民藝堪能DAY【名古屋市美術館】【豊田市民芸館】
名古屋市美術館で民藝の企画展があり、豊田市民芸館ではアイヌの企画展があるとのことで、ハシゴしてきました!
名古屋市美術館 特別展「民藝ー美は暮らしの中にあるー」
柳宗悦をはじめとする民藝の活動について、衣・食・住に分類して展示されていました。
撮影可能スポットでは、柳氏がかつて企画した展示を模して、生活空間を再現した中に民藝の品々が展示されていました。
家具もアンティークで手仕事の光るものばかり。
うっとり見入ってしまいます。
解説文のついている展示品もあり、製法などが学べました。
特に、次にアイヌ展へ行く予定だったので、アイヌの衣装についてここで知識を入れられて良かったです。
企画展関連ショップにも味わい深い品々がたくさん並び、欲しいものばかりでした。
私はポチ袋とコースターを購入。
いろいろ見た中で、一番心惹かれたのが芹沢銈介のプロダクツでした。
いつか静岡市芹沢銈介美術館に行きたい…!と新たな楽しみも生まれました。
豊田市民芸館 企画展「アイヌの美しき手仕事」
いつか行ってみたいと思っていた場所です。
今回、企画展がアイヌとのことで、行ってみることにしました!
なぜアイヌが気になるかというと、漫画ゴールデンカムイ(以下、金カム)にハマっているからです。
もっとアイヌのことを知って、金カムの世界を深掘りしたい!との欲求で出かけました。
展示の半分くらいは衣服で、アイヌらしい渦巻きの紋様がいろいろなパターンで見られました。
この紋様は、布を縫い付けたり刺繍したりして形作られていて、手仕事の緻密さを感じました。
金カムで印象的だった道具は小刀なのですが、展示はとても少なかったです。
物語の中でも重要な小道具でしたが、大切な人のために作って贈るものなので、コレクターの手に渡りにくかったのかな、などと考察してみたり。
食事の道具や首飾りなどの展示品が多く、装飾性や使い勝手が日本のものと異なるのが興味深いです。
また、民芸館にはお茶室があり、こちらでお抹茶をいただいてきました。
おわりに
2つの美術館・民芸館を見てきて、民藝を堪能できた1日でした。
最近は食器や道具にこだわりを持つようにしていて、それらに対する愛着がますます深くなりました。
これからも良いものを長く愛して使い込んでいきたいと思います。
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