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コテンと眠るための読書・・・kindleunlimitedは宝の山・・なのだが・・気付いた時にGETしておこう!

kindleunlimitedへのリストアップは、当然期限があります。もちろん、多くの作品がずっとkindleunlimitedに定住していますが・・・・
思い出してAmazonヘいってみると、有料だった・・・ってことになります。
幸い(今から思うと)kindleunlimitedでGETしていた『孟嘗君』全5冊合本版 (講談社文庫)も今は有料になっていました。
五月に入手して、『劉邦』(全3巻)、『重耳』(全3巻)、その間にサスペンスを挟んで、毎晩(でもないですが)ぽちぽち読み続けて『孟嘗君』も4巻をクリアしました。やはり、おもしろい!からです。

 KindleunlimitedをGETした経緯を思い出してみると、まず、宮城谷『劉邦』を読みたいと思ったところからです。
いつもの手順で
(1)アマゾンのkindleにあるか、確認。
(2)あれば、サンプルをダウンロードする。
(3)サンプルを読んで気に入ったら購入。
まあ、立ち読みして、あたりをつけて・・・・というわけです。
このとき、「(1)アマゾンのkindleにあるか、確認。」をしたら、(上)がkindleunlimitedだった。当然、サンプルより検討にはいいわけです。
この時に著者の一覧から『重耳』(全3巻)もkindleunlimitedでGETし、同じ時期に『孟嘗君』(全5巻)もGETしました。
『重耳』は以前単行本で読んでいるので、kindleunlimitedでなかったら入手しません。kindleunlimitedでなかったら再読していません。【うん、ほんまやで】
『劉邦』3巻+『重耳』3巻+5巻も・・・『重耳』はすでに読んでいるので、読み続けることはないかも【うん、ほんまやで】
『劉邦』は(上)だけがkindleunlimitedで(中)(下)は、古書を自炊PDFすることにして、自炊している間にも『孟嘗君』を読むつもりでGETしておきました。

また、『重耳』『孟嘗君』『劉邦』は同舞台(中国)、時代も紀元前と「世界」が同じようでしかも、著者が同じ(宮城谷昌光)では、続きに読んでいくとこんがらかってしまうのは、火をみるよりも明らかです。そうならないために、西洋モノのサスペンスと浅田次郎を挟みこんでいます。【コテンと眠るコツ】
結局、中国古代モノは『劉邦』も『重耳』も完読して、『孟嘗君』ヘ移りました。

さて、『孟嘗君』が最終5巻へ入りました。

この作品のおもしろさは、題名になっている主人公の「出」が極めて遅いことにあります。前半は「白圭」を中心に多彩な人物が活躍します。例えば、田 嬰(でんえい)は当然としても、公孫鞅(商鞅・しょうおう)や「孫子」の孫臏(そんぴん)など一本立ちできる人物が絡みにからみ、おもしろさを助長しています。

そこで、5巻に入ってから、「ほんと」はどのあたり・・と気になりました。
実際に「ほんと」はわからないわけですが、だいたいオーサライズされているあたりを確認したくなりました。

そこで『十八史略』を参照。

kindleunlimitedでは、『十八史略』(グーテンベルク)の「上」と『小説十八史略傑作短篇集』(陳舜臣}がリストアップされています。

『十八史略』の「斉(せい)」の章を読んでいくと、このエピソードは宮城谷『孟嘗君』のあのの部分かとジグゾーパズルのピースようにはまっていきます。

残された記録とフィクションで巧みに組み立てていく小説の醍醐味を垣間見ることができます。

グーテンベルクものは、kindleunlimitedに定住しているようですから、今、GETしなくてもと思いましたが、『小説十八史略傑作短篇集』より『十八史略』(グーテンベルク)の方が良いと思い、GETしました。

kindleunlimitedには、それぞれの書籍に期限があります。
気づいた時に、GETしておくように心がけています。


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