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【介護✕心】「余裕のある自分」でいて

2023.5.20.Sat.

親を介護施設に預けていると、
旅行していても、友達や大切な人と会っていても、美味しいものを食べていても、
「自分こんなことしてていいのか」と罪悪感のようなものを常に感じる。
預けて、ある程度、仕事する時間や休息する時間が取れても、
いつ急変やケガで呼び出されるかもしれない、
この仕事が終わるまで、この予定が終わるまで、
どうか何もないように…と祈る。

と、やはり、とくに精神的に解放されない人が多いです。
何かあると体力的にも消耗されます。

施設で介護士さんたちが、あの親の面倒を診ていてくれるのに、
仕事や育児ならまだしも、余暇を楽しんでいいのか?
私も思ってしまうことあります。
でも、介護士さんたちにもきっと休暇はあります。
親が介護状態になったからといって、余暇も休息もない人生を送らなければいけないということはないのです。

このような心の状態を続けていると、いずれ精神的に支障をきたす人もいます。
介護は、10年超続くこともあるのです。

休むときはゆっくり休み、楽しむときは思いっきり楽しむ。
しっかり仕事をする、
自分は介護が必要にならないように体のメンテナンスをする、
必要な事態になった時は、やるべき範囲でできるだけでいい、
余暇で充電して心に余裕のある自分で親のために時間を使う。

時間に余裕ができたときでいいので、親と話に施設に行く。
家で自分で面倒を診ている人は、尚更、自分をいたわってください。
事情があって介護サービスを受けられないのなら、
地域包括センターなどに相談してください。
何か糸口があるかもしれません。
例え遠方でも家族に頼ってみてください、
介護をしている友人がいたら相談してみてください。

運よく今介護していない人は、介護している人が、
「親の面倒も見ないで遊んでいる」などと思わないでください。
彼、彼女が辛い時、話を聞いてあげてください。

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