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腹腔鏡手術の痛みが完全に無くなるまでどのくらいか〜卵巣嚢腫摘出の経験より〜

こんにちは。
私は先日、腹腔鏡手術を受けました。
手術の内容は卵巣嚢腫&左卵巣の摘出です。
入院期間は予定通りの5泊6日。
退院後、2週間・1ヶ月の診察では経過良好でした。



腹腔鏡手術後、完全に痛みが無くなるまでの期間

結果的に、「全然痛くない!」という状態になるまで、ちょうど3ヶ月ほどでした。
ほんと、どんな動きをしても何をしても、全然、痛みは感じないんです。
痛みがないって本当に素晴らしいですね。


術後の職場復帰が早すぎた?

手術前は農家さんでアルバイトをしていたのですが、肉体労働でした。
重いものも持ちますし、汗だくにもなるような、割とハードな作業内容でした。

その農場に、退院後2週間で復帰。その頃のお腹は、強めに動くとキズ(切ったところの数センチお腹の中?)が痛い状態でした。「痛み止めを飲むほどではないけれど、もっと痛くなってしまわないか不安になる」くらいの痛みです。
出勤時間は、初めは午前中だけ、から始めて、だんだんと時間をのばしました。痛みだけでなく、体力もものすごい落ち、自信がなかったので。

正直、振り返ると退院後2週間では、肉体労働するには早すぎたのかもしれないと思う感じはあります。

仕事中気づかなくても、家に帰ると痛みがある。
重いものを運ぶ仕事を何回かすると、痛みがはっきり感じられる。仕事中もお腹に気が向いてしまって注意散漫だったかもしれません。

そんな風な状態が、なかなか終わらず長く続くので私は時々「このままずっと治らないんじゃないか」と不安になりましたし、セーブしながら仕事をしなければならないことにイラついてしまうこともありました。

▽退院2ヶ月ごろの詳細

繰り返しになってしまいますが、私は退院後2週間で肉体労働を始め、痛みが完全に無くなるのに3ヶ月でした。
なのでもし仕事の復帰を遅め、痛くなくなるまでしっかり休んで、それから復帰していたら…もしかすると3ヶ月より早く痛みが消えていたかもしれませんね。


痛いって、どれくらいから?

私は「どれくらい痛いときに痛いって言っていいのかな」と考えがちです。
【痛み】を判断するのが苦手なのかもしれません。

でも振り返って考えると、たとえば「痛いかも?」とか「これくらいで痛いって言っていいのかな?」とか、【痛い】という言葉が頭に浮かんだ時点で、それは痛みがあるということでOKなんだと今は思います。

なので、もしこの記事を読んでくださっている方の中に、「自分は今痛いのかな」と迷ってしまっている方がいたら、多分それは痛いっていうことだと私は思います。


糸はどれくらいで溶けるのか

私は術後、抜糸はありませんでした。
手術のキズをぬうときに体の中で溶ける糸を使った、と主治医は言っていました。

3ヶ月弱続いた傷の痛みは、お腹の表面から2〜3センチ内側あたりな感じでした。
引き攣る感じだったり、チクリとしたり。

それで、私は「これは縫ったところがひきつれて痛いのかも?」と思うようになりました。
傷口を縫う、というと、お裁縫みたいに表面を縫うイメージでしたが、もしかすると、お腹を切るときってお腹の皮(表面から腹腔までの間)はけっこう厚みがあって、表面より少し深いところを縫っていそうだなと。

また、術後2週間ごろ、おへその傷の端から糸が出てきました(!)。これは初体験。
糸はテグスみたいにけっこう硬いんですね〜。こんな糸なら、お腹の中でひきつれば痛みも出るだろうと思いました。

すっかりすっきり痛みが消えたのは3ヶ月経った頃でしたが、ある日急に消えたような感覚だったので、もしかしたら糸(縫合糸)は3ヶ月で溶けたのかも…なんて思ったりしています。
主治医に確認したわけではないのであくまで素人の憶測ですが。


最後に

手術の後どれくらいで痛みがなくなるかは、人それぞれだと思います。私の経験はあくまで一例としてお考えください。
私の傷は、冬になって寒くなったり、歳を重ねたりしたらまた痛みが出るかもしれません。
職場の方が「無理すると後でひびくよ〜⚠️」と言っていて、それを少し恐れています^^;


それでは、みなさまお身体ご自愛くださいませ。




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