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自然と里山を言葉で感じる~2024年4月

ここ半年くらい俳句などに目覚め、TVのプレバトなど見ています。

思いつきでFBで「自然と里山を言葉で感じる・楽しむ・語る~俳句・短歌、川柳、かるた・標語」という公開グループを立ち上げました。

俳句・短歌を詠んだり、川柳を吐いたり、かるた・標語を作ったりして自然や里山(の中の活動などを含む)を感じたり、楽しんだり、語ったりするグループです。作品を作らなくても、一緒に楽しむだけでもOKです。

ご興味ある方、是非、ご参加くださいご参加ください。
https://www.facebook.com/groups/savoringword

まだ初心者ですが、私の作品の中から主に選んでご紹介します。


春の俳句・短歌

◎胴長が さらう網には 蝌蚪の紐

    詠んだときは「胴長が」としたところが面白いのではとおもいましたが、 
 読み返すと説明の範囲を脱していない感じですね。

   関連俳句:あたたかき 泥衣着る 蝌蚪のひも

◎古民家や 国越え憩う 春の昼


東京都多摩動物公園での企業向けイベントの手伝いで出掛けました。

◎名も知らぬ 鳥のさえずり 高らかに 朝もや駆ける 電車待つ空

◎獅子ゆたり 桜咲かずも 園の春

◎春暑し 慣れぬ鎌ふる かがみ腰


この日は千葉市の里山で「野草を食べる」イベントに参加しました。

◎10分の 車走で変わる 花七分

 里山付近では七分咲の桜も、車で10分くらいの別の場所では満開でした。

◎一面の 菜の花色に 翳りなく

 関連俳句:菜の花の 黒長靴に 点々と

食べられる野草を探しました。

◎雨あがり 草摘む春や 手に雫

食べる草を摘む指の様子を何か句にできないかしら?
「美味しさを摘む」というフレーズが浮かんだものの続かず、ネットでどんな句があるか探したら、見つけました。

わが指は草をあぢはひながら摘む 佐藤文香

婦人画報3月の季語「摘草」星のや 暦のことば
https://www.fujingaho.jp/travel/hotel/g42588846/hoshinoya-koyomi-march-20230201/

いつかこんな句を詠めるようになりたいですが、今はこのレベルです。

◎指うれし うまそうを摘む 春野草


◎春落ち葉 掃きたる道も キャンパスに                                           はらはらと舞い 印象派気取る 

◎夜桜や 無惨にライト 色かさね

    あまりにも残念すぎて…数秒ごとに色が変わる演出は最低でした。
 落ち着いて鑑賞したかったです。

◎伐木の 飛び込む谷戸や 春深し

◎ニリンソウ 見上げる白き 無数の目

 類句を見つけました(2024/6/6追記)。

沢山の眼 地より見つめる 犬ふぐり

基礎からわかる はじめての俳句 上野貴子著 メイツ出版(2016年3月30日発行)
作者は明記されていないので、上野貴子氏の作品でしょうか。

◎すみっこに 落ち葉の毛布 双葉出で

◎春風や 敦盛哀れ 母衣揺らす

 お気に入りの句です。

◎一閃の 斧音駆け抜け 春の空

◎時過ぎて 我が世の春も 散る花や

    他の方の句です。季節が変りゆくのを感じました。

それから意識して春が行くのを詠んだ詩句を作りました。

◎ひとり立つ 桜蕊降る 城址の碑 

◎桜散り つがい失くして 送る春 誰ぞ悲しむ 夫婦モッコク


◎シャンシャンの 日本語を聞き はっとする                                   見る夢もかと 切なく愛し

 ニュースを見て可愛らしさに負けましたが…

川柳

◎ぷるぷると タマキクラゲが 指誘う

◎妻切れる 車中に香る チェーンソー

カルタ、標語は時期を選ばないので、別に紹介したいと思います。

 

 

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