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多球練習などなど

2020.09.04(練習No.006)

フォア前

ストップ、ツッツキ、フリック、流しの4種。
まずはそれぞれを、自分で球をついてやってもらいます。
ある程度感覚をつかめたら、多球で行います。
タイミング、打球点、入りかたなどなどをチェックしながら、少しずつ。
試合では小学生でも高校生でも、フォア前にサーブを出されることは多く、また、ここに弱点がある選手も多いです。
台の中で処理しなくてはいけないため、ラケットをひくことができず、うまくできなかったり、入るのが遅れてしまい安易なレシーブになったりします。
試合中にうまく処理できなければ、相手はそこをどんどん攻めてきます。
フォア前を意識すれは、バック側をつかれたりと、レシーブが後手後手にまわり、試合を思うようにコントロールすることができないこととなります。
1つ2つのミスはあっても、フォア前は問題ないという自信をもって試合ができるようしてもらえるように練習をします。
最初は1つずつ、慣れてきたら、2つ→3つ→4つと混ぜていきます。

フォア前サーブから攻撃

フォア前へのサーブはバックへのロングサーブとの組み合わせで、より効果が大きくなります。サーブだけで点を取れるならばラッキー、レシーブされたときの3球目の練習です。
上のレシーブに対しての攻撃練習です。
最初は1種のレシーブに対しての攻撃。決定率があがれば、2種のレシーブ→3種→4種と増やしていき、最後はランダムで行います。
このときレシーブ側はそのレシーブから3球目攻撃を受けたときにどのように対応するかを考えながら行います。

フォア前からのゲーム練習

上記のレシーブをゲーム練習で実際にやってみます。
ストップ、ツッツキ、フリック、流しのそれぞれ限定レシーブで1ゲームずつ行い、最後はレシーブは自由にして1ゲーム行います。
ミスが多かったり、攻撃に繋がらないレシーブに関してはまた練習を行います。
サーブ側が時も同様にミスが多くなるレシーブへの対応を練習します。

課題練習

やらなければならない課題はたくさんある。
選手に任せると、課題ではなくやりたい練習をしがちになる。また、試合を想定した練習でないことが多く、練習のための練習になっている。
そのため、課題の優先順位を決め、1つずつ積み重ねて練習していき、それをゲーム練習で確認していかなければならないと思って指導しています。

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