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歌絵巻『ヒカルの碁』序の一手

7/6マチソワ、7/7マチネ観劇してきました!!!!
超良かった。舞台として、2.5次元作品として、めちゃくちゃ良かった。
ってことで感想を書いていきますが、正直観劇するまでは不安もだいぶ大きかったです。
なので、あくまで「前提」「こう思っていたのに」という形で最初に観劇までの気持ちも書きます。
マイナスなことも書いてしまうので、嫌な方は飛ばしてください!
ネタバレもあります!




観劇までの気持ち

いつだったか、主要キャストなどが発表されそれを観たときに
「ヒカルが糸川さん!?塔矢が赤澤燈さん!?年齢‥‥‥」
が正直な気持ち。

そして「ヒカルの碁」って作品から歌ダンスなしで普通に舞台としてやってほしいなっていうのが正直なところでした。
2.5作品いろいろ見るようになって、歌ダンスありで「こうなるんだ!すげー!」みたいなこともいっぱい体感してるけど、それでも観劇前としては微妙な気持ち。

糸川さんも赤澤さんも別作品で劇場で観たことあってめちゃくちゃ良かったし、きっとすごいものになるんだろうなとも思った。けど、日程的に別作品観る期間とだだ被りしてるしそこまで前向きになれず。

やっぱり申し込もう!のきっかけは他キャストの発表を見たとき。
緒方役で北村健人さん出るの!?!??!?って。

ちょうどその時北村さんが出演されている私の大好きな薄ミュ期間だったので、余計に別の出演作も観てみたいなーと強く思っていました。
そこで来た前向きではないけど、キャスト的に気になっている作品…。
これは行くしかないか!!ってなりまして。

ただ!それでも不安がぬぐい切れない2つの理由。
1つ目はここにあげた以外のキャストさんほぼ知らない。
キャストが全てではないですが、私はキャストさん目的で作品を観ることがめちゃくちゃ多いです。
なぜなら、別作品を観てすごく良かったと思う信頼があるから。
Aでめちゃくちゃ良かった→この人の演技は私にはまるとこがあるだろう
じゃあ他を観ても良かったって思うかも!!!
っていう感じですね。

ですが、知らない人も多く楽しみにして良いのかいまいち分からん。
漫画は読んでたけど、北村さんの緒方先生どんなだったかそこまで記憶にないしなー…って感じ。

2つ目が一番大きい理由ですが、そもそも昔に好きだった作品を2.5や実写化などで見たくない。
学生時代とかに見ていた作品はそのままの思い出にしておきたいというか、大人になって自分の見方とか考え方も大きく変わってるかなと思います。
それを改めて見てわずかでもマイナスな気持ちを持ちたくない。
当時面白かった!って思った気持ちそれだけで良い。

と、ここまで書くとじゃあ見るなってあれなんですけど、そこから見事にひっくり返されたのがヒカステですね。
漫画は全て読んだけど、だいぶ昔なので細かいシーンとかはあまり覚えてないくらいの私です。

感想

舞台セットは囲碁の世界だなーみたいな小学生の感想でした。
生演奏もやるんだ!とも思って、どんなになるんだろうなーと。

少しの演奏から始まることでドキドキ感増しつつ、「始まる」って良い意味で構える感じに。

最初はヒカルが碁盤を見つけて佐為と出会うところから。

あぁそうだな、ここから始まるんだったなーとすごく懐かしい気持ち。
ヒカルもヒカルだしあかりちゃんめちゃくちゃかわいい。

特に佐為が出てきて話し方や動作とかの優雅な感じとかで「佐為だ…」となりました。
囲碁に関して打たせてもらえるというときのすごい嬉しそうな話し方、ちょっとかわいい感じの話し方、手を口元に持ってくるかわいい動作、ヒカルを追いかけるときの走り方とか。
うまく言葉にできないけど、本当に「藤原佐為がそこにいる」という感覚。
みんな素晴らしかったけど、一番そこにいたって感覚は佐為かもしれない。

そして塔矢名人と緒方先生の対局シーン。
この時点ではヒカルはまだ打ってないし比較できないけど、正座してる姿勢が慣れてる感じがしてここまでたくさん対局を積み重ねてくるからこそ様になる姿があるんだろうなという印象。
さすがプロ棋士…

塔矢が出てきたときも心配があったけど、セリフを聞いて「あれ?」って。
他作品で赤澤さん観たときは大学生の役だったしそのイメージが強いけど、しゃべり方…かわいらしさがあるというか、幼さとかあどけなさとか、なんだろう小学生のころの塔矢だなって。

役者さんってすげー…って感想。
言い方悪いけど、本当にヒカ碁なんだ…ってすごい実感していきました。

そしてOP?かな?みんな順番に出てきての歌とダンス。
改めてヒカステ始まるんだー!って思ったし、それまでに不安あったヒカルや塔矢を観ていたし不安なく楽しみだって気持ちになりました!
単純にOPの歌が好き。元々糸川さんの歌が好きだし知ってた!!!

ダンスもあるけど、碁を打つような振りがあってその時に打つ音が聞こえるのがめちゃくちゃ良い。
対局でもダンス演出あるけど、それを観ていると「歌絵巻」である意味が自分なりに分かったし歌絵巻で良かったなと思いました。
舞台だったらアニメで良いってなりそうだし、それそれで良いかもしれないけど、歌ダンスありの方が舞台上でだからこそ見られる感じられるヒカ碁の世界がある。

漫画もアニメも過去にやっていたわけだし、現代でヒカ碁をやるからにはこの形が最善だったんだろうなあって思います。
演出家による神の一手を打たれたな!!!!!!!!!
もちろん、こういう演出をやる、じゃあそれをって全員がよりブラッシュアップした実現をしてくださったからこそだけど。
正直心配していてすまんかった。

ここから順番を忘れているのでざっくり…

文化祭に行くところ。
筒井の真面目な感じとか良い意味で普通なところとかが好き。
ヒカルにとってまだ打ち始めたときにいた先輩だけど、筒井みたいな囲碁に真面目で好きで強すぎない人がいたからこそ、今後があるのかなーと個人的にはちょっと思っています。
最初から強い人しか見てなかったら心折れそうというか、入っていけなそう。
三谷や加賀みたいなタイプばっかだったらそもそも退部してまう\(^o^)/
最初にこういう穏やかな人がいてくれて良かったなあと感じてました。

詰碁並べるシーンでヒカルが遮ってしまって答えられずに終わってしまう中学生がいるんですけど、ちょっといじけてる?みたいな時があって好きでした。
アンサンブルの方がやっぱり何役もしてたり、セット移動も担当してたりで本当この方々がいてくれるからこそ!!って思うことがいっぱいあります。
他舞台観ててもアンサンブルの方も日替わりネタ的な感じで、毎回ちょっと違うことしてたりもするしもっと注目して観ておきたかった…

そして加賀!
いや正直びっくりしました。加賀のキャラ自体を覚えてないんだけど、しゃべり方とか振る舞いやら態度やらで加賀がどういう人物なのかすごい伝わる。
声もめちゃくちゃはっきりしてるし聞き取りやすい。
声だけど目の引く声というか、はっとしますね。本当びっくりした。
心配しててすまんな!!!
個人的に大好き北村健人さんの緒方先生がタバコ吸うし、その姿観られるのが楽しみだったんですけど、加賀!!お前!!

加賀はたばこを上向きに吸ってるというか、たばこ自体が上にあがってるんですよね。
それがもうすっごい「イキッた中学生の吸い方」そのものでめちゃくちゃ笑ってしまうww
ヒカ碁の世界のこの段階ではヒカルにとって強い相手なんだろうけど、たばこの吸い方が完全中学生だなあと…ww
この時点では嫌な奴感あるので、たばこの灰がそのまま顔に落ちろ!と思ったのは内緒です。
たばこは水蒸気のやつ?なのか、ちゃんと煙も出てましたね。

いざ対局でダンス歌演出。かっこいい。
かっこいいし片方が歌ダンスしてる間に、もう片方とアンサンブルの方で対局進めてるんですよね。なるほどなーって。
ヒカルと佐為のともに進んでいく感じが好き。
結局大きなミスして負けるわけですけど、あの大差がついて悔しいと思えるヒカルがまだ囲碁を理解しきれてないんだなって印象とヒカルの人間性?棋士としてではない強さもあるのかなと。

いざ筒井加賀ヒカルで大会に出るとこ。

もう演出が!!良くて!!!
でも特に好きなのは加賀に「遊んでるのか?」と言われて「遊んでるよ」とヒカルが返すところ。
9つの星があると言って、本当に宇宙を模した映像や星?っぽいライト?でアンサンブルの方々がダンスというか舞ってる感じとかすごく良い。

「遊んでるよ」のヒカルのセリフもすごい印象的です。
よくスポーツ選手とかで「ゾーンに入る」みたいなアドレナリンどばどば極限状態?みたいなのあるじゃないですか。
それに近いのかなーって思ってました。
まだ経験も少ない中なのでそうとは言い切れないけど、その片鱗があるというか。
そこに入れる一歩も踏み出したというか。
ものすごい落ち着きあっていう様が、逆にこわい存在になるんだろうなって印象になりました。

その後海王戦あって加賀が確かちゃんと「負けました」って悔しそうにしながらも言ってるとこにちゃんと棋士として経験してきたのを感じるし、筒井が喜んでるのかわいい。
ヒカルが本当ヒカルなんだけど、「この頃のヒカル」なんですよね。
この先プロになるし、一番成長が大きいし年齢も変わるけど、この時点でのヒカルだなって感じられるのが嬉しい。

2回目の真面目なヒカル(佐為)vs塔矢

ここはダンスでなく、殺陣を使った演出。かっこいい。
どう考えても小学生じゃねぇだろ!!ってのはあるけど、実際強さとしては小学生レベルでは全くないわけで。単純に歌も好き。
対局シーンどれも好きだけど、本当良いですよね…。
そしてこの対局があるからこそ塔矢がヒカルを追いかけるようになるわけで…。

ヒカルが緒方先生に引っ張られて塔矢名人のとこに行くシーン。
緒方先生!!と喜んだのはもちろんなんですけど、逃げようとするヒカルに対して圧というか逃がさないというより「お前やるよなあ?」って有無を言わせない雰囲気が好き。
でも一手に驚いて逃げ出すヒカルに「無理やり連れてきたからでしょうか」ってちょっと残念に?する緒方先生かわいいかよ…ちがうし大丈夫だよ
対局見てる雰囲気も興味というか、一体誰なんだと確かめたいというか…
真っ直ぐ見てるだけじゃなく、ちょっと姿勢直す?重心変える?(ネット囲碁のとこだけだったかも??があるのも、それだけ時間経ってのかなと感じます。

塔矢名人は名人でもう威厳しかない。座ってる姿勢がすでに強い。
後言い忘れたけどOPで聞いた歌がめちゃくちゃうまいし強い。
歌までが名人すぎる。
逆に、この時のヒカルは一番子どもに見えた瞬間でした。糸川さん自体こんな子ども体型だっけ?って思うくらいに子どもさを感じた。
それだけ塔矢名人の様子に貫禄しかないからかなと思います。

ヒカルの打てるようになりたいと初めて?思って出た1手。
すごく笑顔からのびっくり。本当に自分で打った感覚がないというか、感性とかセンスとかそういったもので出たものなのかなと。

ヒカルの碁という作品ですごく大切なシーンの1つをこんな風に長くない上演時間の中で、しっかりと見せてくれるのがありがたいです。

三谷もすれてる感じがかわいい。すんっとした話し方が良い。
クールな悪ガキ…ってほどではない、根は良い子なんだろうな感。
でもダケさんに「詰めるぞ詰めるぞ~」って言われてあたふたしてるところが中学生だなあってのと、それだけ慌ててるんだろうなって思う。
ダケさん言われてみればそらそうかって感じなんだけど、カテコで塔矢名人の兼役だと知ってめちゃくちゃびっくりしました…。
囲碁の強さ以外は全然違うやんけ!!っていう。

ダケさんに挑むヒカルに対して「じゃあお前が1万」的なこと言われたときのヒカルのリアクションが毎公演違っていて楽しかったです!!
7/6マチネ
ひょえ~~~~!みたいなどっから出してんの?って感じの声出して倒れこむ?→客席笑い声→佐為まで笑ってしまう
の流れがめちゃくちゃおもしろかった!
7/6ソワレ
ヒカル逃げようとするところを佐為に止められる。身長差かわいい
7/7マチネ
「さようなら!」と言ってお辞儀して去ろうとするヒカル。を止める佐為

対して海王中学。
塔矢が入部したらそらちょっとな…ってのが正直なところ。
後に岸本が「メンバー発表でみんなが動揺しないように」的なこと言ってて、すごい良い先輩だよなあって思います。
もちろん勝つ気でやってるわけだけど、厳しいことも分かっているだろう中でもあえて対局するのは、塔矢のことも団体戦として勝つことも踏まえてなのかな。
尹先生は足長すぎてびっくりした。この人も良い先生だよなあ。

塔矢が目隠し碁させられるとこはヒカステの中でもめちゃくちゃ好き!
そこの歌ってる感じが好きなのもある。
対局相手の1人の声が北村さんでびっくりもした!!兼役!!
全部は把握してないけど、いろんな人が兼役やってておもしろいよね。
最初に対局した先輩は和谷くんの人だと3回目で気付いた。

緒方先生としてダンスは全体曲のみなんだけど、北村さんのダンス自体が大好きなので兼役で観られてめっちゃ嬉しかったなー!!
とても軽やかできれい。
ここでも碁を打つ振りがあるんだけど、最後から2手前?でちょんって感じに打つところがすごい好きです。
そしてラストはばしっと決めるところかっこいい。
スタイリッシュ囲碁だった。

塔矢は頭抱えてるし、すごい悩んでるんだろうなと思うけど、岸本先輩の介入で本気出し始める?ところからの真っ直ぐ碁を打つように手を伸ばすところがめちゃくちゃかっこよかった。

それだけの強さがありながらも三将を望むのは、そら肯定できない。
肯定しない尹先生が好き。

大会で三谷が名ばかりの大将だと言われてることに対して、恐らく強いタイプの人間ではないと感じてる筒井さんがしっかりと海王に否定してるところが良い。とても良い先輩。信頼しかない。
そして三谷もちゃんとお礼言えたね!!!

それに対してまっすぐよろしくという岸本が好き。
強豪校の部長だな感。

初戦でそれぞれ再びのダンス対局なんだけど、筒井さんは本を持ちながら?でがっつりダンスじゃないのがまた良い。
筒井さんががっつりダンスするのはなんか違う\(^o^)/
ヒカルもこの時は自分で打ってる?から勝って嬉しそうなのがかわいい。

そして海王戦。
筒井さん去年は勝ててうれしそうだったからこそ、1年経て負けてしまうのが悔しい。
三谷も力の差をすごく味わったんだろうなって。めちゃくちゃ小さくなってるように感じる。
ヒカルvs塔矢は本当つらすぎる…。

塔矢は自分の思うヒカルと打ててうれしい。
ヒカルは自分で打てないのが悔しい。だから打つ。
それは塔矢に影響されてるからこそだろうに、塔矢にとっては違うヒカルで失望してしまうようなものなわけで。
単純に塔矢はヒカル(佐為)を、ヒカルは塔矢を見て一方通行なのがつらいけど、ヒカル自身か佐為が打つかでお互いの打ちたい相手が叶わないのがつらい。

佐為も自分が打てなくて悲しみもあるだろうけど、ここでセリフとか歌はないんですよね。
囲碁が好きだからこそヒカルが自分で打とう、ましてその打った1手を見て…ってところなんだろうか。

ただ塔矢は…。
ここの「ふざけるな」って激昂とヒカルの「ふざけてなんかねぇよ」がしんどい。
塔矢の怒りで震えるような様子、勝ったけど、勝ったとは思えない悔しさ。
それを「っっ」みたいな声にならない声で表現されているのがめちゃくちゃすごかったです。すごい印象に残ってる。
もはや表現っていうのも違うなって思う。悔しさがそのまま出てた。
表現じゃなくて、ただ塔矢が悔しがっている様子そのものだった。
ヒカルも本気で打ってるのに佐為じゃない1手をそういわれてさ~~~…
このときにはもう正座とか打つ様子が「慣れてない」ではないんですよね。
何がどうでって言葉で説明できないけど、板についてきた感じがする。
どこまで意識してそうされているのかは分からんけど、本当すごい。

と、ここまでが1幕で2幕からはネット囲碁のところ。

和谷くんきた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
当時私は和谷くんと伊角さんが好きでした…
ちゃんと?チャットがカタカナのみなのに時代を感じるww

尹先生も好きだけど、正直2幕からの中国人棋士の役の方が好きでしたw
和谷くんしゃべろうとしているのを遮ってるとこ好き。
その後負けましたっていうけど、動作だけ見てると絶対負けてないww

みんなにsaiの話しようと手あげてるのにずっと気づいてもらえず、眉下がってる感じがめちゃくちゃかわいかった。
遮られつつ押しのけられて「いてっ」てなってるのかわいい。

ネット囲碁で好きに対戦できると知って喜ぶ佐為かわいい。
かわいいし、その様子が本当に佐為だった。

和谷くんからsaiは「秀作が現代の定石を学んだみたいな…」と聞いて笑う緒方先生。
笑うとかわいいなおい!!!!!!!!!!!!インテリヤ~なのに!!!
神か化け物かって言ってるけど、すごい気になってたんだろうなあ。
子どもらしいという話を聞いて「子どもらしいよ」って緒方先生が塔矢にけしかけるセリフも大好きです。あの言い方たまらん。
やってみてくれない?ってのも、完全にただの頼みじゃないよねっていう。

緒方先生のマネ?秘書?はつとめてるのがあかりちゃん役の人なんですけど、めちゃくちゃしごできお姉さん感あってむっちゃ好きでした。
塔矢にネット囲碁やってもらう前後で、マネ?と緒方先生が2人ともちゃんとPC操作して、立ち上げとか閉じたりとか何かしらしてるんだろうなってとこも良い。
そういう細かいところまでやるのも舞台として当たり前なんだろうけど、見てる側としては良いよねって思います。

さっきも言ったけど、塔矢がネット囲碁でsaiと対局するとき、緒方先生ちょっと足の重心を右左変えたりしてるんですよね。
舞台としては1分程度?とかの短い時間だけど、実際には考えてる時間とかもあるし見てる側も考えてるだろうしすごく長い時間でもあるだろうなと思ってます。
だからその重心を変える動きひとつで時間の進みを私は感じられているので、役者さんですごいよなとどの舞台を見ているときでも思います。
緒方先生役北村さんのファンミで稽古期間のお話とか、演技プランのお話とかも聞けたので余計にそれを感じます。大好き。

この後?かな。ネット囲碁でsaiを観戦して上手上の段に緒方先生出てきてsaiの感想を言うところ。
ここで最初たばこ吸ってた気がする…
手にたばこ持ってたし煙が出てたはず。たぶん。
あっても一瞬だし私の見間違いか妄想かって心配してるから早く配信見たい。
まあ写真とかで見ても緒方先生は通常の吸い方というかたばこが下を向いてる感じなんですよね。
慣れてるというか、普段から吸ってるんだろうなって感じがする。
お願いだから一生吸ってくれ。頼むから禁煙はするな。
仕事で禁煙指導とかもしてる私が言えることじゃねぇけど!!!!!

だいぶはしょってるけど、院生試験受けることを決意して三面打ちするところ。
三谷…静かに怒る感じでいうし、俺も辞めるっていうのは大会楽しみにしてたんだろうなと。
賭けをやるような中学生が真っ当に自分の腕を部員に認められて、みんな強くなってきて次を楽しみにしてた中でそれを聞いたらそらね。
でも加賀は部外者だからってのもあるだろうけど、「もっと上を」ってヒカルのことを分かった声かけができるのは本人もそれを体験してるからなんだろうな。
喫煙シーンはイキった中学生感だったけど、このときの加賀はすごいたくましく見えたよ。
筒井さんも…自分にとって最後の機会なのに、ヒカルを応援しようと部長としてもあって三谷に促す優しさよ。

この三面打ちのシーンも特に好きな場面の一つです。
ここがラストになるので、余計に盛り上がるというか1つの章の終わりでもあるしね。
悩むヒカルにけしかける加賀がかっこいい。
厳しい状態の筒井さんに「楽をさせるな」っていう加賀は三面打ちをよく分かってるんだろうな。

「負けました」と小さな声で囁く三谷。それを聞こえちゃったという佐為。
三谷は簡単に言うならば不憫になってしまうんだけど、賭けをして止められて部活に入って楽しむようになったと思ったら。
1年前は自分が勝ってたのにいつの間にか三面打ちでも勝てなくなり。
それこそこの時にイカサマできたならもっとてこずらせることともできただろうに、それをやらずにまっすぐ戦って負けた。
つらいけど、三谷自身のメンタル的な成長も感じます。
そしてヒカルを応援というか分かってるところもあるんだろうなと。

そして続く葉瀬中4人の歌。葉瀬中ありがとう!!!!!!!!!!

ここから院生試験受けるぞ!でヒカステ終了です。
めちゃくちゃ良かったーーーーー!!!


感想まとめ

さてくそ長すぎはしょりすぎ意味わからんことなったので、まとめ的に。

最初に書いた通りいろいろな気持ちあって不安も大きかった作品。
2.5次元作品をいろいろ観劇するようになって大好きだけど、今でも「観たくない作品」「やってほしくない作品」もあります。
2次元大好きなのでそれはそれと思うところがやっぱりあるし。

でも、ヒカ碁に関してこのように2.5として舞台化しなければ、たぶん漫画を読み返したりこんな内容だったなって思い出して楽しむこともきっとなかったことでしょう。
何かしらで漫画を読むことはあるかもしれないけど、アニメは今見るとちょっと悲しい気持ちも出てきてしまうのでたぶん見れないです。

だからこそ今こうやって舞台としてやってくれたからこそ、改めてヒカ碁に触れる機会ができました。
ただ作品の舞台化ではなく、歌絵巻として歌やダンス、時に殺陣を入れての演出をすることで原作ありの舞台ではなく、「1つの舞台」として公演時間ずっと楽しむこともできました。

キャラクターとして覚えてないことも多いけど、やっぱり佐為はある程度覚えています。
その佐為が「藤原佐為」として舞台に立っていたんです。
ヒカルと出会って、現代で囲碁を楽しんで、成長もして。
佐為が間違いなくそこにいた。もちろん他のみんなも。
それがあまりにも嬉しくて1幕途中と終わりに涙ちょろりしてました。
元々2次元どっぷりおたくなので、好きだったものを目の前で観られる、存在を感じることにめちゃくちゃ幸せに感じるタイプです。
だから本当に嬉しかった。
これだから2.5次元って良いよね!!って思います。
2.5次元としての良さをすごく改めて実感する作品でした。

恐らく2手目決まってるであろうとは思うけど、切実にやってほしい。
佐為vs塔矢名人が見たい。伊角さんが見たい。でもしんどい!!!
話覚えてないけど緒方先生と桑原さんの対局も絶対見たい。
ダンスバトルしろ。

最初は歌ダンスありでえ~…って感じだったけど、途中にも書いたようにだからこその作品であるからこそ良かったです。
アンサンブルの方々のダンスとかもめちゃくちゃかっこよかった!!
スカートだとダンスしながらひらっとなるのが良いよね。

次からさらに対局のレベルが上がるかと思うので、よりすごい演出とかで観てみたいなーと思います。

まだカテコの話とかもろもろしたいけど、終わりが見えないのでざっくり意味不明なままで終わります!!
後はついったーで書き続ければ良いし!!!

さて、私のヒカステ観劇は終わってしまいましたが、後は14日の千秋楽配信!!
当日リアタイはできないけど、配信期間中にじっくり何度も何度も見ます。
舞台上の人たち全員の全ての行動を目に焼き付けたい。
楽しみ!!!!!

ヒカステありがと―――――――――――!!!!!!!!!大好き!!!!!!!!!

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