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商品を作る前に知っておきたい!最初から爆速に売上を上げるための戦略的マーケティング

2020年、コロナ禍で、家にいる時間が増えて、
正直暇だった。
仕事もどうなるか不安になって、
何かしなきゃ!と思ったのはいいとして、
なぜか、副業でいきなりブランドを作ることにした。

熱い想い、強い理想、自分にはできる、
だって私は、ライターだったし、
広告もいっぱい作ってきたもん!
いい商品も売れる商品もいっぱい見てきた経験がある!
そんなことを思って最初に作った商品は、
だだすべりしてしまった。

理由は、マーケティングをちゃんと知らずに商品を作ったから。

子供がお店屋さんごっこを始めるような気楽さと、
自分は何でもわかっているという謎の自信、
この商品は、めちゃめちゃいい商品だ!という想い。

売り方、人の動かし方、集客からクロージングまでなんて、
商品が良ければ関係ない!
みんな、これほしいよね?とさえ思っていた。

要は、マーケティングを完全に舐めていた。

マーケティングを学んで、戦略的に販売を始めたら、
同じ商品でも、売上は少しずつ上がっていった。

そして、半月かけて、マーケティングを取り入れて新しく作った商品は、
いきなり320%売上が上がった。

商品を作って売るには、

1、継続力
2、いい商品
3、マーケティング戦略

の3つが必ずセットで必要だ。
どれだけ、私が「これ、すごくいい商品です」と熱い想いで叫んでも、
他人は、「買います」とはならない。
絶対に、だ。

売るためのマーケティングから考えると、
ブランド運営は、
商品を作ることから、ではないのです。
商品を作る前から始まっていて、そして、決まっているのです。

要は、「ペルソナに見せると、すぐに売れてしまう」ような商品を作る、ということ。

個人でブランドを始める人は、
熱い気持ち、自分の商品への強い愛情、気高い志を持って
航海に出ます。

でも、
ルフィは海で迷わずに航海できたでしょうか?
ナミに会うまでは、大変だったはずです。

商品を売るためのマーケティング。
それは、航海士の知識を持つこと。

それさえ知ってしまえば、
売り上げを伸ばすことができます。

ペルソナを知る。


商品をペルソナに見せたら即決する。

どうしたら、そんな商品を作れるのか。
それは、ペルソナを知ることです。
どんな人で、どんな悩みを持っていて、どんなふうに解決して、
どうなりたいのか。

そのペルソナの悩みをドンピシャに解決する商品を作れば、
絶対に、即決してくれます。
売れない、とか、どうしたら売れるの?
という状況になることは絶対にありません。

つまり、戦略的マーケティングの第一歩は、
ペルソナを設定して、ペルソナを知ること。

えーそんなことより、
早く商品作って、早くショップ作って、早く売りてー。

と思いましたか?
実は先日、ECショップオーナー界隈の飲み会で、
これからブランドを作ってECを始める、
という23歳の男性とお話ししました。
「商品作るか、コンテンツ作るか、どっち先にやったらいいか悩んでます」と相談されました。

マーケのことを少しだけお話ししましたが、
ピンときていないのはよくわかりました。
だって、1年半前の私がそうだったから。

私なんて、コンサルまでお願いして、
ペルソナペルソナって散々言われても
聞いてるふりしつつ、
心の中は、そんなことしなくても私にはできる、
という謎の自信に満ち溢れていました。
そして、適当にこなしてやり過ごしていました。

結局、このペルソナが
どれだけ大切かは、売り始めてからしか理解できなかったのです。

結果、私は、商品をリニューアルさせなくてはならなくなりました。
そして、このリニューアルのせいで、
お金と時間を2倍以上、無駄にしました。
投資金額を8ヶ月で回収する予定だったのに、12ヶ月かかりました。

しなくてもいい失敗、回り道でした。
なので、このnoteを読んでいる人には、
ぜひマーケティングを学んで、
そして、ペルソナを考えてから商品を作って
マーケットに航海に出てほしいのです。

1)マーケットイン


マーケットイン、マーケットアウト
という言葉を聞いたことがあると思います。

マーケットアウトのいい例は、iphoneです。
今まで世の中にないもの、
だけど、誰もが絶対欲しいと思うような
世の中のゲームチェンジャーなもの。

マーケットインは、すでに世の中にあって、
めちゃめちゃ売れているものを真似て作ることです。
少し言い方が乱暴ですが、
まぁそんな感じです。
そういうスマホ、いっぱいありますよね。
それです。

マーケットインのデメリットは、
レッドオーシャンの可能性が高いこと、
先行者利益が得られないこと、です。

それだけに、マーケットインに大切なのは、
市場リサーチと、
どうして売れているのか。
人はどうしてオリジナルの方じゃなくて、それを買うのか。
それをリサーチします。
そして、売る商品を決めます。

私には、作りたい商品がある!
好きじゃなければ、意味がない。

と思いましたか?

この問いは、1年半前の私に聞きたい問いです。

みなさんも、もし、上のような疑問を持ったならば、
ぜひ考えてみてくださいね。

「作りたい商品は、まだ世の中にはないものですか?」
「世の中にない理由はなぜですか?」
「人はそれを欲しいと思っていないのではないですか?」

「世の中にある商品ですか?」
「その中で、その商品を選んでもらう理由があれば、
絶対売れると思いませんか?」

「その「好き」は、ペルソナも絶対に好きですか?」
「ペルソナに売れない時に、投資資金は損切りになってもハッピーですか?」
「それは、ビジネスですか?アーティスト活動ですか?」

もちろん、どんな答えでも、
それがハッピーならば、何もいうことはありません。
その道を突き進むのも、自由です。

ただ、ここでは、「売るための型」=マーケティングをお伝えしますね。

2)ペルソナとは

これから商品を作って、販売していくために、
マーケットインするので、
どんな人が、どうして、その商品を買うのか、
をリサーチする必要があります。

そのために、「ペルソナ」を設定します。
そう、もう気づいていますよね。で
ペルソナとは、自分の商品を買ってくれる1人のお客さまのことです。

このペルソナ設定が、のちのち、
ショップづくり、商品づくり、コピーづくり、広告づくり、SNS…
とビジネスの全てに関わってきます。
つまり、売り上げに直結します。

なので、ペルソナは、ざっくりとした人物像ではなく、
必ずその商品見れば買ってくれる、そんな一人の人を想定します。

たった一人の最初のお客様をリアルに詳細に設定するほど、
買ってくれる確率が高くなります。

ざっくりペルソナ例
→30代、女性、会社員、既婚、子供あり、マンション住み

マーケ的に正解なペルソナ例
→32歳、女性、元港区女子、メーカー広報10年目、転職なし、27歳で結婚、夫はバーで知り合った住友商事、29歳で出産、3歳の子供(男児)、武蔵小杉のタワマン25階2LDKに住んでいる

と、こんな感じです。

ちなみにペルソナはのちのち少しずつ修正しても構いません。
そしてなぜか一生懸命設定したペルソナじゃない人が、
最初のお客様になることもあります。
なので、あまり悩んだり考え込んだりせず、
ドラマの登場人物を考えるように、
思い切りめちゃめちゃ細かくてリアルな
想定ペルソナを作り出してください。

ペルソナを想定したら、
次はそのペルソナの悩みを書き出します。
100個書き出す、というのが一般的です。

リサーチは、例えばその想定ペルソナが見るSNS、雑誌、メディア、
書籍、yahoo知恵袋などから拾ってきて、
スプレッドシートにまとめていきます。

これ2022年12月からは、ある程度まで、chatGPTでできます。
ご存じのとおり、やはりまだ絶妙に浅いので、
完成させるのは、自分自身ですが、
めちゃめちゃ時短になるので、
ぜひ活用してみてくださいね。

プロンプトは下記のような感じです。

「あなたは、◯◯のブランドのマーケティング担当です。
商品を開発するため、明日の会議用に、悩みをリサーチしています。
32歳女性(以下ペルソナ)の◯◯の悩みを100個箇条書きで教えてください」

「(ペルソナ)に向けた◯◯(例スキンケア)商品を開発しています。
ペルソナの悩みを100個箇条書きで教えてください」

「あなたは、スキンケアブランドのオーナーです。
◯◯系のクリームを使う女性の想定ペルソナを細かく考えてください」

出してくれた悩みや、ペルソナを、
さらに深掘りして聞いていくと、
それなりに尖ってきます。
もっといいプロンプトもあると思いますので、
ぜひ、それを活用ください。

ペルソナができたら、GDTです。
これもまた、売上の全てに直結する大切なマーケ視点です。

GDTについては、次回にお話ししますね。

最後まで長文を読んでいただき、どうもありがとうございました。




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