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書くことについて📝《その八》文章のよさを何で決めるか。

            ( 約1,000字 )



「この人は強がっていても、
淋しい感情を押し殺して書いているなぁ」


「上手い文章を書くことに必死なんだなぁ」


「誰かに分かってほしいのに、伝わらなくて
もがいているみたいだなぁ」


書いていない感情が見えることがある。

スキが多くても満たされないのか、
そういう文章を書けばスキが貰えると学習したのかは分からないけれど、
辛そうだなぁ、と。

何かしら、不満を書くとスキをもらえる
傾向が、noteにはある。

こういう文章に
ムッとされる方は
絶対数、いらっしゃるでしょう。
これは、私の感想です。

兎にも角にも
共感性が高い文章は、読まれます。
また、たいした内容でなくても、恋愛に関する記事が読まれます。

例えば、何かしらの他人の価値観に対する悲しみを書くと、しちめんどくさい高尚な学問の理論を展開するより圧倒的に読まれます。

処理しきれない自分のストレスの吐け口をnoteの記事で昇華するだとか。


サポートしてくださった奈星さんが、
「何を書いたかではなくて、誰が書いたかを重要視される」と仰っていました。


noteでは、有名な小説家や、誰もが知る芸能人の有料記事も投稿されます。
有名人の文章で、この程度でも読まれるのか、と思うこともありました。
文章のテクニックより、書いている人の別の才能による魅力によって、記事を5割増しにしてしまうのでしょうか。

私はプレミアム会員ではないから、コメント欄は閉じられません。
でも、
あまり批判的なコメントが来ません。
注目されている訳ではないからです。
(そこは、ホッとする。)

なかには注目されるnoterさんが、人気があって誹謗中傷を受けたり、批判記事を書かれたりしています。

大変そうだなぁ。

フォロワーが多い人の宿命ですね。
好きな対象のファン同士が、その中で優劣をつけてほしい心理が働くためです。

詩を書く人も大勢いらして、
ジャンルを『詩』だけでピックアップすると、
恐ろしい数の記事が抽出されます。

これは詩なんだろうか、
という『詩』があり、首を傾げます。

ツイートらしき言葉からの、短い文が、
noteでは『詩』のジャンルに分類されるようです。

SNSは、自由に誰にでも発信する場を与えてくれました。
そのおかげで、
私は、生涯、会うこともない遠い地の人と交流ができて、知らない場所の素敵な景色を見ることが出来ます。

また、
変わりゆく日本の文化や、
悲しい現実を
目の当たりにする機会を手に入れました。


ストレスは、減りましたか?

noteに出会う前の私は、
もう少し
本を読んでいたかなぁ。

交流も、

リアルから失ったモノも、

今の私には
元には戻せないと気付いてはいるけれど。










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