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コテンと眠るための読書・・・自炊PDF+OCRは電子書籍には敵(かな)わない・・・ちょいと寂しいけど・・・・

睡眠促進読書で毎晩ちょぼちょぼ読み続けてやっと読了しました。kindleunlimitedで、劉邦【上】(著:宮城谷昌光)を見つけ読みはじめ、おもしろい!・・・【中】、【下】と読了。

この宮城谷『劉邦』は、【上】だけが「kindleunlimited」です。
この理由が読了してわかりました。

『劉邦』・・・今さらっておもいました。
特に司馬遼太郎の「項羽と劉邦」を読んでいるし、何かにつけて登場する劉邦や項羽はお馴染みで・・・今さら【うん、ほんまやで】
もし、「kindleunlimited」でなかったら、手にとることもなかったでしょう「kindleunlimited」か・・・まぁいいか、ちらっと読んでみるか・・・

こういう切り口があったのか・・・さすがの宮城谷先生

司馬遼の「劉邦」の面白さを宮城谷「劉邦」は越えています!

ここで、【上】だけやめられない。
【中】【下】を購入すれば、「kindleunlimited」の思う壺だ!
これがいけなかった! 素直にkindleで読み続ければよかったのに・・・

【中】【下】は・・いきなり各1600円!・・いくらオモシロいといっても・・
この価格・・オモシロ過ぎる・・・【うん、ほんまやで】

紙の本の古書が「1円~」とあるので、この2択問題、迷うこととなく・・・
紙の本の古書の古書を手に入れて、自炊PDFで「中」「下」を読み継ぐことにしました。【自炊PDF、得意だし・・・】

ところが、縦書きPDFが思っていたより上手くいかない・・・・

『Clip OCR』は、タテ書きにも威力を発揮しますが、
宮城谷昌光の中国を舞台にした小説には、全く不向きでした。
かんじんの人名地名では読み取れない漢字が多々ありました。
また、ふりがなが新たな一行となる分はよしとしても、本文のあとにまとめて一行づつでてくるのには閉口しました。中国を舞台にした歴史小説ではルビ(振り仮名)は必須です。それに宮城谷昌光独特の『当て字』には手も足もでません。
おもしろさ半減です。

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自炊PDFを『CLIP OCR』でテキスト化して、TATEditerにコピペして、これをフォントサイズ18PointのPDFに変換して読むことにしましたが、まったくダメでした。
例えば、人名では、「夏候嬰→夏候要」、「樊噌→ 樊」、「蕭何→ 何」

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自炊PDFを『CLIP OCR』でテキスト化して、TATEditerにコピペして、再PDF化
まったく時間の無駄でした。

結局、自炊PDFで読み続けることになってしまいました。
素直に【中】【下】もKindleにすればよかった・・と思う梅雨の夜のものがたり。

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