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千明の神様日記 〜突然石がやってきて、混乱の渦に突入した話③〜

儀式を、するべきか。
しないべきか。
人生で経験したことのない
’わからなさ’の中の出来事。

身体とお腹が ぐぅうっ、と重くなり
食欲が無くなってしまうほどだった。

前回までのお話はこちら💁‍♀️ 
https://note.com/chiaki_photo/n/nb224832bee97
https://note.com/chiaki_photo/n/nfa148089ea88
 

悩みに悩んでぐるぐるしていた時
周囲の方の意見から
大切なことを学んでいった。
 
流石バリ島に住む方々。
それぞれの視点からの
神様メッセージを
的確に届けてくださるのだ。
 
まゆこさんから
 
「宗教には関わらないほうがいい。
 ちーちゃんは
 神様の勉強が大事なんだよ」
 
と言われたことをきっかけに
 
「そ、そうか…
 これは宗教…なのか?!
 もしやわたしはただ単に
 バリヒンドゥーの宗教に
 ハマっている人だった?!?!🤯
 全然そんな、宗教のくくりで
 気にしてなかったけど…
 もしそうだとしたら
 それって、ヤバいのでは…!」
 
と、宗教についての知識ゼロな
The!日本人的な自分が突然発動し出した時に
お会いした方からは
 
「この島の文化や営みを
 宗教、ってくくりで
 見なくてもいいんじゃない?
 だって、純粋に
 神様と繋がるための道を形にした結果、
 周りの人がそれを
 ‘宗教’と呼んでいる部分も大きいじゃない。
 ヒンドゥーと元々のアミニズムが
 ミックスした、この文化は
 大いなるものへの敬意、そのものだよね。
 自分のコアから純粋にエネルギーを
 受け取り続ければいいだけだと思う。
 ‘これは宗教、これは違う’
 なんてジャッジを挟まないほうがいいよ。
 おかしな道に行くもとじゃない?」
 
というお言葉をいただいた。
 
「儀式をしたら
 聖なる存在に近づいていって
 普通に友達と仲良くできなくなるって
 言われたんだけど…」
 
とメソメソしていた時は
他の方から
 
「いや、
 その儀式した人が全員
 聖なる存在に近づくとは思えないな。
 だってさ、バリ人の○○さんや××さん…
 あと外国人で言うと△△さんや□さんも
 その儀式、されてるじゃん?
 でも、ぜんっぜん
 聖なる存在じゃなくない?
 むしろ、普通に人間的に悩んだり
 ごっちゃごちゃしたりもしてるじゃん。
 やっぱり、人は人だし
 何をしようと、その人はその人のままよ」
 
と言っていただいて
 
はっ…!確かに。
ほんとその通りだわ。
どんな儀式をしたって
どんな自分になっていったって、
そのままの自分でしか
いられない生き物なんだ。人は。
そのままでいれば、いいのやね。
 
と気づいた。
 
マデさんからは
 
「えっ、千明さん
 本当に本気で
 一生懸命勉強してるし
 儀式するの、すっごくいいと思うよ。
 大切な儀式だもん、それ。
 ちゃんと人間と神様のことの
 バランスも取れていくと思う。
 千明さんは神様から
 めちゃくちゃ愛されて
 ケアしてもらってるから大丈夫だよ」
 
と言っていただけた。
 
こんな感じで
それぞれの方の視点から
大切な物の見方、新しい見方を
ひとつひとつ学ばせてもらっていった。

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***
 
 
 
そして、再び
徹くんと電話した時。
こんなことを言われた。
 
「千明、結局儀式、どうするの?
 俺が思うに
 千明がその儀式をしたら
 子どもを持てなくなったりも
 全然、すると思うんだよね」
 
「えっ?!?!
 子どもを持てなくなる?!
 それはないよ!」
 
「なんでそう言い切れるの?
 契約っていうのは
 対価交換だからね。
 なにを差し出すことになるか
 わからないよ。
 神事にたくさん時間を使うために
 人間的な生活の部分を
 捧げる必要がある可能性は
 大いにあると思うけどね」
 
「えぇええ…!
 いや、それはないと思うけど…
 だって、神様ってお厳しいけど
 めっちゃくちゃ優しいんだよ?
 今世子どもを産んで
 育てる、っていう経験は
 ごく当たり前の
 わたしの人生の一部分だもん。
 カットは起こらないと思う。
 
 普段から神様とたくさんお話しして
 やりたいこと、やりたくないこととか
 協議させてもらってるし
 大枠の希望は聞いてくださるよ」
 
「…ふーん。
 千明は神様と
 そういう関わり方で生きてるんだ。
 ……じゃあさ、
 儀式受けるんだったら
 その前に契約書を
 書いたらいいと思うよ」
 
「は????😧
 契約書??????」
 
「うん。
 紙に、自分の希望の条件を
 書き出していくんだよ。
 それをベースに契約を結ぶ形」
 
「はぁああああ???😧
 そんなの、適応になるわけない気がするけど…
 神様に、紙でこちらから
 雇用契約書書くなんて
 そんな…そんなのって、聞いた事ないわ」
 
「いや、そういうのがいちばん大切で
 めちゃくちゃ効力を持つと思うよ。
 俺だってさ、
 京都の社長さんのところで
 働かないか?って声かけてもらった時
 一番最初に雇用条件を考えて
 テキスト送ったもんね。
 
 ’1ヶ月に半分は休みが欲しいです。
  3月は佐渡でワカメ漁なので
  1ヶ月間まるまる休みます’
 
 とかさ。
 その上でOKを頂いて働き始めたから
 社長から
 
 ’いいなー、徹くん
  おやすみいっぱいあって’
 
 と言われても
 
 ’そうですね、
  ありがとうございます’
 
 って言えてるもん。
 何事も最初がいちばん肝心ってこと。
 自分の中での条件をしっかりと考えて
 文字にして、形にしておけば
 それは大きな効力を持つと思う。
 逆に、それさえできたら
 千明にとってもすごくいい形で
 安全に勉強の道に入れるかもね」
 
〈参考:【京都ー佐渡】いつかの日に還る場所へ。〉
https://toruquqlia.hatenablog.com/entry/2020/07/19/152623
 
……目から鱗だった。
そう言われると、確かにそうなんだろうな。
 
実は3ヶ月ほど前
すごく特別なエネルギーの
ノートを購入していた。
 
神様ごとの大切な何かを
書けばいいことはわかるのだけれど
なにを記すことになるのかは
さっぱり、だった。
 
なるほど…たぶん
あのノートの最初に
雇用契約を自分で考えて書いて
提出すれば、ええんやな…。
 
いや、本当に徹さんって凄いなぁ…。
私にない視点、発想で
落ち着いて意見をくれる。
 
決して浮いていないし
すごく厳しい目でチェックしてくれるから
まじで、助かる……
徹くんのおかげで
わたしは、バリで生きていけてるわぁ…
 
 
***
 
 
その日の夜。
自分が新たに
神様と契約をしっかりと交わすとしたら、
どんなことをお伝えするかに向き合った。
 
自分が人生において
大切にしたいものを
明確に浮かび上がらせる
しずかな時間だった。
 
項目に優先順位をつけながら形にしていくと
こういった内容になった。

〜やくそくごと〜

1.自分を犠牲にしません
2.人間として生きていきます
3.家庭と子どもを持ち、幸せと学びを深め、感じていきます
4.わたしの魂の喜びと学びが、選ぶことをしていきます
5.どんな自分も大切にします(福岡の自分、巫女の自分、母としての自分、自分自身などすべて)
6.バランスを大切にします
7.身体を大切にします
8.おいしくて身体にいいものを食べます
9.ゆっくり寝ます
10.命の時間を過ごしたい人に使います
11.何かを、し過ぎることを控えます
12.何事も検討し、嫌なことは断ります
13.やるべきことは、やります

ほんっっとーに
素直に、一番に浮かんできたのは
 
『自分を犠牲にしません』
 
だった。
これだけは
ぜってぇ、しねえからな!!🤣←
 
前世では散々自分を犠牲にして
人柱になったり、
生贄になったりしてきた感覚があるので
 
「今世は自分のために
 生きて、死ぬからな!!
 どんなに大切な人にも、
 寿命を分け与えたりもしないからな。
 それぞれの人の人生を
 唯一無二のものとして、
 受け止めて、見送るんだから」
 
と強く誓っている節があった。

今回のわたしの人生の大きな課題は
 
『自分を犠牲にせず
 喜びとともに
 神様にお仕えして
 皆様のお役に立つこと』
 

というところにあるので
それを守れないのなら
わざわざ巫女シャーマンなんて
大変な道を歩む必要、ない。
(他のどんな職業よりも
 ある意味、うつし鏡度が高く
 自分のあり方が現実に反映されていっちゃうもんね)

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***
 
 
このやくそくごとを
徹くんに見せたら
 
 
「うん。
 これなら、大丈夫じゃない?
 これをベースにやっていって
 その都度、不規則的に出てきたことへは
 自分で対応したり、協議したり
 新しく希望を出していけばいいって感じはするね。
 実際にやっていく中で例外は出てくるからさ。
 
 でも、これがあればいざという時に
 神様がたに対しても
 しっかり断りも、確認もできそうではあるね」
 
と言ってもらえた。
 
 
このやくそくごとは、
巫女シャーマンとして生きる上での
私と神様との約束とも言えるけれど
なにより、自分自身との大切な約束事だと思った。
 
何かある時
いつもこれに立ち返っていこう。
何度も読み返して初心に戻ろう。
 
そういうものが
今回はっきりと形になったことに
喜びを覚えた。
 
チャーリーからも
 
「…正直Chi chanが
 勉強入りの儀式をしなくてはいけない、って
 マンクーに言われた時に
 真っ先に思ったのは、
 
 ‘Chi chanは、
 子どもを持てなくなるだろうな’
 
 っていうところだったんだ。
 どれだけToruと子どもを持つことを
 楽しみにしているかわかっていたからこそ、
 僕たちとしても本当に、辛かった。
 でも…そういう風に
 自分で契約内容をつくることは
 すごくいいことだね。
 効能を発揮してくれると思う。
 さすがToru!」
 
と言ってもらえた。
 
よかった…
本当にみなさま、ありがとう😢 

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(コミック風、チャーリー。)
 

 
これで、もう大丈夫だ。
儀式をすることになっても大丈夫。
自分の大事な軸が出来上がった。
そう思っていた時。
 
まさかの、まさか
驚くような話を聞いて
自分を大きく問われるのでした…。 
 
…次回、
『突然石がやってきた!』
最終話です。
 
果たして、
千明はその後どうしたのか?
儀式の行方はいかに?


🧡🙌Love catch ver.2🙌🧡
あなたのお話を聞いて
キャッチしたことを
お伝えします💐
未来や過去のあなた
もう会えないあの人
守ってくれている存在
ご先祖様
神様
いろんな方から応援され📣愛されているあなたへ
大切な皆さんからのメッセージをお伝えします🙌
あなただけの輝きが
ますます自由に広がっていくような
祝福の光が降りそそぎますように💐

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