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コーヒーが飲めないので出さないでね

コーヒーは好きなんだけど、やっぱり地雷。
きょうも出先でコーヒーを出してもらって、せっかく用意していただいたものを「わたしカフェインがダメなんで」と説明するタイミングが計りにくい。
どうぞ。と出されたものを、飲まないで放置したまま帰るのも気が引ける。
レッド〇ルなんて出されたら本当に困る。

先日はお昼ご飯のサンドイッチを分けてもらったのだけど、それを断るのも説明しなきゃいけないし、言い出しずらい。

で、結局食べてしまって、何とも言えない不安感がモヤる。

私はアレルギー体質だから、自分の食べ物にかなり気を遣うので、
「自分の食べ物は自分で管理、用意する」という発想なのだけど、
社会に出てみると、「気遣い」というものが必要になって
同席した相手の分まで先回りして用意する気遣いが必要になってくるのは
新たな驚きだった。
先日お世話になった女性は、チョコレートをくれるときにアレルギーのことは何も言っていないのに「甘いものは大丈夫?」とよく念押しして聞いてくれたのが、流石だなと感じた。

アレルギー持ちさんの立場から言うと、来客用の飲み物がなんでコーヒーか緑茶なんだろうかと思う。
水アレルギーなんてもあるらしいけど、お水でもいいのにな。

よかったら、コーヒーがダメな人も居るんだよって知ってもらえると嬉しいな。

日光アレルギーはほとんど良くなって、今ではサングラス無しでも外出できるようになったけど、日焼けするくらい陽射しを浴びるとすごくだるくなったな。指とか顔とか、まだ反応しやすい部分は湿疹になる。
陽射しのせいなのか、たまに頭痛がするのがつらい。

先生からも「今では心配の要らない状態ですよ」と言って貰えて、解放されたような気分。
しかし、正直にいうと、これまで自分の足かせになっていたものが突然取り外されると、妙な寂しさが出る。これも寛解のステップなのかもしれない。
これから自然と、先生たちの補助輪から離れて自分で漕げるようになっていくのだろうな。
すこし、こころのすみっこにさみしさを感じた日。



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