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マイナーな米料理カブリプラオ

インド料理を愛する方々にとってビリヤニは結構身近な存在になってきたけれども、中東から南アジア県にかけて食べられる米料理はビリヤニだけではない。

カブリプラオ

ビリヤニと何が違うんだと思って調べてみた。ビリヤニは半分茹でてたから別々に火を通した具材と混ぜ合わせる手間のかかる料理みたいだが、プラオは米と具材入れて炊くビリヤニとり簡単な料理らしい。

だけど明確な違いがあるわけではなくて、料理人が「これはビラヤニと言ったらビリヤニ」で、「これはプラオと言ったらプラオ」になるとネット記事に書いてある。なるほど…。

ちなみにインド映画『RRR』で主人公たちがムスリム家庭に料理を出してもらって食事をしているシーンがある。その時に彼らが食べていたのはビリヤニなのかプラオなのか、意見が分かれているらしい。真相は如何に。。。

実食!

カブリプラオ

うん、相変わらず写真撮るの下手くそだな。まぁ日当たりのいい席じゃなかったっていう言い訳をさせていただく。
なんか見た目地味だけど、食べたらめちゃ美味しいってのが南アジア圏の料理あるあるですわ。今回も例外ではございませぬ。

余談だけど、1人で行くと大体小さいテーブル席か、カウンター席に案内されるじゃん?

今回もそうだったんだけど店のど真ん中の2人がけの席に案内されたんだよね。すごい居心地悪いから端っこの席が良かったし、お客さん全然いなくて空いてたら「あっちの席がいいです」って言いたかったけど小心者なので言わなかった。

店側としても4人がけテーブルはグループで来たお客さんのために温存しておきたいだろう。仕方なく案内通りに従った。

閑話休題。。

以前にカブリプラオを注文した際、「今日はないです」と言われてしまい食べられなかっことがある。なので今日もないかな〜と思いながら注文してみたところ、今日はあるみたいだった。

やったー。初・カブリプラオ。

米の中に骨付きマトンが隠れている。マトンの写真も撮ればよかった。けっこうドス黒い色をしていたけれど、そのグロテスクな見た目に反してとても美味しかった。
スプーンで肉がほぐれるくらい柔らかかった。マトンといえば独特の味がする。妙な獣感がある。でもそういう臭み的なのはなかったな。
きっとこの店のニハリ(マトンとグレービーな汁の料理)も美味しいだろうな。いつか食べよう。

塩気のある米と、その上の甘みのあるにニンジンとレーズンのコントラストがとても良かった。写真だと分かりづらいけれど、結構量あった。中華料理店で出てくるチャーハンと張り合えるくらいの量だったな。全部食べられた。お腹いっぱい。

プラオを全部食べ終わる頃、塩気とスパイスの後味残るなかラッシーを飲み干し口をマイルドにする。夏には冷えたラッシーが一番美味い。

ご馳走様でした‼︎

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