ストラテジ系ゲームの謎

最近、アプリ内課金というゲームが増えている。

この手のゲームに言える事は、キャラクターを個別に入手して育てる育成系のゲームと類似してる。

過去に流行った、タマゴッチのようなものだろう。

中国とインドネシア人の中には、ラストウォー・サバイバルという香港の企業が開発したゲームに、2ヶ月で600万円も課金してる廃課金ユーザーが存在する。

ある意味、成金なんだろうけど、究極の時間とお金の無駄遣いと言える。

YouTuberの中には、無駄と思えるこのゲームで、クラウドファンディングで寄付金を集めて、廃課金ユーザーと競い合うというアホまで存在する。

他人にお金を出して貰ってまで、続けるゲームではない。

モノ好きな人も居るので、数万円のお金を投資してる輩も居るみたいだけど…

実際にこういう内容のクラウドファンディングだけど、ファンディングの募集内容が、「ゲーム・サービス開発」になっている。

この人がゲームで遊ぶための内容にお金を投げ銭してくれる奇特きとくな方が居られる。

心の優しい人が居るという事だよね。

はっきり言うと、ゲームのサービス開発にはならない。

募集の要綱としては、クラウドファンディングで募集するよりもFacebookやPatreonで募集する内容だろう。

YouTube動画などのクリエイティブ作品のネタとして、ゲーム課金の出資者を募るのであれば、camp-rire じゃないよね。

逆に、ニンテンドーやカプコムなど、日本のゲームメーカーが参入しないこの手のスマホ・ゲーム系の世界が存在するのだけれど、前澤友作氏やエイベックスの松浦会長など、この手のストラテジ系のゲーム・サーバーを使った遊びへの投資にも力を入れると面白いかもね。

ラストウォー:サバイバルの5月期の決算240億円を考えれば、ゲーム内に市場が作れるレベルの投資金額が集まっている。

元々、実際に商品が介在しないものにお金を投じるゲーム・プレイヤーがこれだけ居るのだから、コンテンツの内容に合わせて、実際に広告商品を買うとゲーム・ポイントをプレゼントするという内容のサーバーとかあったら、利用者がもっと増えると思う。

日本人の平均課金が月額3,000円程度、これは商品が虚無の絵やアバターに価値がない事を理解してるからだろう。

また、PvPと呼ばれるプレイヤー対プレイヤーの対決、PvEと呼ばれるプレイヤー対コンピュータの対決の両方の使い分けが出来て、スポンサー企業が協賛して商品の購入者にゲーム・ポイントを提供するという趣旨のゲームであれば、今後、面白い市場になると思うんだけどね。

600万円も使った中華系の人達、実際には、ゲーム開発者のメンバーなんだろうけど、日本でもこの手のゲームを開発する能力はあるので、後は、社会問題にならないよう企業と協賛するという、新しい分野の開拓が必要なのだと思った。


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