NTTと高市早苗と橋下徹＋その感想
高市早苗さんは、国会議員になる前からわりと好意的に捉えている人であり、実家のある選挙区選出の国会議員なのです。
文春砲が気になってしまったので、自分なりに理解を努めたので、まとめておく
3/13 18:00時点の情報による僕の印象は、高市さんはシロ
高市さんは、想像していたよりはるかにきちんとしてはる印象を受けた
とともに、きちんとするには、大変な苦労があるなーとも感じた
そして、橋下さんも、公職在職期間、徹底して曖昧さを排除してたことを、改めて感じる
高市さんも橋下さんも、日本に必要な人やなー
事の発端～週刊文春の報道
週刊文春が「高市早苗さんが総務大臣在任中に、NTTから接待を受けていた」と報道
高市さんの反論
高市さんは「NTTと会食はしたけど割り勘」と反論
反論内容を裏図けるような過去の発言
凄く悲しそうな声が
— ピーチ太郎2nd (@PeachTjapan2) March 10, 2021
印象に残ってます😅
高市早苗「大臣辞めた後(NHK)前田会長が『慰労会しましょ』と言うんでご飯食べたんですけど、奢ってもうて受信料やったらエライ事やから、完全割り勘したんですけど…とってくれはった店が高こうて…😢生活に響きましたね。一食で私の普段の7食分のお金が…」 pic.twitter.com/nkfqmrEG4F
高市さんの反論に対する橋下さんの指摘
高市さんの「大臣も副大臣も「通信事業の許認可に直接関わる」ことなど、ありません。そもそも、私達は「決裁」をしていないのですから。」って意識はまずいと、橋下さんが指摘
https://t.co/O0K23h1fek
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 11, 2021
→高市早苗さんの会食が国務大臣規範に抵触するかどうかは別として、高市さんの総務大臣権限に関するこの認識はまずい。高市さんは法律上の権限と内部の決裁権限を混同している。電気通信事業法を見れば、法律上の権限は総務大臣にあることは明らか。決裁権限は内部ルール。
高市さんの認識では、大臣にほとんど権限がないことになる。これでは大改革などできない。僕も知事就任直後、改革をやろうとするたびに役人が「それは知事の権限ではない」と言ってきた。しかし法律上の権限は知事にあり、内部ルールによって決裁権限が部局長に委ねられているだけ。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 11, 2021
内部ルールは知事によって変更可能。僕は内部ルールを変えたり、法律上の権限を持ち出して改革を断行した。高市さんは、役人に「それは知事の権限ではありません」と言われて改革を断念したのだろうか。そんなことでは改革などまったくできない。役人の伝統的な政治家操縦術の一つ。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 11, 2021
高市さんが橋下さんの指摘に反論
橋下さんが高市さんの反論にコメント
https://t.co/AwyCdegZ4u
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 13, 2021
➡︎高市さん、返信ありがとうございます。僕は「大臣が法律上の権限について全ての決済をせよ」とはもちろん思っていません。知事・市長の経験からそれは無理なことは十分承知しております。学術会議会員の任命拒否問題で、杉田官房副長官が前捌きをしていたことが
批判されましたが首相がすべてを個別任命するならそれだけで首相の仕事は終わってしまいます。組織対応するのは当然です。しかし内部で決裁ルートを如何に定めようとも首相に任命権・責任があることは揺るぎない事実です。今回のNTT接待疑惑について高市さんは権限がないことを反論の核に置きました。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 13, 2021
僕の持論です。公務員は利害関係者と飲食するのは全面禁止。業者からヒアリングするなら役所内で会うか、飲食店以外で勉強会を開けばいい。しかし選挙で選ばれる公選職は有権者との飲食の付き合いも必要。政治は情、行政は理の世界ですから。もちろん公選法、政治資金規正法、大臣規範の遵守は必要です
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 13, 2021
以上、高市さんが「大臣に権限がない」と反論したのはおかしい、公選職である以上大臣規範に従って割り勘で飲食したと堂々と言うべきというのが僕の主張でした。ただ高市さんが、SPの飲食代であっても後日返金したことは事実。この後日返金が許されるなら公務員も許されるのか、は論点になります。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 13, 2021
ここは回数や金額、飲食の時期によって区分けする必要もあるでしょうが、一国民としては後日返金などないよう襟をただして欲しいところです。もちろんこんなことを言いだしたら国政、地方を含めて大量の政治家がルール違反になるでしょう。いま国会議員の答弁は歯切れが悪い。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 13, 2021
会食はなかったと堂々と言えないので、疑われる会食はなかったと誤魔化しています。しかし国民はみんなわかっています。だからこそ堂々と会食はあった、公選職なので公務員とは違うと言えばいいのに。まあ割り勘にしていない後ろめたさがあるのでしょうが、そうであればそれは正直に言ってもらいたい。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 13, 2021
僕は8年間の知事・市長の経験の中で利害関係者との個別会食はありません。付き合いの悪い知事・市長と言われていました。ただ経済団体の代表者たちとの新年会や後援会行事で事業者と会食することはありましたが、代金を余分に負担してもらったことはありません。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 13, 2021
しかし本来選挙で選ばれる政治家は、有権者と飲み食いしながら有権者の情をひっくるめて汲みとっていく役割なので、ルールに基づいた飲食は堂々と主張すべきです。そして選挙で審判を受ける。他方公務員は業者とは役所内での堅い付き合い。業者と飲食したいなら政治家になるべき。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 13, 2021
このような政治と行政の役割分担、区分けが必要です。大阪ではこの点かなり厳しくルール化をし実践してきました。他方国政はここが緩く、今回の問題もそうですが桜を見る会問題の根っこにもなっています。国政における政治と行政の役分担を考えていただけたらと思います。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 13, 2021
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