女性を大切にすることは、地球へ、宇宙へのリスペクト

昨年経験して価値観が変わったことの1つに、自宅出産がある。

病院で生むことが当たり前の世の中で、自宅で産むことはハードルが高いのか。

スタッフとして滞在していた時期に、里帰りしている娘さんが自宅出産をした。

生まれる数日前まで一緒に手仕事をし、ご飯を作り、と大きなお腹でたくさん働くその女性は妊婦さんであることを感じさせないくらい、とてもパワフルだった。


そして出産日当日、私達スタッフは扉越しの部屋で耳を澄ませながら、今か今かと産声が聞こえるのを待っていた。あのパワフルな彼女でも、苦しそうな力む声が聞こえた。

しばらくして、この世に誕生した産声が聞こえてきたときは、本当に感動した。

おめでとう。いらっしゃい。待ってたよ。ありがとう。いろんな感情が湧いた。


生命の誕生、人間の誕生をこんなに生で感じたのは初めてだった。そして女性ってすごいなと、私も女性だけど、「命を生み出だす」ことが出来るということに宇宙を感じた。


自宅出産っていいなって思った。

出産がもっと身近な行いであれば、命が生まれることがどれほど奇跡か体感することができる。

実際、その出産には旦那さんも子供も同じ部屋でみんなで見守って、みんなで新しい家族の誕生を迎え祝福していた。見てはいないけど、それはそれはきっと素晴らしい光景だったに違いない。


女性の体は宇宙だ。

生命を生み出すこの宇宙と同じことが女性のからだで起きるんだ。ミクロとマクロの世界。同じことが起きている。


だから女性を大切にすることは、地球を、生命を、宇宙を大切にすることにつながる。

長い間男性優位の社会で、女性は大切に扱われなかったり軽視されたり卑下したりという歴史が長かったけど、これからの未来誰もが女性を大切に出来たらいいな。

女性自身も自分のことを大切にする。自分の女性性を傷つけない。自分の中にある宇宙をリスペクトする。

男性はその大きな愛で女性を包み込む。

この世界に何故男と女がいるのか。

ということについてたまに考え込むんだけど、やっぱり両者の役割があって、

それは互いに外向きでなく☓←→

内向きに補い合うこと♡→←

であるはず。


私は子供を生みたいとか、現時点ではあまり思ってないのだけど、女性として生まれた私の中にある計り知れない力、宇宙を大切にしたい。




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