体質の話/②生理痛
PMSに引き続き、今回は「生理痛」のお話です。
生理痛がひどい方って、ご自身や周りの方でいらっしゃいますか?
辛くても周りに見せないように隠している方も多いかと思います。
私自身は生理痛はひどい方です。
長年付き合っていても、その症状には全く慣れません。
中には病気が隠れている場合もあるため、
「たかが生理痛」と思うのは要注意。
「生理って良く知らない」
「痛いと思った事ないのよね」という方。
ちょっと数分の間、この記事を読んでみてください。
今回の「生理痛」では、
●生理痛とは?
●実際に出ている症状
●対応と改善策
●まとめ
をお伝えします。
●生理痛とは?
・日常生活に支障が出ていると"月経困難症"
生理痛は月経痛とも言い、生理に伴う痛みの事。
よくある症状としては、痛み下腹部痛や腰痛、頭痛、食欲不振、吐き気、下痢など。
「月経困難症」はそれらの症状が特に強く、
薬を必要としたり仕事や日常生活に支障が出ている場合を指します。
日本ではその症状に悩んでいると言われているのは、
なんと女性の25%以上!
かなりの方が生理痛と戦っているんですね。
・どんな症状があるのか
下腹部痛、腰痛、お腹の張り、吐き気、頭痛、疲労・脱力感、食欲不振、
下痢、めまい、貧血、精神面での不調(イライラ、憂鬱、怒りっぽくなる)
など多岐にわたります。
痛み方は人それぞれありますが、
この症状が起こりやすいのは生理開始前日から生理2,3日目あたり。
これが毎月毎月あります。
多くの方が10代で初潮を迎え、平均的な閉経年齢は50〜51歳。
40年近い間、女性はこの症状と毎月付き合っています。
・原因はあるのか
プロスタグランジンとは、子宮を収縮させ、はがれ落ちた子宮内膜を血液と一緒に体の外に押し出そうとする"痛みのもと"。
このプロスタグランジンのせいで、強い痛みが起こるようですね。
また、子宮の出口が狭いと経血が外に流れにくく、それが原因となる事も。
たまに聞く「出産してから生理が楽になった」という方は、
これが一因となっていたのかもしれませんね。
さらには冷えやストレスも生理痛には大敵です。
エアコンの風や冷たい飲み物、
家庭や仕事の疲れも血行や自律神経を崩しやすくさせます。
●実際に出ている症状
私が実際に出ている症状は、
うーん、たくさんありますね。
私の場合は生理初日から3,4日目までこのひどい症状が続き、
痛み止めは毎食後に必ず服用しています。
生理が始まると仕事どころか日常生活もままならず、
家の中は毎回荒れ果てます。
さらに症状が重い方は貧血で立ち上がれず、倒れてしまう方も。
これが毎回あとまだウン十年間、
毎日続くかと思うとしんどいですね…
●対応と改善策
・病院で頼る場合
症状が強い方は一度は婦人科での診察を受けましょう!
というのも、月経困難症には2種類あり、
それは「機能性月経困難症」と「器質性月経困難症」というもの。
治療のための薬は漢方やホルモン剤、低用量ピルといったもの。
私も過去に薬を試した事がありますが、
漢方やホルモン剤は1年ほどそれぞれ試しましたがあまり変わらず。
今はロキソニンといった鎮痛剤で対応しています。
低用量ピルは、自分が偏頭痛の薬を服用しているため使用できずでした。
これらのお話もまた別で記事を書きたいと思います。
※薬を希望される方は、医師の判断の上、正しく服用してください。
・自力で対応する場合
薬以外では、血行を良くするように努めましょう。
お腹や腰にホッカイロを貼ったり、
冷たい飲み物を控えて暖かい飲み物を飲んだり。
また、ストレスをため込まないようにする事も大切。
お仕事や家庭環境で難しい場合もありますが、
アプリなどで生理周期を管理・把握して
仕事などの調整をしておくと気持ちが多少リラックスしやすくなります。
●まとめ
いかがだったでしょうか?
女性の25%以上の方が症状を持ち、
痛み方なども大きな差がある「生理痛」。
その中には病気が潜んでいることもあります。
また、薬によってひどい生理痛が改善できる可能性もあります。
生理痛って本当に毎回毎回痛み方も違って辛いですよね。
婦人科で相談した事がない方は、
一度ぜひ医師に相談してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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