…絶対に誰かいる…💧

その日もなかなか眠れなかった



次の日の日中、撮りだめていたTVドラマをソファに横になり順番に見ていた。
クーラーの涼しさが心地良く、クッションを枕にしウトウトしかけてはまた起きてを繰り返しドラマを見ていた。
少しウトウトしかけた時だ。
誰かが私のおでこを指でつついている。
分かりやすく言えば
人差し指で机をトントンしているように
私のおでこをつついている。
1回だけではない。何度も、何度も。
しかも誰かが立っている気配もある。
私は子がつついていると思ったので
「もう!〇〇(子の名前)~何回もつつかないでよ~」
と言い、起き上がった。

誰もいない。

「あれ?〇〇いないの?」

キョロキョロ辺りを見回し時計を見る。
午後4時15分
子は仕事に行っている為まだ帰宅時間には程遠い。
あ~またか…
昨日もガラス窓を叩いた音がしてたな…
TVも…
今度はおでこか…

私は誰かが触ったであろうおでこを自分の手で触れてみた。
触られた感触は確かにあった。

夕方、帰宅した子に話をした。
その時だった。

暑いので私は髪を1つに束ねているのだが
誰かが束ねているゴムの部分を触っている感触があった。

えっ?何?誰?

指で触られている。

触られている感覚は長く続き
指が首に当たった途端フッと消えた。

「今誰がが髪の毛触ってた…」

私がそう言うと子は分かっていたように


「あんまり気にしなくていいよ。
 おじいちゃんかもしれないからね。」


以上です。
目を通していただいてありがとうございました。













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