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イモづる読書【その12】サピエンス全史 人類の誕生編からニーチェ・・・シュトラウスがイモづる縁結び


漫画 サピエンス全史を読みだしています。
読書中に、頭の中でBGMが流れてきて・・・やがて、頭の中でティンパニの連打が・・・・って!【うん、ほんまやで】
サピエンス全史の人類の誕生編を読んでいて、BGMは、シュトラウスの「ツァラトゥストラかく語りき」、2001年宇宙の旅のオープニングです。

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あの素晴らしい(衝撃的)どういったらいいか・・・
あのワン・ショット(何万年もの時空を一瞬で飛躍)もう、思い出すだけで興奮するワン・ショット・・・どう言い表したらいいのやら・・・

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というわけで、「ツァラトゥストラかく語りき」ヘイモづるってわけです。

ニーチェは、ときどきブームになる哲学者です。
何故って、けっこうおもしろい(しかめっ面した学者って感じがしない)【会ったことないんで】
「神は死んでるのに」といったり、
綱渡り師が青息吐息で
「・・・悪魔に足をすくわれたんだ。これから地獄に連れてかれるだ。・・・・」
まじに死にかけてる人にですよ、
「バカなこといってんじゃなえよ。そんなもん、ないんだよ。悪魔はいないし、地獄もない
挙げ句の果てに、「あんたの魂はあんたのからだより先に死んじまうから、何も怖ろしがることはない」
このシーンが、ヨハネとかパウロとか親鸞とかだったら、気の利いた一言、慰めるにもなるんでしょうが・・・・・

チョコチョコ割愛して書き出しましたから、誤解があると思います。
超人ツァラトゥストラは、ホントは優しい人です。

いい人なんだけど、率直に「ホントのこと」グサっという人・・・いい人なんですが・・・超人ツァラトゥストラは、そういう人です。

フリードリヒ・W・ニーチェ (Friedrich Wilhelm Nietzsche)(1844-1900)
哲学者。著書『ツァラトゥストラかく語りき』、『人間的な、あまりに人間的な』、『曙光』、『善悪の彼岸』、『力の意思』など。

『ツァラトゥストラかく語りき』は、超人ツァラトゥストラを主人公にしたストーリーで、ツァラトゥストラもいろいろ悩んで布教(?)、それも「いい人なんだけど、率直に「ホントのこと」グサっという人」ぶりがおもしろい。【うん、ほんまやで!】
ストーリー:山で悟りを開いたツァラトゥストラは、人びとにその知恵を贈るために山を下り、街で、けっこう手こずりながら、語り、弟子もでき、頃合いを観て、弟子たちに「みずからを見出せ」と一声鳴いて街を去り、ふたたび山に帰っちまった・・・

『人間的な、あまりに人間的な』、『善悪の彼岸』は、いわゆる哲学書。
『人間的な、あまりに人間的な』は題名に惹かれて読んでは観ましたが、『ツァラトゥストラかく語りき』の方が読みやすく面白い。【シランケド!】

まとめ

ニーチェの名言をまとめた書籍はたくさんあります。【めちゃくちゃ多いですよ】

それはそれで、けっこうなモンです。
超訳 ニーチェの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ)などはおすすめです。

しかし、一冊はニーチェを読んでからってのがおすすめです。【うん、ほんまやで】
その一冊は、『ツァラトゥストラかく語りき』【シランケド!】


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