今日の言葉たち 〜佐渡巡りでいただいたもの〜
昨日は野草研究家のはるみさんと共に、ディープな佐渡の聖地巡礼をしました。本当に濃い1日だった…☀️
はるみさんは野草のみならず、地域の伝承にもとてもお詳しいので、面白いお話をたくさん聞かせてくださいます📗ご先祖様に通ずると言われているお花をお供えしながら、木や自然・お寺や神社・洞窟・水場にご挨拶し、そのいわれや伝説を勉強✏️
佐渡を巡れば巡るほど、その広大さと手付かずの自然・地形・人間の営み、文化遺産に圧倒されます。秘境スポットもたくさん🌍
長谷寺には、なんと即身仏もいらっしゃったそうで…!ネットで調べても出て来なかった情報だったので驚き…
木や木の実だけを食し、穀物や野菜・火を使った食事や動物・魚・塩を一切食べない修行僧『木喰上人』の聖地も巡りました。お召し物はなんと、紙だったそう…。冬の佐渡でどうやって生活されていたんだ…!しかも皆様長生きされていらっしゃったようだから、本当に凄い。
今日のお寺巡りでいただいた言葉をば。
また、お寺の大きな御神木・枝垂れ杉にご挨拶して「大きいぃ…!!!😳」と思っていた時に、杉から言葉を授かりました。
『どうしてこんなに大きくなったか、わかる?
自分のまま、生きたから。
種は既に持っていた。
そして祈りで守られた』
植物たちは皆、自分のまま生きている。その種はそれぞれが命として授かったものだ。
この御神木は大きく育つ種を授かり、自らのままの形で生きて成長した。そしてその最中、人や自然からの祈りによって守られ、今ここにいらっしゃる。
再び言葉を授かった。
『自分のままの形になることを恐れないこと』
木から人間への、とても深いメッセージだと思いました。自分のまま生きれば、自ずと自分らしい心地の良い形になるのだろうね。そしてその生き方は、自分らしい最期へとも導いてくれる。
はるみさんにも頂いた言葉たちをお伝えすると
「なんか、佐渡の杉のこと思い出しちゃった。昔、杉は材木としてほとんどが伐採されちゃったんだけど、その中でも曲がった杉は商材にならないって切られなかったんだって。その時の杉たちが今、佐渡で巨木として残されているんだ。いびつであっても自分のままの形である事で生き残り、守られた子たちが今も遺産として残っているんだね」
とおっしゃった。言葉にできないものを感じたなぁ。
植物はきっと、自分が生き残ること以上に、種として存続していくことを大切に思っているし、それこそが存在のベースになっている気がする。曲がった杉の木たちが、まっすぐ伸びて伐採された杉の木たちの希望でもあり、託されたものだったのかもしれないなぁ。
素敵な時間と体験をいつも本当にありがとうございます🙌💓はるみさん☺️💕
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