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79 イモづる読書【その31】書いてみせます・・初めての短編小説! その5〈 Learning 〉-5 エンドマークをつけるために-4 参考書を囲い込む-2

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

3 準備稿を書くための準備を始める
  3−2参考文献・資料を収集・整理

つづきです。

エンドマークをつけるためにあなたがしなくてはならないこと
参考文献の候補のうちの

候補:『短編小説講義 増補版』(筒井康隆)について


『短編小説講義 増補版』は、
ディケンズ「ジョージ・シルヴァーマンの釈明」
ホフマン「隅の窓」
アンブロウズ・ビアス 「アウル・クリーク橋の一事件」
マーク・トウェイ「頭突き羊の物語」
ゴーリキー「二十六人の男と一人の少女」
トーマス・マン短編集 第1篇)トオマス・マン「幻滅」
ローソン「爆弾犬」
筒井康隆「繁栄の昭和」
以上に解説が書かれていますが、当然、それぞれの作品は掲載されていません。

この『短編小説講義 増補版』は、岩波書店からの出版で、引用されている作品も、岩波書店が文庫創刊六十年を記念して各作家の短篇小説集六十点をセット販売したものから選ばれてます。


そこで、「岩波文庫 短編集」で検索すると、あるはあるは、懐かしい方々の短編集が・・・・・・・【うん、ほんまやで!】

上記のリストをチェックしながら、読んでみたい、読み返してみたい文庫をピックアップ
!
すでに読んだ本を飛ばさない
【うん、ほんまやで!】

なぜなら、それを読んだあの頃の目的は今となっては知る由もないが、少なくとも「短編小説を書くつもり読んだ」ことはないはずだ。

今回は、「書くこと」を目的に読む
読み方に一定方向があり、結果が違うはずだ。

フィッツジェラルド短篇集 (岩波文庫) が、あった!

F・スコット・フィッツジェラルドといえば、

シド・フィールドの「映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと」
(この記事のタイトルはこの本のタイトルより)
冒頭、第一章にいきなり、「フィッツジェラルドの悩み」として登場します。

小説家として大成したフィッツジェラルドが、ハリウッドへ乗り込んで・・・
「フィッツジェラルドの悩み」となります・・・・・・
シド・フィールドが、「夜はやさし」について書いている部分は参考なりそうです。学生が初版と二版を比較できる環境は羨ましい限りです。
フィッツジェラルドを読むなら、村上春樹にしたい。

ただし「夜はやさし」は長編だから、
今回はパス!
「グレート・ギャツビー」(訳:村上春樹)もパス!

「岩波文庫 短編集」に、大江健三郎自選短篇がありました。

ボツ(落選)にしたリストに、大江健三郎『小説の方法』があります。
この本と、文庫をあわせて読めば参考になりそう・・・
このように、参考文献がふえていきます。【ズバッと切らんとイカン】

もうひとつ、ボツ(落選)にしたリストに、三島由紀夫『文章読本』
あります。
この本の第三章、小説の文章には「短編小説の文章」という項目があり、
ここは読んでおきたい・・・・・・・
このように、参考文献がどんどんふえていきます。【うん、ほんまやで!】


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