【5分で読める】夢をかなえるゾウ2(その1)
テーマ:『お金』と『才能』
「忙しくて1時間も本を読む時間がないよ!」というあなたの為に、日本で一番読まれている自己啓発小説『夢をかなえるゾウ2』(著者:水野敬也)の要点をまとめました。
お前、サラリーマンに戻った方がいいんじゃねえの?」
この物語は、心ない先輩芸人のセリフから始まります。
主人公は大学を卒業し、中堅メーカーの営業職に勤めていたましたが、お笑い芸人という夢を捨てられず、しばらくして会社を辞めてしまいます。
彼が仕事を辞めるきっかけになったのは、毎朝同じ電車に揺られて、同じ作業を繰り返して一生を過ごしていくことを悟った瞬間でした。
「人間にとって一番怖いのは、将来が見えないことじゃなくて、将来が見えてしまうことなんだ。」
このセリフに共感できる人もいるかもしれません。
しかし、芸人に転職した彼には全くお笑いの才能がありませんでした。
物語は、そんな主人公が関西弁お調子者のガネーシャとコンビを組んで成功するまでが書かれています。
この本では、ガネーシャの他にも愉快な神々が登場します。
この神々を通して、著者は、私たちが成功を手にする為に必要な『課題』を与えてくれています。
本書で出される『課題』とは?
ガネーシャの出す『課題』は過去の偉人たちが実行してきたものであり、また、ガネーシャ以外の神も、それぞれの立場からあなたの人生に役立つ助言をしてくれます。
なるほど。
もし、あなたが大きな夢に向かって羽ばたいていたとしても、その分野で才能を発揮できなかったらどうなるでしょう?おそらくあなたの生活は苦しくなり、その生活を続けるうちに、夢をかなえようとしたことを後悔し始めるかもしれません。
それはだけは避けたいですよね…
『課題』は、物語の主人公だけではなく、あなた自身の夢と深く関わっています。ぜひ現実の世界で、その答えを実感してみてください。
今回この記事でご紹介するのは、『課題』を与える3人の神々のうち、ガネーシャからの課題をピックアップします。
ガネーシャのセリフと合わせて『課題』をご紹介しますが、実際の物語の中で読んだ方が100倍楽しめますので、この記事を読んで気になった方はご自身で読んでみてください。
☆ ガネーシャからの課題 ☆
1.図書館に行く
「仕事、お金、人間関係、幸せ……人間の悩みなん中のはいつの時代も同じや。そんで本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。その『本』でも解決できへん悩みちゅうのは何なん?自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?自分は悩みのガラパゴス諸島なん?」
2.人に意見を聞いて直す
「自分、ワシと最初に会うたとき言うてたやろ。『僕には才能がない』て。せやったら、それを一番の強みにせえ。自分に才能がない思うんやったら、お客さんの意見聞いて、直して直して直して直しまくるんや。そしたら必ず天才を超えられる日がくるからな」
3.締め切りをつくる
「やっぱり人間ちゅうのは、追い込まれると思いもよらん力を発揮するもんやなぁ。自分も、さっきの舞台の集中力すごかったやん。」
4.失敗を笑い話にして人に話す
「失敗したことや、恥ずかしいこと、みじめな状況ちゅうのはできるだけ人に話して笑いにしてったらええねん。そしたら人目を恐れずに色んなことに挑戦できるし、自由に生きることができるんやで」
5.優先順位の一位を決める
「まあ、人生で何を大事にするかは人それぞれや。でもなぁ……このガネーシャが目指すんは天下や!どんだけ多くの屍踏み越えてでも、ワシはお笑いの天下を取るんや!」
6.やりたいことをやる
「自分の知らへん場所は、思いもよらんかった色んな経験をさせてくれる。つまり、そこは自分が一番成長できる場所やねん。せやから、憧れる場所に飛び込んで、ぎょうさん経験して成長した人間が、自分にとって一番向いていることを見つけたときー自分にとっても、お客さんにとっても、最高の状態を生み出すことができんねんで」
まとめ
この著書では、ガネーシャからの課題の他に、全14個の『課題』を紹介していました。
残りの8個については次回の記事で。
それでは、またお会いしましょう。
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