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好きに浸る

 チューイです。

 先日、映画館で『スターウォーズ/エピソード1 ファントム・メナス』が4日間限定でやっていたので、観にいってきた。
 大好きな映画で、今までずっと家のテレビ画面で見ていたのが、スクリーン。しかも、映画館の音響で。そして、僕が映画館でスターウォーズを見るのは、『スターウォーズ/エピソード9 スカイウォーカーの夜明け』ぶりなので、4,5年ぶりとなる。
 僕は普段、映画の本編が始まるギリギリで入るのだが、珍しくトイレがすぐ済んでしまったので、本編が始まる20分前とかで入った。
 それで、トイレに行かないかな…大丈夫かなと心配にはなった。
 幕間の時間に、少し照明が落とされて、近日公開の映画の予告がきて(この時、『デッドプール&ウルヴァリン』の予告やってて、荒廃した20th Century Foxのロゴが出てきた後に『猿の惑星/キングダム』で20th Century Studiosのロゴが出てきて、あぁって感じになった。)、映画泥棒のやつがあって、さて本編。
 最初の20th Century Foxのロゴと共に耳に馴染んだあの音が映画館に鳴り響いて、僕の涙腺が刺激された。
 そして、"A long time ago, in a galaxy far, far away…"(遠い昔、はるか彼方の銀河系で…)が出てきて、テーマ共にやってくる"STAR WARS"のロゴ。
 だめだった。体が震え上がった。しかも、今見ているのはEP1だ!25年前の映画だ。
 またこの曲を映画館で聴けること。EP1を映画館で見れること。全てが現実ではないような感覚がした。そして、EP9ぶりに見るオープニングロール。
 もう幸せでいっぱいだった。
 本編見ている間も基本ずっと涙目で見てて、「この後を知っているんだ僕は!!」と思うと、いろんなシーンで涙が出てきそうになる。そして、怖くなった。
 ナブーの美しさに見惚れて、ポッドレースで興奮して、別れて泣き、ライトセーバー戦で興奮し、グンガンの独特な感じに笑いを誘われて(馬鹿にしてるとかじゃなくて、なんか面白い。ボス・ナスがブルブルブルブルー!ってやってるだけでなんか面白いのよ)、ラストでわーい!ってなりながら、ひぃ…!ってなってたら、終わってた。トイレ行くことなかった。
 いや、何回見ても面白いな!
 観終わって、2024年6月5日から公開される『アコライト』の特別映像が公開されていた。本編が楽しみだなと言った感じ。
 そんな映画体験だった。

 久々にスターウォーズを映画館で観て、そして、人生で初めてジョージルーカス監督の作品を映画館で観れて、さらに『スターウォーズ/エピソード1 ファントム・メナス』を観れた。
 流石に涙が出てくる。
 「あ〜これが、思い出の力かぁ」と思った。
 そういえば、映画館出た後、「スターウォーズ見てないんだよなって言ったら、怒られたからやばいファン」みたいなことをボソーっと言っている人たちがいた。(ちょっと中身違うと思うけど、言ってることはほぼ一緒だった気がする)
 いや、そんな人どこにでもおる。勝手にそうじゃない人たちを巻き込んでんじゃねえ。
 その怒った人も、相当スターウォーズが好きだからこそ、「え!?見てないの!?」のパラメーターが、振り切れてしまったのだろう。ちょっと踏み止まって〜!
 映画館を出て、トイレ行っても、電車に乗ってもずっと映画のことを思い返してしまう。
 この本編2時間10分ぐらいかな?何も気にせずに、ただ目の前で流れている映画で感動する。
 これが幸せなのだ。椅子に座って、幼少期めっちゃ見た映画を見て、ずっと、その映画について考えて、家に帰って寝る。
 たまにこういう少年心が沸騰するものがないと、楽しくない。
 いや〜最高だったな。

 僕は映画館で、『スターウォーズ/エピソード4 新たなる希望』と『ローグワン/スターウォーズ・ストーリー』を観たい。

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