写真展「切支丹、その出会い Hidden Christian Story」開催中
ミュージアムの広報スタッフの方が、ブログに長崎新聞の掲載内容を載せて下さいました。
https://www.nagasaki-peacemuseum.com/archives/311
【個展のご案内】
「切支丹、その出会い - Hidden Christian Story」
2024年5月21日(火)~6月16日(日)
※5月27日(月)、6月3日(月)、10日(月)は休館
10:00~17:30(最終日は14:00閉館)入場無料
ナガサキピースミュージアム
〒850-0921 長崎市松が枝町7-15
TEL 095-818-4247
https://www.nagasaki-peacemuseum.com/
Statement,
2022年10月、外海での旧キリシタンの帳方との出会いが切っ掛けで、昨年10月から4ヶ月間、雲仙市に住み込みで働きながら長崎に滞在をした。
旧切支丹信仰は、時を経てなお失われ行きつつある。現地取材や文献を頼りに、かくれ切支丹末裔の方の案内で、長崎の構成資産を中心に休みを利用して各所を旅をするように巡った。宣教師が不在の中で、育まれた宗教信仰は、地域によって多様で、独自の形態であるために、伝統が閉ざされているように感じた。しかし、そこに存在している風景は、変わることがなく開放された空間である。
現代社会の中で、なぜ旧切支丹信仰は失われ行きつつあるのだろう。
写真は記録性だけが重要ではない。
イメージ一つ一つの文脈を通して、宗教的伝統について、問い直す社会であって欲しいと願っている。
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