「マーケティングの死」の本質の記事を読んで(高広さんの記事を読んでの補足) 営業の定義の前に、マーケティングって?

昨日投稿した記事に、ちょっと説明足らずな部分があったので、追加します。マーケティングの定義を合わせないと話が噛み合わなくなるよ、っていう趣旨だったのですが、実は自分の中では「マーケティング=売れる仕組みづくり」という定義があります。


なぜあえて書かなかったかというと、数日前に高広さんのこの対談を読んだからなのであります!高広さんのツイート。​

「マーケティングの死」の本質 「サービス」が「モノ」を内包し、顧客と価値を共創する時代を理解する

記事中の言葉を引用しますと。。。

・価値を決めるのは企業ではなく顧客
・「モノ」が存在するだけでは“価値”があるわけではない
・「この“モノ”に価値があるよ」というマーケティングの仕方はもはや無効なんじゃないか
などなど

いやあもうグイグイ、ビンビン心に刺さる言葉なんです。
全部そのままコピペしたいわ〜。

特に
・一方的なマーケティングは、これまで企業と顧客との間に情報格差があったから成り立っていたんです。
・お客さん側がどんどん情報を得るようになったので、情報格差という最大の武器も使えなくなってきました。

これ実は、私が属する、ゲームのデバッグ業界では割と昔からそうでした。お客様の方が圧倒的に詳しい。(そりゃそうだ。作ってる人たちだし、メーカー様にも品質管理部があるし。)

昔は、デバッグ会社は人をたくさん集めて、指示通りに発売前のゲームのバグ探しをやる。というスタンスが多かったのです。
今では、逆にアウトソースベンダーの方が、ソフトウェアテストを学んでいき、お客様へ価値を提供するようになっていきました。(ここは自分の経歴を説明する際に、そのまんま書くのでご期待ください。現在進行形です。)

お客様の中にも属性がいくつかあって、アウトソースベンダーにテストの結果以外の価値(いろんな提案)を提供してもらいたいと思ってる方と、今まで通り、言う通り指示通りにやってくれればいいんだよ、と言う方が混在してるのです。ここを見極めて提案しないと炎上します。

いま現在、私のマーケティングの定義は、「一方的に売れるような仕組みを作るだけではなく、お客様との対話によって、新しい価値を作って行くこと」だと思ってます。

とはいえ、社内では、便宜上、今でも「マーケティング=売れる仕組みづくり」と定義して、話すことが多いです。

念の為、補足させていただきました。


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